↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら幻想郷の神様でした  作者: 内田
第1章 幻想郷の神様でした
1/4

転生したら神様でした

はじめまして内田です。今日から「転生したら幻想郷の神様でした」を連載していきます。受験勉強で毎日投稿はできませんが、温かい目で見守って頂けると幸いです。

 不治の病。絶対に治らない病気。僕はそんな病気にかかっていた。余命はあと数日。家族はもう諦めている。見捨てられたのだ。


 もうすぐ終わるのになぜ延命するのか分からない。希望もないのに。絶望という感情すら消えているのに。


───ようやく…


 誰かの声が聞こえる。聞き馴染みのない声だ。いよいよ幻聴まで聞こえてきたのだろうか。なら、本当に命が尽きるのだろう。


「ようやく見つけました。」


 僕はそっと目を閉じる。異様に眠いのだ。このまま眠って、終わりにしようと思った。


───雪……さ…


「雪さん。」


 いい加減眠らせてくれよ。と思いつつも僕はまた目を開ける。するとそこには見知らぬ女性が立っていた。幻覚を疑った。いよいよ末期だな。


「雪さん。我らが神様。あなたを待っておりました。」


 何を言っているんだ。神様?そんなのいるはずないだろ?居たとしたら僕を助けてくれよ。


「さぁ、行きましょう。幻想郷のみんなが待っていますよ。」



───神様…起きて…


 僕は目が覚めた。しかしそこは病室ではなかった。


「和室…?」


 僕の家に少し似ていた。でもなぜか安心する。心地が良い。


ガシャン!


 食器が割れるような音が鳴り響く。音のした方を向くとそこには巫女服の女性が立っていた。


 僕は首を傾げた。すると巫女服の女性はいきなり抱き着いてきた。


「良かった…目を…覚ましてくれて…神様…」


 これは走馬灯なのだろうか。しかしこんな記憶ない。なら死後の世界?だとしたら体の感覚があるのはなぜだろう。


「あの…君は…」


 僕は少し考えた結果、彼女に聞いてみることにした。


「私は博麗霊夢です。ここは幻想郷。神様を幸せにする場所です。」


 僕を幸せに?どういう事だ。それに幻想郷というのは聞いたことがない。建物的には僕の故郷と同じだ。でもどこか違う。


「ごめん。僕を幸せにするってどういう事?」


「そうよね。いきなりじゃ分からないわよね…」


 彼女はそう呟くと、正座をし、こちらに真剣な表情を向けてくる。


「ここは幻想郷。外の世界で忘れられた人がやってくる場所。そして、あなたは元はここの神様だった。でも、呪いを受け転生した。そして、あなたは再びこの場所へ戻ってきた。」


 流石に信じられなかった。そんなおとぎ話のような事が実際に起きるとは…


「少しづつ慣れたらいいわ。今はゆっくりしてて。」


 彼女は落ち着いたのか口調が変わった。そして僕を布団に寝かせ、部屋から出ていった。


 もし本当にここがそんな世界なら、例え夢だとしても、幸せになりたい。やりたい事を沢山やってみたい。僕はそう思った。

面白かったという方はぜひ、お気に入り登録とブックマークよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。