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静時の流れ - 潮騒の誓約  作者: Minateru
始まり – 試練を越える

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46/89

試される本質

陽の光がだんだん高い枝の陰に隠れていく

影が長く伸びて、緑の芝生の上に

薬莢があちこちに散らばって

茶色の道が長く伸び、周りを切り裂くように

タタタタ…

「おーい!」レンが手を振って近づき、口に笑みを浮かべて

「今まで俺がいってる間に何か面白いこと起きた?」

「あるわけないだろ?」シラカワが腕を組んで見て

「お前、上がったの数分だけじゃん。」

ポリポリ…

「好奇心ちょっとだけだって!」レンが頭をかき、唇に笑みを広げて

「でもさ、さっきのやつどうだった?」

「印象あった?」

「俺はちょっとやりすぎだと思うけど。」シラカワが目を細めて見て

「もうあんな協力した後なのに…」

「まさかお前らまだそのクセ直ってないって言うなよ?」

あはは…

「…」レンが目を閉じ、体が固まり、口元に笑みが残ったまま

はああ…

「転校したっていうのにまだ…」シラカワが顔に手を当て、頭を低くする

「まあ俺のことはいいや。」レンが視線を練習場に向け、手を顎に当てる

「もうハルの番だろ?」

「ハルとシノミどんな連携すんだろ?」

「前の街の頃から二人結構いい感じだったよな…」

すっ…

「小林さん…」アヤノが練習グループの方を指して

「何だこれ!!」レンが頭を抱え、目を見開く

「これで大丈夫なのか分かんねえな…」シラカワが目を細め、まぶたを下げる

………………………………………………………………………………………………………………

練習場の真ん中、各グループの間で

視線が周りを回り

それぞれの間に響き渡る音

……

がしっ!

「お前何考えてんだよ!」少女が俺の肩を掴み、顔を歪めて

「そんな武器で何ができるってんだ!」

「なんで普通にみんなみたいに選ばねえんだ?」

「目ぇ開けろよ!」少女が列の方を見て

「こんなバカがこれ選ぶわけねえだろ!」

「でかくて重くて何の役にも立たねえ。」

ぎゅっ…

「期待に沿えなくてすまない…」俺の手が石の鎌を強く握り、目を見開く

「でもこれが俺の選択だ。」

「これで俺は落ち着く。」

はぁ…

「マジで救いようねえな!」少女が手を横に振り、目を少し開いて

「結局また全部私が背負うしかねえのか。」

「名誉に思って俺の荷物持ちやってくれよ!」

「感謝しろよ、使えねえ奴。」

「…」俺の視線が練習場に向き、唇を閉じる

「これで少しはマシだろ?」少女が唇を歪めて笑う

……

すっ…すっ…

「詩の女神よ、早く教えてくれ!」男がシノミの周りを走り回って

「名前は?」

「趣味は?」

「好きな食べ物は?」

「好きなブランドある?」

「花が好き? それとも電子機器?」

「番号交換しようぜ?」

「よかったら一緒に写真撮ろう!」

ぎゅっ…

「…」シノミが弓を強く握り、視線を何度も逸らす

「ほらほら、そんな緊張すんなよ!」男がシノミの前に立って

「このテストくらい何でもねえって!」

「俺が勝利への道を開いてやるよ。」

「心配すんな!」男が腰を低くし、手で口を覆って

「今日の結果がどんなにクソでも…」

「明日の点数は俺が保証する…」

「全部お前と俺のためだ。」

……………………………………………………….

「最後のグループ準備完了…」遠くの机から声が響く

「開始!」

……………………………..

ザッザッザッ…

土埃があちこちに広がり

若草が今、地面に横たわり

視線がまっすぐ前へ

ギィン…ギィン…

鉄の鎧に凹みがくっきり

黒焦げの跡が周りを覆い

爪が列に向かって真っ直ぐ

キィンッ…カンッ…

火花があちこちに散り

金色の光が列から放たれ

目を細め、歯を食いしばり

武器を振り、標的に突っ込む

……

バキ…バキ…バキ…

牙の爪が俺に一直線

汗が服に染みて滴り

痛みが全身に広がり

俺は目を必死に開き、両手で鎌を握りしめる

はぁ…はぁ…

「…」顔を暗く伏せ、視線を標的に必死に上げる

ゴッ!

「マジで使えねえな!」少女が俺の背中を叩いて

「誰がそんな重い武器持てってんだよ?」

「見てみろよ、何もできてねえじゃん!」

「早く立てよ、道開けろ!」少女が標的を見て

「こんなに多いのに私が核ぶっ壊せねえだろ!」

ぐっ…

「…」俺は体を曲げて鎌を持ち上げ、足を必死に踏ん張る

……

ビュンッ!

「…」シノミが目を細め、標的を見て、弦を放つ

さわさわ…

「完璧な一発だ。」男がシノミの肩に触りながら

「やっぱりお前みたいな才能ある奴じゃないと無理だよ。」

「でもそんな頑張らなくていいって。」

「俺と一緒にリラックスしてりゃいい。」

「全部うまくいくから。」

バシッ!

「もう邪魔すんな!」シノミが男の手を振り払い、睨み返す

「見てわかんねえの? 忙しいんだよ。」

「でもお前もうそんな頑張らなくていいって?」男が首を傾げ、唇を歪めて

「俺のそばでリラックスしてれば十分だろ!」

「あそこもう埋まってる!」シノミが練習場に顔を向けて

「その妄想捨てろよ!」

「そうか?」男が顔を近づけて

「でもあいつに俺にあるもの何があるんだ?」

「金? 地位? 名声?」

「それとも…」男が髪を後ろに流して

「見た目?」

………………………

遠く、日陰に覆われた机のところで

バンッ!

「ふざけすぎだろ!」ハガネハラが椅子を強く叩く

「どこだと思ってこんな真似してんだよ!」

「中佐…」女性が練習場に視線を向けて

「もしかして長い間離れてたせいかもですよ?」

「ただ…」

………

コツッ…コツッ…

「そんな行動を正当化する必要なんかない!」ハガネハラが睨み、練習場へ進む

「軍隊にそんな概念ねえ!」

「ここに立ってるくせにその態度…」

ビシッ…

「…ダイヤでも金でも、俺たちは…」ハガネハラが高く手を上げる

……

ギュイイイン…

周囲の金属が震え

砲身が急に巨大になり

金色の光があちこちを照らし

機関銃の銃口が練習場に向く

……

バッ!

「いらん!」ハガネハラが顎を上げ、目を細め、手を強く振り下ろす

………………………………………………………………………………………………………………

ドドドドドドッ!!

回転が連続して回り

火花があちこちに散り

薬莢が練習場を埋め尽くし

白い煙が長く伸びる

ババババッ!!

土煙の柱があちこちに突き刺さり

煙と埃が練習場を覆い

大きな穴が芝生に連なる

ドタドタドタッ!!

人々が四方八方に散らばり

手に持ってた武器があちこちに落ち

視線が練習場の外へ

響き渡る音が至る所に

「何が起きてんだよ!」

「一体何で…」

「こんなんじゃ誰も立ってられねえ!」

………

ガバッ!

周囲の人々が一斉に立ち上がり

体が固まり、目を見開き

唇が震え続ける

「何だこれ…」シラカワが後ずさり

「何で…あいつらが…」

「これマズいぞ。」アヤノが列を見て

「このままじゃ…」

「…」レンが周りを見回す

……

タッタッタッ…

「…」レンが遠くの倉庫に向かって走り出す

「小林さん!?」アヤノが手を伸ばして

「どこ行くんですか?」

「すぐ分かるから!」レンが振り返って

「ちょっと時間くれ!」

……

ガサッ…ガサッ…

「…」シラカワが周りを必死に探す

「シラカワさん?」アヤノが手を伸ばし、首を傾げて

「俺たちもこう突っ立ってるわけにはいかねえ!」シラカワがアヤノを振り返る

「うん!」アヤノが頷き、机の方を見る

………………………………………………………………………………………………………………

黄褐色に変わる空気の中

厚い煙と埃が視界を塞ぎ

あちこちから響く音

そしてまばらになっていく人影

「こんなところで死ぬ場所じゃねえよ俺は!」

「使えねえ仲間にもうこんな茶番まで…」

「どけ!」

「てめえらみたいなクズが先に行く資格ねえ!」

ゲホッ…ゲホッ…

「…」俺は顔を伏せ、鎌を握りしめ、背中を曲げる

ハァッ…ハァッ…

「シノミ…あいつ…どうなってる…」俺は目を細め、周りを見る

「俺も…早く…」

……

タタッ…タッ…タタタッ!!

煙の中で、光が通り過ぎ

一人の影が俺の前で方向を変え

金色の光の中で体を何度も回す

ズリッ…ズリッ…

「あそこに…誰か…いる…?」俺は鎌を引き、目を細め、唇を噛む

「もしかして…あそこが…出口…」

…………

俺の足跡が一直線に伸び

埃が薄れていく先

見覚えのある緑の髪が現れ

弓を手に、視線を何度も動かす

……

「し…の…み…」俺の目を見開き、唇が震える

「ハル?」シノミが首を傾げて

「なんで…まだここに…?」

「何が…起きた…」

「話すと…長い…」俺は微笑み、目を閉じる

「お前は…どうした…」

「迷っちゃった!」シノミが笑って、手を後ろに回す

「じゃあ…一緒に行こうか…」俺は手を伸ばす

「もちろん…」シノミが俺に手を伸ばす

………

ザシュッ!!

煙が何方向にも裂け

白い影が俺たちに向かって突進

赤い光と白い爪

……

スルルッ…スルルッ…

「…」俺の手のひらに感覚が走り、鎌から糸が伸び

頭の中に声が響く

グオオオオオオッ!!!

「俺の宝に触れるんじゃねえ!」巨大な牙と巨大な顔が現れる

……

ガキィィンッ!!

風向きが変わり

埃が巻き上がり

火花が連続して散り

標的の体が鎌の上に完全に横たわる

……

「ハル…」シノミが俺に手を伸ばし、目を丸く

「お前…だったのか…?」

ピトッ…ピトッ…

糸が俺の顔からゆっくり離れ

体が軽くなり

視線がシノミの方へ

唇が動き、言葉を紡ぐ

「なるほど、お前がそいつか。」目の前がすべて緑に染まる

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