意志は嵐の中に
ゴロゴロ…ゴォォォン…
ドドーン!バリバリッ!
フーーッ…ビュウッ!
空、真っ黒な雲で埋まる! 冷たい風、ヒューヒュー吹く!
「どうした、人間共!?」
「さっきの傲慢、どこ行った!?」
グオォッ!
….
俺の体、ガチッ凍る! 全身動かねえ! 目だけ、水怪をガン見!
バシュッ!
「全員、早く逃げろ!」 クロガネさん、一瞬の迷いもねえ、水怪に突っ込む!
他の連中もドドド追いかける! でも、俺たち三人、動けねえ!
…..
「全軍、散開!」
「目と胴を狙え!」 クロガネさんの声、バーン響く!
ビュンッ!
その瞬間、イカ、触手ブンッ! クロガネさんグループにガッ!
ドゴォッ!ギャッ!グワッ!
黒い影、イカの攻撃でブッ飛ぶ! 地面、ボコボコ穴だらけ!
土ガラガラ、煙モクモク! そしたら、そこから血、ジワジワ流れ出す!
…
ドゴッ!
「こんな技で俺を止められると思うな!」 クロガネさん、ガンガン水怪に突進!
その背中に、同じシンボルの連中! クロガネさんのガントレットと同じ、星、翼、円!
ドゴッ!ドゴッ!ドゴッ!
でも、その力の前、次々ブッ倒れる!
….
「戸上様!」 コウカさん、俺の肩ポン!
「戸上様、田中さん、小林さん、今すぐ逃げなきゃ!」
「でも…でも…でも…」
「議論してる場合じゃねえ! 超ヤバいんだ!」
「クロガネさんたちがどれだけ時間稼げるか分かんねえ! Aegis来るまで!」
「でも、みんなくそくらえで置いてくわけにいかねえ!」
「ハル、その通り! これで何かできるかも!」 蓮、胸ドン!
「ここに残って何!?」
「戸上様、Forroxの力、まだちょっとしか使えてねえのに、疲れ果て! 誰を救うんだ!?」
「小林さん、操縦始めたばっかで、何できんだよ!?」
………………..
…………………
「やってみねえと分かんねえだろ!」 蓮、マシンガーッと水怪に突進!
「蓮!?」
「二人、早く逃げろ! 小林さん、俺が連れてく!」 コウカさん、バチッ蓮の後追い!
…
結局…俺…今何できんだ!?
……………..
結局…こんな俺…何すりゃいいんだ!?
………………………..
無意識に、俺の目、手に持つ剣へ!
剣に映る俺、クソ弱え!
でも、映る顔、シノミの方へ! 俺の目、ついそっち見る!
「シノミ?」
…
「やめて…」
「止まって…」
「こんなことに…なるはずじゃ…」
「全部…ただの誤解なのに…」 シノミ、頭抱えて、目ウルウル!
俺、肩に手伸ばす、でもその肩、ガタガタ震える、周り見えてねえ!
……..
俺、剣ギュッ! 鉄紺の光、今までで一番ギラギラ! 歯ギリギリ! そしたら、
ドタドタッ!
俺、シノミの横スッ抜けて、水怪にダッシュ!
「シノミ、ごめん。でも、ここから逃げて。」
…………
ハルの影、シノミの前スーッ! シノミ、目パッ開いて、口ポカン、手グイッ伸ばす!
コテッ…
「ハル…お前もか…」 シノミ、地面にガクッ、弓パタン落ちる!
「俺…何すりゃいいんだ…?」
「俺…どっち側に立てばいいんだ…?」
シノミ、頭ギュッ抱えて、顔地面、耳塞いで、世界シャットアウト!
でも、その瞬間、シノミの目、瓦礫の髪留めにチラッ!
そしたら、あの日の記憶がバチッ蘇る!
シノミの手、髪留めにソロリ、無意識に弓にカチッ!
…
「またアイツを失うつもりか?」
……
「何度失敗したんだ?」
……
「お前が…俺たちが…アイツを選ばなかったからだ…」
シノミ、戦場をジーッ!
「今…お前どうすんだ…?」
「俺…俺…俺…」
…
「俺はアイツを選ぶ!」
「ハルを選ぶ!」 シノミ、弓ギュッ! 緑の光がビカッ! 戦場ダッシュ!
…………….
ガガガッ…
バババッ!ズドドドッ!
「どうだ、クソイカ!」
「俺の力、ビビったか!?」 蓮、弾ガンガン水怪に!
「小林さん、すぐ止まって戻れ!」
「悪い、星間さん、今戻れねえ! 俺、いい感じじゃん?」
「分かってる、でもそのマシン、こんなデカい水怪用じゃねえ!」
「何だよ、星間さん、見ろよ…」
グワッ!ドゴッ!
「何!?」
「離せ、クソデカタコヤキ!」
ギギギ…ギギギ…ギギギ…
…
コックピット、ギュウギュウ狭まる! 機能全部死に!
ズシーン!
バキッ!
「離せよ…タコヤキ野郎!」 蓮、ボタンバシバシ、コックピットガンガン!
「離せ…離せ…」
「頼むから…離してくれ…」
赤い警告灯の中、
拳ヨロヨロ、
蓮の体、ガタガタ、目下向く!
….
「ヤバい! 小林さん、持ちこたえろ!」
「今助ける!」
ガタンッ!
「悪い、今遊ぶ時間ねえ。」
「残念だな、鉄クズ。聞きたいこと山ほどあんだよ。」
「今回逃さねえぞ。」
……
ドタッ…ドタッ…
何!? 何だこの状況!?
クロガネさんグループ、触手とドタバタ!
俺、助けなきゃ!
…
ビシッ!ガキッ!ジャキッ!
俺の足、ピタッ! 目、遠くに!
星間さん…黒鎧とバチバチ!
前の記憶、ドバッ蘇る!
「マズい、星間さん助けなきゃ!」
…
キィィッ!
「蓮!!!」 俺、目パッ! 音の方向!
蓮のマシン、イカの触手にギュウッ!
助けなきゃ!
でも…俺…どうすりゃ…
ポタッ…
ポタポタ…ポタポタ…
マシンから液体ドロドロ!
俺、剣ギュッ! 歯ギリギリ! でも、体動かねえ!
何もしねえと…蓮が…
ぎゃああっ!
…
いつの間にか、俺、触手に突っ込んでた!
迷いゼロ! 剣ギュッ! 鉄紺の光、戦場ビカビカ!
ザシュッ!
何!? 今の!?
俺、空中!
触手、ブッ飛んだ!
パリンッ!
剣…粉々!
……
「ありえねえ!」 黒鎧、ガチッ固まる!
「人間如きがそんなこと!?」
「戸上様ならできる!」
「悪い、お前と遊ぶ時間ねえ。」 コウカ、チャンスでハルと蓮にダッシュ!
「てめえ…」
シュッ!
「また誰だ!?」
瓦礫から、シノミ、ジワッ現れる! 弓ギュッ、黒鎧にビシッ!
「小姐!!!」
「何やってんだ!?」
「軍を退け!」 シノミ、キリッ目!
「ありえねえ…絶対誤解だ…」
「お前がそんなことするはずねえ!」
「人間のせい…アイツが洗脳した…」 黒鎧、手バタバタ!
「違う、早崎。私の選択だ。」
「アイツを選んだ!」
「でも…その人間に何の価値が!?」
「お前には分かんねえ!」
「退け、早崎!」
「無理だ。」 黒鎧、拳ギュッ!
「こんな小姐、絶対従わねえ!」
「俺が洗脳解く!」
シノミ、弓ビーン! 黒鎧・早崎、槍グイッ!
ビリビリッ!ビリビリッ!
でも、二人、武器パタン落とす! 頭抱えて、フラフラ!
「まさか…」
「なんで今そいつが…!?」
…..
グキッ!
「蓮、大丈夫か!? もう平気だ!」
「ハル? ハル!!!」 蓮、ガバッ抱きつく、目ウルウル!
「二人、早く逃げろ。戸上様、小林さん、もう戦えねえ。」 コウカさん、キリッ目!
「私がアイツを連れてく、星間さんは…」
ビリビリッ!
「星間さん…二本の刀…電気がバチバチ…」
俺の目、無意識にクロガネさんグループへ!
武器からビリビリ雷! みんな、頭抱えて、のたうち回る!
「何!? 何だこれ!?」
「ヤバい、早く逃げろ!」
「でも、みんな…」
「俺たち置いとけ! 早く行け!!」
ギュルルッ!
俺たちの目、デカイカに!
変だ…クロガネさんたち無視! 触手、逆方向にグイグイ!
ドゴッ!
ズゴッ!ズゴッ!
…
ズゴッ!
触手一個じゃねえ、ゴッソリ裂ける! 目の前!
そしたら、イカ、逃げモード!
墨スプレー、向こう側モヤモヤ! 全部見えねえ!
ポツッ…ポツッ…
パラパラッ…
ザーッ!
ドドドッ!
雨キター! 黒い霧、スーッ消える!
最初に見えた、緑の光柱、空中に!
ドッ…ドッ…ドッ…
目の前、バカでかい怪物! 肌から岩ボコボコ! 緑の雷、体ビリビリ走る!
ドォン…ドォン…
ヴォオオオオオ!!
…………………………………………………………………………………………………
ブォォォン!ゴォォォ…




