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静時の流れ - 潮騒の誓約  作者: Minateru
残響の果てに

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1/35

深海の夢

プクッ…

ブクブクブクッ…ブクブクッ…

またあの夢か

何回目だよ……

……何回目だよ……

俺……また……この夢を……

この景色を……見てんだ……

深い青い海に沈んで……でもめちゃくちゃ温かい……

まるで……まるで……腕に抱かれてるみたいに……

そして優しい声が響く……

「今度こそ……二人は離れない。」

「今度こそ……私は、もうあなたから離れない。」

………………………….

パチン…パチン…パチン…

「オーーーイ!!!!」

「オーーーーーーーーーーーーイ!!!!!!!!」

「聞いてんのかよ!?」

真夏のギラギラした日差しの中……汗で全身びしょびしょの空気……

パチパチ鳴る指の音に、俺の目がハッと開く……

「ハル、さっきから俺の話聞いてた?」

「ごめん!……もう一回言ってくれない……レン?」俺はまだ目がくっついたまま、頭を軽く掻く

「もうお前ってヤツは……」レンが腕を組む

「だから言っただろーが!!」

「これから近くのスーパー行かなきゃなんだけど、一緒に来ねぇ?」

ふぁ…

「俺が……スーパー……?」俺は軽く手で口を覆う

はぁ…

「マジで最近お前ふわふわしてるよな」レンが目を細めて頭を掻く

「タカナちゃんと付き合い始めてから変な感じになってんぞ!」

「まさかまたラピスみたいなあの瞳のこと考えてんじゃねーよな!」って言いながらニヤニヤ笑う

「ち、違うって……ただ……」俺は両手をバタバタ振って顔が熱くなる

「まぁいいや」レンが真正面から俺を見る

「で、行くのか?」

「ウン!俺も行こうと思ってた!」

「妹に頼まれてんだ!」

「圭ちゃんか?お前ほんと妹溺愛だよな!」

「じゃあ決まり!放課後、校門で」レンは教室のドアに向かいながら後ろに手を振る

……………….

ガラァンッ!

教室のドアが勢いよく開き、握りこぶしをギュッと握った別の影が飛び込んでくる

そして視線がぶつかり……レンが数秒フリーズ……

「レン、これどういうことよ?」石川さんが答案用紙を突きつける

「ネネ……落ち着けって……ゆっくり話せば……」レンがジリジリ後ずさる

「話す?」

クシャッ!

「いつまで言い訳すんのよ!?」答案用紙がぐしゃっと丸められる

タッタッタッ…タッタッタッ…

そして絶望した獲物みたいに、レンが一目散に俺の方へ

ドス…ドス…ドス…

「レン!!!!そこに立って!!」ネネが猛ダッシュで追いかける

「今日こそ宿題終わらせなかったら部活なんて夢のまた夢だからね!!」

ギュッ…

「ハル……助けて……」レンが俺の後ろに隠れて肩を掴む

「……宿題なんてイヤだ……」

ガンッ!!

「レン、出てきなさいよ!!」ネネが両手を机にドカン

「大人しく勉強するなら優しくしてあげるけど……」

バキッ…バキッ…

石川さんの指が一本ずつ鳴って、教室中の空気がピタッと止まる

「……そうじゃなきゃ……」石川さんの目が鋭くなって小さな光がチカッ

「また何やらかしたんだよ?」俺は軽く首だけ振り返る

「ハル……助けて……怖い……」

「勉強……怖い……」レンが俺の背中に顔を埋める

……

ドンッ!

「まだ出てこないの!?」石川さんが右手で机を軽く叩く

教室中の沈黙と視線の中……

「付きっきりで教えてるのって……ほんと……大変ですよね?」俺は軽く掌を見せる

「その気持ち、わかります……」

はぁ〜…

「ほんとだよ、あいつって……」石川さんが片手で鼻梁押さえて目を閉じ、軽く首振る

「なんであんな鈍感なヤツが生まれてきたのか理解不能!」石川さんが顔上げて弾丸みたいな目

「奨学金じゃなきゃこんな運動バカに時間使わないのに」

「別に断ってもいいのに、もうネネは点数余裕だろ……」俺は頭を掻く

「ダメよ!!」石川さんが拳を握る

「だってハルは大変なのに……」

「勉強も家のことも両立してるのに……」

「それなのにFクラスの遅れまくりなあいつまで面倒見てんだもん!」石川さんがレンを指差す

「でも俺別に負担じゃ……」

「ダメ!!」石川さんが俺をまっすぐ見る

「奨学金譲ってくれたのもハルだし……」

「勉強も教えてくれたし……」

「せめてこれくらいはさせて!」ネネが俺に微笑む

コツン!

「それに交換留学前にみんなで約束したこと忘れた?」石川さんが指で俺の額をコツン

「一人で抱え込まないで!俺たちここにいるんだから」

トンッ!

「そうだよハル」レンが立ち上がって俺の肩をポン

「もう二度とお前が倒れるとこ見たくねぇんだよ」

「じゃあ……」俺は拳を握る

「石川さん……お願いがある!」

「何?言え!できることならやる!」石川さんが腕を組む

「今日だけレンを許してくれない?」

ふあぁ…

「やっぱりハルは優しいよね……」ネネが目を細めてレンを見る

「でも……」

「十神さん、私が助けるのとこいつを許すのは別問題よ」

「わかってる、でも放課後俺と約束あるんだ」

「もう一回考えてくれない?」

Hmmmmmm…

石川さんが顎に手を当てて考える……

俺の後ろから首がガクガク激しく縦に振られる……

ふふふっ…

「いいわ!今日は許してあげる……」石川さんが口元に手を当てる

後ろのヤツの目が閉じかけ、手が緩み、肩がストン……

「でも!!」石川さんが急にレンの袖をギュッ

「今すぐこの宿題全部終わらせること!!」まだインクも乾いてないプリントの束を俺の前に突き出す

「ハル……助けて……俺まだ……」レンが石川さんの腕を振りほどこうとしつつ俺に手を伸ばす

「……地獄はまだ早い……若すぎる……」

「じゃあ急ぎましょうか?」石川さんがレンを出口へズルズル

ギュッギュッ…ギュッギュッ…

「ハル……助け……help……」レンの両手がドアを必死に掴む

「がんばってねー!」俺は笑顔で手を振る

「ウラギリモノーーー!!」

騒ぎの元が去ると視線が元に戻り、俺は教室のドアへ

「もう一人誘ってこよ、もっと楽しくなるし!」頬を赤くしながら微笑む

……………………………………………………………………………………………………..

ちゃぷちゃぷ…ちゃぷちゃぷ…

水面が波立ち、水滴がピチャピチャ弾ける

緑がかった髪をなびかせ、足で水をかき回す少女

……

「やっぱりここにいた、田中さん!暇さえあればプールに忍び込んでるよね?」俺は田中さんに近づく

「だって今日めっちゃ暑いんだもん!」田中さんがこっちを見る

「見て!汗でびしょびしょ!」胸を張って濡れた白シャツを見せつける

「それ……水遊びのせいじゃ……?」俺は顔を逸らして頬が熱くなる

「誰が知ってるって?それに……」

「ここの水めっちゃ気持ちいいよ!ハルも入ってみなよ!」手を差し伸べる

「遠慮……してもいい……?」

「ダメ!入らないなら私ここから動かない!」腕を組んでプイッ

ぼちゃん…

「わかったわかった……」俺は隣に座る

「でもさ……」田中さんが急に顔を近づける

「だから田中さんって呼ぶのやめてって言ったじゃん!」頬がぷくっと膨らみ、丸い目で見つめる

「約束したよね?」

「でも田中さん……」

「ヤダ!」プイッとプール中を見回す

「田中さーん、誰か探してるよー」

……

「じゃあ、汐美……」俺は少し俯く

「うん!汐美ここに!」汐美が一気に飛びついてくる

「これから……暇?」

「暇だよ!」

「じゃあ……一緒に買い物……行かない?」

「大したもんじゃないよ、ただの買い出しだから……」慌てて手を振る

「いいじゃん!」指をピンと立てる

「じゃあ放課後またね!」

「でも……」田中さんが俺を見る

「それだけ?」

「え、だって俺はただ……」少し後ずさる

「他に何か言いたいことない?」汐美が目を丸くして顔を近づける

「ハルだけに……言いたいこととか……」

「えっと……俺はただ……」汐美の手をそっと握る

「今は……こうしてるだけで……」

「手繋ぐだけ?つまんないの……」汐美が天井を見る

「うん、今はこのくらいで……俺には十分だから……」絡めた両手を軽く上げる

「ハルがそう言うなら……待つよ……」ぎゅっと握り返す

「でもあんまり待たせないでね!」

「わかってる……だから……」顔を近づける

「ちゅっ」

「待ってて!今はこれしかできないけど!」ゆっくり顔を離す

「ハル……」汐美の顔が真っ赤、両手で頬押さえて横を向く

「欲しいのはわかってるけど……いきなりはやめてよ……」

「だって汐美が欲しいって言ったから……」俺も真っ赤で手をバタバタ

そして時間は流れ……夏のキラキラした水面の下で……

「キーンコーンカーンコーン」

鐘がまた鳴る

……………………………………………………………………………………………………..

パラ…パラ…

夕陽が窓から差し込み、風に紙がめくれる

「キーンコーンカーンコーン」

チャイムが再び

「もうこんな時間?」川崎先生が腕時計を見る

「じゃあ今日はここまで!」

「ちゃんと復習しなさいよ!」

「はーい!」みんな立ち上がって出口へ

……

トボトボ…トボトボ…

「ハル……ねぇハル……」レンが肩を落として俯く

「さっきのテストどうだった?」

「ちょっとだけできた……」俺は頬を掻く

「レンは?」

はぁ…

「お前さぁ……」レンが顔を上げる

「“ちょっと”って言っときながらいつもトップじゃねぇか……」両手をだらん、唇尖らせ目を細める

「少しぐらい俺に分けてくれりゃ苦労しねぇのに……」

トントン…

「まぁまぁ……」俺はレンの背中をポンポン

「いつものように教えてやるよ」

「マジ!?」レンが顔上げて目を見開く

「断ったことあるか?」

「無理しないよな?」

「大丈夫、普段はこれより多いのもやってるし」

「ったく……」レンが目をこすって立ち上がる

「そこまで言われたら断れねぇよ!」腰に手を当て満面の笑みで出口へダッシュ

…….

出口に馴染みの二人の女子

「遅い!!」石川さんが腰に手を当てドアを塞ぐ

「ごめんネネ!」レンが両手を合わせる

「男同士の話があってさ……」

「女より時間かかってんじゃん……化粧でもしてた?」

「してねぇよ!!」レンが飛びかかる

「でも……」ネネが顎に手を当てる

「こんなに時間かかるなんて……」

「追加で筋トレさせなきゃね?」悪魔の笑み

「ヤメテ!もう十分だよ!!」レンがガクガク震えて連れ下げ

「お願い!このちっぽけな命を哀れんでくれ!!」

……

「ねぇ……」

「田中さん……」俺は汐美の袖を軽く触る

「なんで今日石川さんも来るか知ってる?」小声で囁く

「…」

「田中……さん……」振り向くと

ふくーっ

汐美の頬がぷくっと膨らみ、唇噛んで目を逸らす

「えっと……汐美……」俺は顔を逸らして頭掻く

「汐美だよ!ハル何か用?」キラキラ目で振り向く

「汐美が石川さん誘った?」

ぶんぶん…

「私じゃないよ……」軽く首振る

「あの子も買い物あるって言ってて、私も誘われたから……」

「だから……」二人を指差す

パン!

「そうそう!」汐美が手を叩く

「ネネちゃん……」

「ん?」レンと石川さんがピタッと止まる

「もうすぐタイムセールでしょ?」

石川さんがスマホ出す

「ヤバ!!」ネネがスマホ握りしめる

タッタッタッ…

「急がないと売り切れる!!」足元から煙

ダッシュ!

「おい待てよ!!」レンも煙残して追いかける

「まだ話終わってねぇぞ!!」

「俺たちも行こっか?」俺は汐美に手を差し伸べる

「うん!行こ!」汐美の手がそっと俺の手を握る

……………………………………………………………………………………………………..

チリンチリン…

自動ドアが開き、冷たい風がスーッ

夕焼けに染まる空に白い光

「いらっしゃいませー」ロボットが挨拶

ギュッ…

突然手首をぎゅっと掴まれ、背中にぴったり

「どうした汐美?」

「汐美?」

「な……何でもないよ……ハル……」少し顔をしかめてロボットをチラ見

「どこか具合悪い?」顔を近づける

「痛いとこある?」

「違う違う……」小さく首振る

「ちょっと……落ち着かないだけ……」目が細くなってロボットをチラ見

俺もロボを見る……

背筋にゾワッと変な感覚

レンズの奥で……赤い光が一瞬チカッ

「汐美、俺たち……」振り向いた瞬間

………

ガヤガヤ…ガヤガヤ…

肉売り場から爆音と火花

……

「視野狭すぎだろレン……」石川さんが片手腰、もう片方で肉を握りしめる

「明らかに……」

「牛肉の方がいい!!」

「この一枚にどれだけの栄養が詰まってんだよ考えてみろ!!」

「違う違う違う!!レンが首ブンブン、別の肉掲げる

「豚が最強だろーが!!」

「豚は何種類でも作れるんだよ!!」

「某肉みたいに味気なくねぇし……」チラッと石川さんを見る

「ちょっと無知すぎない?レン?」石川さんが顔をグイッ

「栄養が多い方が絶対いいでしょ!!」

「じゃあネネはどうなのよ?」レンが首を伸ばす

「栄養=美味いじゃねぇんだよ!!」

……

ウフフ…

「二人とも……いつもこうだよね」汐美が口元に手を当てクスクス

「いつまでもここにいられないよ!」

「行くよハル!」袖をグイグイ

「ちょ、待って……引っ張らないで……」よろめきながら後を追う

……….

「どれどれ……」リスト見てカートに手を置く

「わかめ、醤油、大根、ちょっと肉……」

「うーん、これでリスト終わりかな!」

「汐美、終わった……」振り向くと

「……まだ……」数秒フリーズ

魚売り場の前で……目がうるうるの汐美

「ごめん……」小さく唇を動かす

トコトコ…トコトコ…

「魚買うの汐美?」手を挙げる

「ハル……」潤んだ目で俺を見る

「違う……」

「違うよ、見ての通りじゃない……」両手バタバタ

「ただ……」両手ぎゅっと握る

「可哀想だなって……」顔を少し俯かせる

「一生懸命海で生きてきて……最後は……」

「誰かの晩ごはんになっちゃうなんて……」唇が震える

「汐美……」俺は手を差し伸べる

ガヤガヤ…ガヤガヤ…

遠くの騒ぎに同時に振り向く

二人がさらに声デカく、顔グイグイ

「汐美……」

「ちょっと……」

「外に出ない?」笑顔で見る

「うん……」小さく頷いてゆっくり歩き出す

……………………………………………………………………………………………………..

街灯が夕焼けに取って代わり、そよ風

汐美はベンチに座って俯いたまま

………

ゴソゴソ…ゴソゴソ…

「汐美……」

「汐美……」

「汐美!!」

「どうしたの……ハル?」顔を上げて唇震わせる

「アイス食べる?」差し出す

「いつ……」

「さっきサッと買っただけ、気にすんな!」笑顔

「じゃあ……」ゆっくり手が伸びる

「……ありがとう」

「汐美……」隣に座り直して見る

「さっき何か嫌なことあった?」

「違うよ、全然!」ブンブン首振る

「ただの……考えすぎ……」

「俺もよくあるよ!」両手を頭の後ろ

「え?」顔を上げる

「たとえば重力がどう動いてるか知ってたら飛行車作れるのに……とか」

「とかレンがなんで“Fact”をいつも“Fuck”って言い間違えるのか……とか」

クスクス…

「それ全然くだらないじゃないよハル!」アイスを口に運びながら笑う

「そう?俺は結構くだらないと思うけど……」

「毎日聞かされたら恥ずかしいよ、特に英語できる人がいたら……」

「確かに……恥ずかしい……」汐美が微笑む

……

ゴォォ…ゴォォ…

汐美の髪が急にバサバサ、木々がガサガサ

「そろそろ雨かな!」黒い雲を見上げる

「急ごうか」

「雨降ったら面倒だよ!」笑顔

「うん……」手を差し出す

「行こ……」汐美の目が急にガバッ

…………..

パタパタッ…チュンチュン!

ガルルル…バウバウッ!

フーッ!

犬が一斉に吠えまくり……

猫が毛を逆立てて高いとこへ……

鳥がどこへ行けばいいかわからないように乱れ飛ぶ……

パシッ!

「汐美……」すぐ手首を掴む

「急ごう……もしかして……地震……」スーパーへ引く

「ハル……」目が開く

「ソッチ行っちゃダメ!!」汐美が急に強く引いて俺を後ろへ

……

ドガンッ!!

煙がモクモク……ガラス片がフワフワ……

レンガがゴロゴロ……赤い滴が空中にプカプカ

「今……何が……」俺は固まる

煙が晴れると……水に包まれた黒い巨体が現れる

「二人とも……」

「レン!石川さん!?」無意識に瓦礫へ走る

ギュッ!!

「汐美……何して……」振り向くと逆方向に引っ張られてる

「もう時間がない!こっち!!」汐美が瓦礫から遠ざけるように俺を引く

ダダダダッ!!

「でも二人とも……」瓦礫へ手を伸ばす

「ダメ!!」汐美がぎゅっと握り、前だけ見る

「今じゃない!!今じゃない!!」

「ハルを巻き込むわけにはいかない!!」

……………………………………..

ドガンッ!ドガンッ!ドガンッ!

巨大物体が次々街に降り立つ

……

ウーーー!ウーーー!

巨大サイレンが街全体を覆う

ワアアアッ!!キャーッ!キャーッ!

人々がパニックで叫び、街の反対側を見る

ダダダダダッ!!

バンッ!バンッ!バンッ!

金色の光が街の端から放たれ巨体へ

ゴォォォォォッ!!

空が煙で切り裂かれる

ドシンッ!ドシンッ!ドシンッ!

地面が揺れ、巨大メカが突進

ドゴォォン!!

ドカーン!ドカーン!

長い煙柱、巨大な金色の光が空を裂く

煙の中から現れるのは

……巨大な……タコ……

……

タッタッタッ…タッタッタッ…

俺たちは走り続けて……俺の目に近づくものが

バゴォォン!!

横で金色の炎が爆発、レンガがビュンビュン

「うっ……痛っ……」頭を押さえて立ち上がろうとする

「今……何が……」目を開けて周りを見る

「汐美……汐美……どこ……」

ドサッ…

「汐……美……」俺は地面に崩れる

残り火の間で……額から赤がダラダラ

最後に……すぐ近くに立つ人影

「誰……か……」ぼやける視界

「やめて……!」その人は手をバタバタ

「汐……美……?」

「やめて……お願い……」

「やめて……」

「もう……敵じゃ……ないって……信じて……」

「……お前……消えろ……」

空に響く声

そして俺の瞼が完全に閉じる


こんにちは、

自分は新人作者で、ライトノベルを書くのは初めての挑戦です。ワクワクしつつ、ちょっと緊張もしています。チャプ1を読んでくれてありがとう! この物語は自分のオリジナルアイデアで、AIを使って翻訳や文法を滑らかにする手助けをしてもらいました。コメントで感想を教えてくれたら嬉しいし、気が向いたら物語が次にどうなるか予想してみて。皆さんの意見は、書き続ける大きな励みになります。これからも一緒に楽しんでくれたら幸いです! ありがとう!

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