見解と分担
ジャマル、ゼフ、コルト
各々のはパーティーメンバーに事のあらましを説明し
最近の状況や変わったことそして今回の謎について話し合った。
その結果をまた、リーダー同士でまとめこれからどうするか計画を練る事となる。
「俺らの面子は話した結果"精霊使いに何かあったとしか思えない"と言う結論だ、
なんせ、俺らの受け持つ仕事が最近やたら護衛や最近の良くない噂の調査が多かったからなぁ」
「僕たちのパーティーはダンジョンがメインなので、
他の子達に話はしましたが、やはりこれといった原因に繋がりそうな話は上がりませんでした。
ですが、皆思っていた事は一緒のようで最近のダンジョンは荒れていると感じていたようです。
これは僕の憶測ですが、浄化が間に合っていないのではないかと思います。」
「そうか⋯ゼフ、コルトありがとな、
うちの奴らにも確認したし、少し引っかかってた事も確認して来た」
「お前にしては煮え切らん答えだったしなぁ⋯で?
どう結論付けたんだ?」
「異形が現れていると言えばコルトはわかるか?」
「い、異形?!
そ、それは本当なのですか?!」
「あぁ、ここで、嘘言っても仕方ねぇだろ」
この世界では魔物討伐は日常の様にある事だが、
異形は格が違い、討伐が非常に難しい存在である。
通常の魔物の様に現れ討伐したと油断した時
別の物に憑依したり実体がないまま攻撃を仕掛ける
非常に厄介な存在である。
そしてその異形は通常では存在すら怪しまれる存在だった。
「お、お前⋯もしかして⋯」
「あぁ、俺らは最近噂を聞いてから周辺の森や国境を調査してた、ギルドからは森での討伐依頼が多かった。
おそらくゼフが調査に出てるから代わりに俺らが討伐依頼が回ってきてたんだろうが⋯
一見普通の魔物討伐だと思ったら"犠牲者"と思しき人達の無惨な姿や、魔物共の動きが不審だった。」
「⋯つまり僕の憶測である浄化が間に合っていないと言う事に対しての裏付けですね?」
「あぁ、そして可能性として、浄化も出来ていない可能性が出てきている。」
「ジャマル、そりゃ⋯」
「あぁ、ゼフは調査メインだろ?
色々聞いてると思うが、普通"犠牲者"は魔物に襲われても姿が残らない筈だ⋯それが最近残っている
そして異形と異常な動きを見せる魔物個体⋯禁域の森に何かあるのは確かだ。」
「しかし、それなら相当厄介だな⋯」
「タイミング⋯ですか?」
「さすがぁコルトだな、俺ら討伐組とは違って頭が良い」
「揶揄わないでください!」
「わりぁな、でも、ジャマル
それなら精霊使いは後回しで禁域を先に調べた方がいいんじゃねぇか?」
「それが本来の手順だろうと俺も思う⋯が⋯コルト」
「そうですね⋯ゼフさんここは手分けした方がいいかもしれません。」
「あ?どういうこった?」
「ゼフ、最近の噂⋯妙に引っかからねぇか?」
「引っかかる?」
「僕たちはあくまでダンジョンで出た話がメインですが、浄化が間に合わず魔物が溢れているとした場合は
恐らく精霊使い⋯いえ、精霊の集いが何かあったと考えるのが普通でしょう⋯」
「そりゃぁ言われなくても⋯っておい⋯まさか⋯」
「あぁ、ゼフが言った精霊使いに何かあり浄化が間に合ってねぇなら、精霊の集いだけで良かったが、禁域にも異常が出てるとなると各個じゃ間に合わねぇんだよ」
「つまり問題が2つ同時ってことか?!」
「あくまで予想です、ゼフさん⋯最悪2つでは収まらない可能性があります。」
「そりゃぁ⋯一体⋯」
「ゼフ⋯とぼけるなよ⋯最近の依頼はなんだったんだよ」
「⋯噂の原因調査⋯!!」
「あぁ、そういうこった」
「じゃぁ、どうすんだよ!!」
「ジャマルさん、あの方のお力は借りれませんか?」
「ゴードンか?ギルド長が許せば行けると思うぜ?」
「ではゼフさん、道中その噂について僕たちにも共有して頂けませんか?」
「そりゃぁ構わねぇが⋯」
「コルトは2手が最前だと思ってんだよ」
「お前があの森を?!危険過ぎねぇか?!」
「だからゴードンの事聞いてきたんだろ?」
「ええ、ゴードンさんは人間族最強の封印士ですから」
「そんな話俺は知らねぇぞ?」
「隠してるからな、ってもダンジョンマスターにはお見通しだったみたいだが」
「ダンジョンに潜る人であの人を知らないのは新参者か、ほんとにお宝目的の野党ぐらいでしょう⋯」
「そんな凄いならお前⋯」
「いや、ゴードンにも事情があってな…パーティー入りは断られた⋯その代わり色々手伝う事でこっちの手助けもして貰ってる」
あくまでもここの面子だから言える事だ
口は硬く、今の状況も状況だ
そして、意見の出し合った三人はその後もう少し作成会議を初めた。
結果、精霊の集い基精霊使いの状況確認と現状確認を
ゼフ、コルト一行が
禁域にはジャマル一行とゴードンが向かう手筈となった
以上の事柄を三人はギルド長に報告
今回の作戦は極秘事項ではあるが特例な事もあり、
ゴードンの同行も許可をえられた、勿論秘匿を条件に。
そしてこれらは哀に壮絶な結果をもたらす事をジャマルは知らなかった。
危惧しているその他の要因⋯2つ以上の状況悪化を起こした人物⋯
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ゼフ、コルトと別れたジャマルはみんなに作戦や、今の状況を説明し、即座に行動に移した。
そしてそれは遠くから何者かによって観られていた
怪しく光る水晶に映る人影⋯
「何処までも愉快でそして愚かですねぇ人間と言うのは⋯フフフ
それ故に観ていて飽きません、さぁこれからどう転がってくれるのか⋯是非見ものデスね」
「¥&)@:/)((様!!お忙しい中失礼します⋯⋯」
「そうですか、すぐ私も向かいます。
しっかり対処して下さい、ミスは⋯行けませんよ?」
「っは、はい!!」
「無能は人間だけでは無いと言うことですねぇ⋯」
慌ただしく駆け出す男、打って変わって優雅に水晶を除く男
その水晶には先程の人影とは違う人影が映っていた
「忌々しぃあの小娘⋯今度こちらに関わったら容赦なく相手して差し上げましょう⋯」
そう男がい言うが早いか水晶は砕かれた
「早く行かなければ準備に支障が出ると言うもの⋯
サヨウナラ⋯刹那 燈火くん⋯いえ今は⋯⋯⋯でしたね、フフフ」
そう言い残し消えた男
割れた水晶の欠片には人影が⋯
三人のうち1人⋯苦悶に顔を歪ませた哀が映っていた。




