まじかよ
〔空間跳躍〕で来たけど、何だここ?森の中にある道じゃないか。しかも、傾斜がある。ちなみに、ラスタリさんは着いてきていない。ギルドマスターと話していた。テキラスは実家に帰るような足取りで歩いていた。
「ラスタリさんは来ないのですか?」
「師匠に修行をしてもらっている時に色々あったからな。」
「ラスタリさんとテキラスさんはどうゆう関係ですか?」
そう訪ねるとテキラスさんの顔が少し赤くなったような気がした。
まさかね、そんなはず無いと思うけど、
「ラスタリは・・・」
「ラスタリは?」
「ラスタリは俺の・・・」
「彼女ですよね?いやぁまさかと思いましたけどやはりそうですか。テキラスさんに彼女がいるなんて、しかも同じ仲間なんて・・・心配しないでください。僕の世界では、そういうことは沢山あるので。」
テキラスさんの足が止まった。
え、まさか俺地雷踏んだ?
顔はよく見えないけど、あってるのか?でも殺気がヤバイ。
「おい、央、殺されたいか?誤解されたくないから言うけど、ラスタリは俺の家族みたいなもんだ。いや、俺たちのかな。ちなみに付き合ってはないぞ。」
呆れた顔で言っていた。そして一気に殺気が無くなった。
「付き合ってないのかー。」
「何に期待していた?まぁいい。早く行くぞ。」
「は~い」
テキラスさんは足を進めた。
すると、目の前に小さな小屋が見えた。
特に気配が無い。どうゆうことだ?確かここに居るってギルドマスターが言っていたけど。
「テキラスさん、人の気配がしないのですが。」
「師匠のことだ。何かしてくるかもしれない。気を付けろ。」
は?師匠が何かしてくるの?師匠って修行の時は厳しく、それ以外の時は優しいっていうイメージがあるけど、この師匠は違うのか?でも勇者って言っていたけど。
「っ、伏せろ!」
え?急にどうしたんだ?
後ろから殺気は感じない。でも伏せたほうがいい気がする。
俺は、言われたとおり伏せた。瞬間、真上で鉄と鉄が当たる音がした。
「久しぶりだね、テキラス、人をかばうなんて、英雄になってから少し変わったか?」
は?勇者が人を殺しにくるの?おかしくね?勇者って、人々を魔物とかから守る役割じゃないの?
「違う。ギルマスにこいつを師匠の元に届けろって、だから死なれたら困る。それに、師匠だって人殺したら不味いだろ?」
「もし、切っていても治癒魔法で治すがな。ハーハッハ。」
「はぁ。」
あ~まじかよ。あ~やばい。ラスタリさんが来たく無い理由がわかってしまったな。
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投稿ペースを決めました。一ヶ月に一回出せたらいいかな。
ていうか不定期更新だから書かなくてよくねと思ったみかん大好きなやつでした。
コロナにかかるなよ、かかるなよ、絶対にかかるなよ(フリじゃ無いです。)
外出を控えてください。