意外な新作予想
先日、「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」を観にいった。
前評判が高かったのだが、結構楽しめた。何よりアニメのクオリティが予想以上に高いのに、少し驚かされた。
そうなんですよ!
作画と背景のクオリティが、かなり上がっていたんだ。いやー、食わず嫌いは駄目ですな。内容も結構、面白くてもしも藤子・F・不二雄氏が生きていれば、かなり満足するんじゃないだろうか。
そうだよなあ……原作者がいなくなっても、人気のあるマンガは続編が作られるようになったんだなあ。
「クレヨンしんちゃん」もそうだし「サザエさん」も原作者が死んだ後も相変わらず続きが作られている。
「アトム・ビギニング」は手塚治虫の「鉄腕アトム」の前日譚だし、横山光輝の「バビル二世」も新解釈で「バビル二世リターナー」として連載中だ。同じく手塚治虫の「ブラック・ジャック」「三つ目が通る」も別の作者が連載している。ご存知「仮面ライダー」は石ノ森章太郎の遺作だが、すでにシリーズとして相当数が存在する。「009」も新作が作られるそうだし。
まだまだあるぞ!
赤塚不二夫の「おそ松くん」「天才バカボン」「ひみつのアッコちゃん」。もしかしたら「モーレツ! ア太郎」なんかも新作があるかも……。
というわけで原作者が死んだ後でも新作が作られそうなマンガ、アニメを予想しよう!
意外なところで横山光輝の「魔法使いサリー」はどうだ? サリーの新解釈で、パパとママが実は……。かなりダークな世界観でやれば面白そうだ。
石ノ森だったら「幻魔大戦」はどうだろう。
手塚の「火の鳥」の続編、誰か無謀な挑戦をしようとするマンガ家はいるだろうか?
藤子・F・不二雄原作で「海の王子」の新作をやってくれないかなあ。あっ、それなら「オバケのQ太郎」が先か!
水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎」はまだまだ新作がありそうだ。
望月三起也の傑作「秘密探偵JA」。あれはマンガ史に残るスタイリッシュなマンガだ。
えーと、えーと、他に何かあるか。
あったぞ!
前谷惟光の「ロボット三等兵」!
ううっ、ふ、古いっ!




