表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
48/228

SF謎のテクノロジー

 いやー、スマホは便利だ!

 って、以前にも同じ書き出しだけど、まあ我慢して。

 ぼくはスマホの電子書籍を愛読している。

 なんたってスマホの画面を片手で読むだけですむし、どんなに分厚い本でも、スマホなら軽い軽い!

 それに普通だったら絶版で読めなくなる本も、電子書籍化していれば、読めるというのがありがたい。


 今読んでいるのはE・E・スミス著「銀河パトロール隊」。

 何しろ書かれたのが1930年代というから、ほとんど一世紀近く前の作品だ。

 そんな古いSF、面白いかって?

 いーや、本当に面白い!

 絶対、保証付きの面白さ。

 なにしろ「スター・ウォーズ」の元ネタのひとつなんだから、面白いに決まっている!

 とにかく開巻から圧倒的な宇宙戦闘シーンで開幕するし、次から次へと主人公キムボール・キニスンに襲いかかる危機また危機!

 詳しい設定は、本書を読んでほしいが、ただ、今の読者に通じにくいのが、主人公の性格だろう。

 このキムボール・キニスン。とにかくお上品そのもの。一切の欠点がなく、当時の白人男性の理想像ってやつだ。確かに格好いいが、こんなやつが近くにいたら鬱陶しいだろう。

 実はぼくは以前、この作品をダウン・ロードして読み始めたのだが、半分近くまで読み進めて投げ出してしまった。たぶん、そのころのぼくは、この作品を十分楽しめる精神状態になかったのだろう。波長が合わない、ってやつだ。

 が、今はのって楽しんでいる。この分なら、最後まで読み進められるだろう。


 それで本文のタイトル。

「SF謎のテクノロジー」について。

 SF映画ではいろんなメカが登場する。

 宇宙船、ロボット、超兵器。

 あれ、動力源はなんだろう?

 何十年、何百年もほったらかしのメカが、スイッチ一発で何の問題もなく起動する、なんて場面はちょくちょくお目にかかる。そんなに長期間、エネルギーの補充もなしに、どうやって動力源を維持しているんだろうね。

 昔のSFマンガに出てくるロボットは、たいてい小型原子炉を内蔵している、という設定だ。

 原子炉?

 そんなの内蔵して、放射能はどうなの?

 この文章を書くきっかけになったのは、先の「銀河パトロール隊」で主人公のキニスンが、武器の動力を補充するため、バッテリーに充電する、という場面があったからだ。

 バッテリーに充電?

 おいおい、未来でも動力は電気なんかい! といらぬツッコミをしてしまったが、はた、と考えた。

 動力源は謎だが、どうやらメカを作動させるのは電気らしい。

 その電気をどうやって発生させているのか。

 基本は原子力だろう。なんといっても膨大なエネルギーを発生させるのは、原子力以外考えられない。さらには、放射能の問題も解決しているようだ。

 原子力から電気を発生させるのは、今では熱をタービンなどの回転エネルギーに転化して発電機を動かす、あるいは人工衛星などに搭載される、核分裂の熱を「熱電素子」などで電力に変換する方法がある。

 いずれも発生する熱を、電力に変換して利用する方式だ。


 それで妄想する。

 もしも核分裂で発生する放射線、アルファ線、ガンマ線、あるいは中性子線などを直接電力に変換する方法が見つかったら……。

 放射能を一切発生させない、夢のエネルギーじゃないか?

 もしかして「宇宙戦艦ヤマト」に登場する放射能除去装置「コスモ・クリーナー」ってのは、そういった放射線を吸収して別の無害なエネルギーに変換する装置なのかもしれない。

 これ、理論的にどうなんでしょうね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] エネルギー源も謎ですが、「何で出来てるのか」も不思議です。何十万年も前の宇宙船や機械的なシステムが、システム設定すらバグらずに一発起動したりする描写良くありますけど、コンピュータが絶対に劣化…
2020/03/17 22:14 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ