第36話 遂に至るLv100、真化開始!!
固い肉を食べ終わり再び再開する狩り。
一応姉と言う事になったので呼ぶ練習をしていると、
生きてる状態の地竜を引きずってくエイルメント姉さん。地竜の鳴き声が悲鳴に聞こえる…。
エイルメント
「持ってきたぞ!十匹だな!!」
ネメシス
「アレ〜?遅くない愚姉〜?ボクもう十匹持って来たんだけど?」
エイルメント
「、、、ッチ」
既に地竜をとっ捕まえて来ているネメシス姉さんが言う。
地竜が可哀想である。まぁトドメを刺すのが私なんだけどね?しかし初心者のレベル上げに協力する上級者プレイヤーみたいになってるな。
ちなみにアラクネ姉さんは私の進化の為の寝床を造っている。
まぁ進化の時に眠るからね。
(ありがと、お姉ちゃん)
私がそう言うとムフぅと満足そうな二人。
、、、、もはや全ての抵抗が不可能なレベルで攻撃され無抵抗の地竜合計20匹。
チエさんの話だとこの数で足りるとのことなので首めがけて鎌を振り下ろす。
重なった地竜を鎌が唐竹割りに五匹一気に斬り裂く。
せめてもの慈悲だ。一撃で殺してやろう。
『地竜からの恐怖の対象の変更を確認マスターに向けられていますよ?』
…一撃で殺すのやめてやろうかな?
まぁワンパン圏内までHPがお姉ちゃん達に削られてるし無理なんだけどねぇ。
さてとりあえず殺るか。
首と胴体が泣き別れとなった地竜達を見下ろす。
さて
《経験値が一定に達しました。クイーンシヴァマンティスLv99がクイーンシヴァマンティスLv100に到達しました。》
《各種ステータスが向上しました。》
《クイーンシヴァマンティスが"真化"可能です。"真化"しますか?》
来たかLv100、今思えばゴキブリからここまで良く生き残ったな私。
いや、カブトムシを倒した辺りから私めっちゃ強くなってたしそっからは楽だったわ。
アレ?そんな苦労してなくね?アレ〜?
そんな事を思いつつネメシス姉とエイルメント姉さんと一緒にアラクネ姉さんのいる私の真化場所に向かう。
ついでに、チエさ〜ん。真化ってなんですか?私知らないんですけど?進化とは違うの?
『フッフフ。真化とは、いうなれば慣らしに近いものですね。』
ほう。慣らしとな?
『はい。例えるなら、凸凹になっている砂場を平らに慣らすようなものです。この慣らしによって支配領域までの魂の拡張が行われます。耐えてください。』
なるほどねぇ〜。…ん?"耐えてください"?
『はい。耐えてくださいマスター。』
何を?
『真化を』
は?なんかヤバいの?
『はい。魂の拡張を強制的に世界基礎〈システム〉が行います。故に耐えきれなかった魂は拡散し絶命します。ある程度までならエクストラスキル「精神攻撃無効」で防げますが魂攻撃に対しての耐性では無いので素の魂の強度とマスターの"精神力"が試されます。もう一度言います。"耐えてください"』
…。
………。
…………。
聞いて無いわそんな事!!!!
なんじゃそりゃ!!
いきなりそんなヤバい事を言うな!!
『言わなければ何も知らずに魂に干渉されますよ?』
確かにそれは怖いけど!!!
だとしてももっと早く言おうよ!!
『大丈夫じゃないですか?』
何処にそんな根拠があるんじゃ!!
『いや。マスターの記憶を読み漁ってみましたが…』
何してくれてんの君は!!
『私、マスターの魂の一部を吸収していますので。』
そうだったわ!!コイツいきなり初対面の時に進化後そんな事を言ってたわ!!
『それでですね。明らかにイジメにあっているにも関わらず一切気に求めず首謀者を先生の前で殴り病院送りにする精神力と魂の強度なら問題ないかと。』
あぁ〜あったわ〜そんな事。私のスマホを叩き落として謝らなかったから授業中に席立ってタコ殴りにしてたわ〜。
てかやっぱ私イジメられてたのかぁ〜。
『流石に机に落書き、暴言、水を欠ける、クラスからの孤立、個人情報をSNSに書き込みははイジメでは?と言うか流石に言いません?先生か警察に』
それ!よく言うよね〜。知らない奴は、イジメってね〜。色々大人の事情で有耶無耶にされんのよ。
特に自分のクラス、自分の高校でイジメがあったなんて"汚名"どころの騒ぎじゃないからね〜。
本当にクソなのよ。
イジメは始まった時点で加害者有利で始まるからね〜。
イジメを単独でやる奴はそういない。集団でしかできないんだよ。
そしてそういう奴に限って周りに味方が多いからね〜。
ダルいのなんの。
だったら殴るよね〜。
アイツ等から受けたストレスは全部本人達に"痛み"で返す。
まぁコレが出来んのは私みたいなメンタル強い奴か無敵になった人だけだけどね。
『そうですか…。ふっ。 。』
ん?なんか言った?
『なんでもありませんよ?さっさと真化終わらせてしまいましょうメンタルお化けのマスターなら問題ないでしょう。』
そうですか。いきなり興味なくしやがったな。まぁ良いとも私ならばやれる出来る!私は強い!
アラクネ姉さんのいる場所に到着した。コレから真化を始める。
成功か失敗かの二択だ…面白い。
打ち勝ってやろじゃん?
ネメシス
「んじゃ、"真化"頑張ってきなよ。」
エイルメント
「負けるなよ?結構キツイからな!」
アラクネ
「気負けしませんように気合で耐えてください。」
三人の"姉"からの、"真化"経験者の激励も受けた事だし…。
やるか。
《クイーンシヴァマンティスからの"真化"要請を受諾。了承しました。コレよりクイーンシヴァマンティスの"真化"を開始します。》
『…。』
………………………………………………………………
作者メモ 真化と進化の違い
真化と進化、発音が同じでごっちゃになりますよね。
ですが大体は作中で語られた通りですついでに色々解説も添えますね。
真化:世界基礎〈システム〉内の生物が支配者階級に至る為の儀の様なものです。
魂の強制的な拡張が主な目的でありついでに"進化"も行われます。
条件としては、新種の個体。それも支配者と成り得る存在が"真化"の資格を得ます。
進化:世界基礎〈システム〉内でLvが上限に至った存在を"次"の段階に繰り上げる"儀"です。
"進化"を終えた存在には世界基礎〈システム〉から能力{スキル}熟練度を与えられより強靭になります。
経験値:世界基礎〈システム〉内にいる生物が他の生物を殺した際に発生するエネルギー体
殺した存在の存在値や戦闘力、殺傷力、世界ヘの影響力いうなれば"世界での格"を元に世界基礎〈システム〉が褒賞として抽出したエネルギーいうなれば屍です。
ちなみに殺された対象の魂は世界基礎〈システム〉内に囚われます。
格上げ[Lv上げ]:経験値(屍)が一定に達した際に起こる世界基礎〈システム〉内の生物に起こる現象です。
熟練度や"格上げ[Lv上げ]"が一定に達した者は"進化"が行われます。
…神化:他の世界へと干渉が可能となります。神へ至ります。他の世界へと干渉可能です。世界基礎〈システム〉を他の世界へ。種は撒かれます。神は見ています。世界間の争いで勝つのは世界基礎〈私です〉




