第28話 私は自覚してなかっただけで百合の可能性があります
バーン!!
私、羽化!!
いや〜なんか覆われてるなと思ったら蛹か〜。
今回から進化の時には蛹になるのかな?
いや〜まずはアラクネさんに進化の報告と場所を貸してくれたことへの感謝を伝えなければなるまい。
さて行きますっ
「お?君が新しい魔蟲族の子?」
ん?どちら様?私が下を向くとそこには紫髪の少女がいた。
歳はだいたい小学5、6年生ぐらいかな?
ポニーテールかぁ、私は前世では髪引っ張られるから嫌だったのもあって結ばずそのままだったからなぁ。
まぁ両腕がもうガッツリ甲殻で形成されているし多分この子…アラクネさんと同じ魔蟲族の支配者階級だよね?
鋼でしょ多分、ゴキのときその系譜でしたよね?
あれ?てことは私の祖先?
「アレ?聞こえて無い?お〜い。」
(あ、はい新種の)
アレ今の私って種族名何?
チエさ〜ん
〘現在の種族名/クイーンシヴァマンティス です。〙
シヴァ?!!
え、シヴァ?!!
インド神話の破壊神のあのシヴァを名前に関してるの私?!!!
おっ落ち着けとりあえず種族名を言わなければ。
ちなみに今の種族名聞きは思考超加速内でやってたからだいたい0.1秒にも満たないのでほぼ待たせてないよ。
(クイーンシヴァマンティスです。)
「なるほどね〜。まぁもう一段階進化するとしてそれまで仮でシヴァちゃんって呼ぶけど良い?」
(良いですよ。)
「よし。それじぁよろしくね。シヴァちゃん。」
(そういえば貴方は?)
「ん?あぁ名乗ってなかったね、僕は鋼魔蟲族の支配者階級のネメシスビートルだよ。ネメシスって呼んでね。」
ネメシス!!
明らかにヤバそうな種族名だな!!
ネメシスて。
(分かりました。ネメシスさん)
しかしネメシスとは明らかにヤバい種族名だね。
けど正直私の種族名にシヴァという名前が入ってることのほうが驚きだね。
あのシヴァだよ?
多腕の神様だよ?
アレ?
てことは私も腕増えてる?
私は自分の身体を見る。すると体表は若干赤黒い?ホントに若干だけど、なんか血が固まって少し経ったみたいな色味だな。
んで、腕増えてるわ〜。正確に言えば鎌なのだが4本になっている。
まぁでもめちゃくちゃ馴染んでるし別にいいけど。
さて割とここまでネメシスさんと会話が出来てるけど、正直思うところがある。
この子クソタイプかもしれない!!
私、百合ではないよ?
まぁ男好きって訳でもないけど
まずめちゃくちゃこの子戦闘力高いでしょ?
底がしれない実力者だろうし多分アラクネさんと同じ"格"だよ?
でもね、ボクっ娘で見た目ロリっ子で美少女で異形で更にシンプル強者とか属性てんこ盛りか!!
ゲームでも女子中心でキャラデザしてたけど、こういう感じだったぁ!!
ヤバいわ〜。
キャラデザ厨の血が久しぶりに騒いでるわ〜。
色々服着せたいぃ〜!!
アニメでもこういう系の女の子が好きだしね。
アレ?私やっぱ自覚してないだけで百合の可能性ある?
あり得るわ〜。
まぁ良い愛でたい。
この子愛でたい!!
そんな事を思っていると
「ハッハッハー!!ようやく切れたぞ蜘蛛糸!!硬いし伸びるし時間がかかったわ!!」
男勝り系金髪美女来たぁ!!!
え?
なんですか?
背中に翅が生えてるし多分、蜂系か?この感じ
この口調と見た目…。
まさしくオラオラタイプ、ゴリゴリの武闘派だろうね。
「ん?お前が新種か?」
(はい。クイーンシヴァマンティスです。)
慣れました。新種か?って質問にはね!!
フハハハ
私の今世での対応力の高さを舐めるなよ?
「なるほど〜?カマキリ型か。恐らく近接戦主体か?しかし魔法スキルも多いな。」
気づくと私の目の前にその美女はいた。
ッ!!
近っ!!
速っ!!
チエの常時思考超加速補助を受けてる私ですら目で追えない速度だと!!
あと心なしか凄く目がキラキラしているんですが?
オレンジの瞳が輝いてるんですが?!
「シヴァちゃんが困ってるしそろそろ離しな〜。エイルメント〜。」
「なっ!!いや、そうか。悪かった。私は毒魔蟲族支配者階級のエイルメントビーだよろしくな!」
ニッコニコだな、笑顔が眩しい。
その直ぐ後にアラクネさんも出てきて改めて自己紹介をした。
この時私は深く考えていなかったがここに魔蟲族の全系統支配者が揃っていた。
そしてこの出会いが私の運命を大きく変える事になった。
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作者メモ ユニークスキルについて
スキルには階級が存在しています。コモン、エクストラ、ユニーク…まだ上があるかもしれません。
ユニークスキルクラスだと系統が定まり始めます。
思考系、干渉系、自我系、空間系、強化系、大罪系、天使系の7つの系統があります。
この中だと大罪系と天使系がツートップですが所有者が少ないんですよね。
思考系 例は「知恵者」
所有者の思考能力をめちゃ補助出来る事や対象の解析などを行えることが該当条件です。
自我系 例は「知恵者」
自我を保有している事が最大の強みだが、スキルも取得する事が出来る。魂に近しいスキルである事が該当条件です。
干渉系 例は「創造者」
何かしらの制約があれど世界そのものに干渉する力を持っている事が該当条件です。
空間系 例 無し
自分が有利な空間を作る事や時間に干渉する系の力を有している事が該当条件です。
強化系 例 無し
自分や周りの身体能力や魔法などを強化する力を持っている事が該当条件です。
大罪系 例 「強欲者」
七大罪とこの世界特有の七禁忌の名を関してるスキルが該当する。天使系と対を成す十七のみのスキル
天使系 例 無し
七元徳とこの世界特有の七推奨の名を関してるスキルが該当する。大罪系と対を成す十七のみのスキル




