第19話 成長速度が指数関数だぜ!え?私今B級なの?
こっち?
〘はい。〙
ホントにこっち?
〘はい。〙
マジでこっち?
〘うざっ。〙
酷くない?
〘何度も道を聞かれる私の身にもなってください。〙
だって全然付かないじゃん何時間歩いたと思ってんの?
〘25分しか歩いていませんのでさっさと歩いてください。〙
へぇ〜い
私は今、下の階層に行く為に"チエ"に案内されながら移動中だ。
なんで道が分かるのかって?フフッフー教えてあげよう。何故ならスキルポイントを使って感知系スキルを全取得したからだ、おかげでスキルポイントが500も減った。
性格に言えば全取得した感知系スキル達は、「慢心」チートと"チエ"の無理矢理な感知範囲拡張でとんでもない速度でLv10MAXに到達した。
そして全ての感知系スキルが一つに融合しエクストラスキル「全探知Lv1」へと融合進化を果たしたのだよ!!
この全探知がなかなかに凄まじく効果範囲が半径数百メートルに及んでるんだよね。
更に全探知に統合された音波感知ってスキルの効果でだいたいのマッピングを"チエ"がやってるから下の階層までの道が分かるって訳だ。
ハッキリ言わなくてもチート過ぎるのだ全探知のスキル。しかもレベル制だからまだ上がある。
いやぁ成長が楽しみだ。
〘マスター、到着しました。〙
グォオオオオオオオ
おぉ?!なるほど なるほど縦穴かぁ~。下から風が吹き上がって来ているね。
そして高っかいなぁ!!底が見えねぇ!!
とりあえずこの下?
〘その通りです。下層に向かう前に魔法スキルの取得を開始します。〙
魔法スキル?
【ユニークスキル「知恵者」によりスキル「魔増Lv1」「魔力操作Lv1」「水魔法Lv1」「風魔法Lv1」「氷魔法Lv1」「土魔法Lv1」「身体強化魔法Lv1」「状態異常回復魔法Lv1」「HP回復魔法Lv1」「防御壁Lv1」をスキルポイントを使用し取得しますか?】
とんでもない量のスキル取ろうとしてやがる!!こんなに必要なの?
〘早めに取って置いて損はありません。早く私に魔法を使わせてください。〙
本音が出たぞ!!
けどまぁ良いか。んじゃぁ取得して良いよ。私だと上手く扱えなそうだし。
【スキルポイントを消費しスキル「魔増Lv1」「魔力操作Lv1」「水魔法Lv1」「風魔法Lv1」「氷魔法Lv1」「土魔法Lv1」「身体強化魔法Lv1」「状態異常回復魔法Lv1」「HP回復魔法Lv1」「防御壁Lv1」を獲得しました。現在のスキルポイントは25です。】
沢山あったスキルポイントがもう空になっちゃったよ。
はぁ〜。
よしっ!!
行きますか
いざ!!
下層!!
とぅ!!
フン!!ギャリギャリギャリギャリギャリ!!
よっ!!ギャリギャリギャリギャリギャリ!!
はぁ!!ギャリギャリギャリギャリギャリ!!
私は縦穴の壁に鎌を突き立て落下の速度を殺しながら効果していった。
なんだって?翅があるから飛べばいいじゃんって?
下から吹き上げる風で上手く飛べないの!!
と言う訳で下層、第2階層到着
私は迷わず突き進む。チエのおかげで敵の場所がすんなり分かるからだ。場所が分かるって良いよ?
おかげで目の前に現れたデカいネズミ軍団およそ30匹を斬り刻み殲滅更に食べて満腹度回復。
それから次々と狩りまくっていると懐かしの蜂と遭遇した。
ハイポイズンビー《Lv30》存在値801
HP 300/300
MP 700/700
SP 1000/1500
満腹度800/800+1500
平均攻撃能力400
平均防御能力750
平均速度能力1500
平均免疫能力800
平均魔法抵抗460
取得済みスキル
「音速飛行Lv3」「回避Lv9」「速度強化Lv5」「大顎Lv2」「猛毒攻撃Lv10」「猛毒強化Lv9」「強酸攻撃Lv3」「強酸強化Lv2」「射出Lv5」「HP自動回復Lv9」「命中Lv4」「命中補正Lv5」「演算Lv5」「全探知Lv15」「猛毒大耐性Lv6」「魔力操作Lv9」「連携Lv10」
相変わらず殺意マシマシの見た目だなぁ。ざっと35匹か?けど前と一つ違う所があるとすれば私がとんでもない速度で進化を果たしてしまった事だ。
全く恐怖を感じないね。我が鎌のサビにしてくれるわ!!
蜂達は私の動きを予測して攻撃をして来た。
しかし私の速度は脅威の四桁オーバーそう簡単に当たるはずがぁ~痛たたたたたたた!!
その針飛ばしは普通に痛いってぇ!!
オラっオラオラオラオラオラオラオラオラオラオッルゥァァア!!!!
飛んで来る針を鎌で弾き飛ばす。
てか蜂の毒と酸の効果がえげつない 普通に痛い。あと波状攻撃辞めてください。
逃げ道がないです。
《熟練度が一定に達しました。スキル「毒耐性Lv1」を獲得しました。》
《熟練度が一定に達しました。スキル「酸耐性Lv1」を獲得しました。》
状態異常を受けてものの数秒で耐性獲得しましたぁ!!
慢心チート過ぎぃ!!
〔状態異常回復魔法発動中〕〔防御壁発動〕
ズガガガガ
私の目の前に薄い透明な壁が形成される。
チエさん?!
もう少し早く魔法を使いませんか?
〘耐性獲得の為には、受けた方が楽です。〙
なるほどねぇじゃないわ!!
死ぬわ!!
〘そうそう死にませんよ。今の連撃を受けて尚、マスターのHPは100も減っていません。〙
そんなにダメージなかったのかよ!!
いや待て昔の私だったら即死だな。
そいじゃま、攻撃してもよろしいか?蜂達よ 私のターンだ!!
フォン!!
私は防御壁が砕けた瞬間に真っ直ぐ走り通り過ぎざまに二匹を斬り殺した。
フォン!
フォン!
ザシュ!!
ザシュ!!
恐らく私の攻撃速度が早すぎるのだろう。蜂達は成す術なく全滅した。
あっけねぇ〜。
《経験値が一定に達しました。ミニマンティスLv1がミニマンティスLv3になりました。》
《各種ステータスが向上しました。》
レベルが一気に二つも上がったね。
てか"チエ"さっき倒した蜂達のステータス奪えた?
〘はい。防御能力、攻撃能力、速度能力共に1500増加、更にレベルアップにより存在値6000を突破しました。〙
えげつな!!感覚バグりそ〜。てかもうバグってるわ!!
成長速度が早いねぇ。
〘当然です。1Lv上がる毎にステータスは現在の種族でもおよそ1.5倍になりますし、Lvが上がる前に相手のステータスを奪っていますので、奪ったステータスと自分のステータスを合算した状態でLvが上がりましたから。〙
今レベル上がる毎に1.5倍ステータス上がってんのかよ!!そりゃ早いわ!!
てか改めて考えてみたら貪欲と慢心のスキル相性がとんでもねぇ!!
チートだ!チート!!こんな奴誰が勝てんだ!!
〘結構いますよ?現在マスターの存在値は、B級の魔物です。案外勝てる者はいます。〙
こんなチート野郎に勝てる様な奴がいたのかよ
てかB級って私案外魔物としての地位低くない?
〘E級からありますのでそれほど低くもありませんよ。ちなみにB級の魔物は人類では〔将軍級〕に該当します。〙
将軍級?
〘将軍とは、人類の中では英雄とまで呼ばれます。マスターの感覚で言えば、自衛隊程度なら単独で殲滅可能なレベルでしょうか?魔物のB級は人類にとってはその将軍と1000の兵士いてようやく対象可能な存在です。〙
思っていた以上にヤバいな私の階級!!
〘化物ですね。恐ろしいぃ。〙
自分のスキルに怖がられてるんですけど?
〘まぁ私は魔法スキルのレベル上げをしますね。〙
私の周りを魔法が飛び周っている。わぁ〜凄いなぁあの機械音声みたいなレベル上がる毎に教えてくれる言葉が聞こえてこないけど魔法スキルのLvがバンバン上がってラァ。
自分のスキルが魔法を習得して物凄い勢いで成長させてるんですけど?
こうしてB級の魔物の戦闘力を持ち更にえげつない速度で魔法を習得する化物が生まれたのだった。
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作者メモ 魔物と人間の力関係 階級に付いて。
魔物と人間の力関係を分かりやすく記した物が"階級"です。
今回はそんな魔物と人間の階級に付いてご紹介します。
まずは最弱のE級から、人類では〔市民級〕と称されまぁ雑魚ですね。存在値としては100以下の者が該当します。
次にD級、人類では〔兵士級〕ですね。存在値100以上200未満の者が該当します。まぁ才能の無い人間が到達出来る到達点ですね。
どんどこいきましょう。C級、人類では〔団長級〕ここからインフレ開始ですね。存在値200以上1000未満の者が該当します。単体のカブトムシや蜂なんかがこのランク帯です。
次に主人公が該当しているB級、人類では〔将軍級〕ですね。存在値1000以上10万未満の者が該当します。
作中では将軍と兵士1000人いてやっと対象可能と言われていましたが、その程度の戦力で勝てるはずもなしって感じですね。夢見すぎじゃ。
さぁさぁさぁさぁA級、人類では〔国家級〕は化物ですよ。存在値1万以上100万未満の者が該当します。このレベルになると国家災害ですね。国家が滅ぶね楽しいね。
さてこっからは未曾有の存在。S級、人類では〔災害級〕です。存在値100万以上1000万未満の者が該当します。災害と人類からは言われているレベルの存在達ですが、明らかに自然災害超えですね。まぁ基本区別出来ずに死にますし仕方ない。
さてここまでくるとアルファベットでは無くなります。魔王級 人類では勇者級です。
ついにきました!!ファンタジーえげつないレベルの化物共です。ちなみに魔王は複数存在しています。
作中でも名前間違えて出しちゃったんですよねぇ 涙
まぁ切り替えて存在値は1000万以上1億未満が該当します。インフレ半端ねぇ。
更に厄災級や創世級なんかの階級がありめちゃくちゃなインフレ具合です。
以上がこの世界の階級の設定ですね。メモ終了。




