第10話 カブトムシVSゴキブリ戦 パート3
本編に入る前に訂正があります。前話のエピソードタイトルを「第"8"話 カブトムシVSゴキブリ戦勃発!!」としていましたが正しくは「第9話」です。申し訳ございません。
それでは本編お楽しみください!
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っ!!
ここにきて新スキル獲得か?
名前からして思考系のスキルで間違いないと思うけど今はそれどころじゃないのよ、、、、ね!!!!
危ないなぁ?!
貴様の脚での攻撃でも私は死にかけるんだぞこの野郎!!
てかSPの残量を確認している暇がないけど感覚的に残り四分の一ってところだねコレは…マズイな
デバフでジワジワ削っても普通に私のSPがグッバイして私の命もグッバイ・マイ・ライフになってしまうぞ?
かと言っても私の攻撃だとダメージが通らん!!
それは何故か?
私の攻撃力が低いからか?
あのカブトムシの防御力が高いからか?
フッフフ
どっちも…さ!!
どっちものせいで正攻法ではダメージが全く通りません!!
とはいえこのままだと普通にSP切れで失速してお陀仏だしカブトムシの外殻の薄い腹側に潜り込んで攻撃を仕掛けますかね。
では!!
私は逃げている最中に突如Uターンを決めそのまま0を起点に最高潮の速度で走り出した。
名付けるならば【ゴキブリダッシュ】と言ったところか?私はダッシュ状態でカブトムシに突っ込む。
カブトムシはそれに合わせて角を突き立て私目掛けて突進を行う…しかし相手が悪かったね。
挌闘技に置いては、体格の優劣では無く力の優劣でも無くその直前の姿勢で勝敗が分かれることもある。
その直前の姿勢の低さ、相手よりも一段階も二段階も低い姿勢での突進は相手の懐に潜り込む上でもはや無敵なのだよ?テレビで観ただけだけど…多分あってると思うよテレビで観ただけだけど。
ただ今回私はカブトムシの角を最小限のステップで躱しカブトムシの懐に入る事に成功した。
姿勢というか大きさの関係で潜り込む事は用意であった。
そして私からカブトムシの腹に放たれる一撃、、、「大顎Lv1」!!
ガキンっ!!!!
ザリザリザリザリザリザリザリィ゙!!!!
ガァーッ!!!
多少なりともダッシュ状態で大顎ぶち込んだんだ!!
ダメージ入ったろ!!!
あっここで大顎のスキル獲得で私の見た目が少し変わった事を伝えておこう。私の頬に当たる部分から生えた。
そう生えたのだ実際に大顎がっ!
左右に分かれる大きな顎がガッツリとまさか見た目に変化が出るとはねぇ
なのでさっきカブトムシの腹に与えた一撃はガッツリ大顎での切り裂き攻撃なのだ!!
まぁそこまで深くはないだろうけどそれでもダメージは入ったハズだ!!
しっかし甲殻が無い部分でも固いなぁ貴様ぁ?
侍の国、ジャパニーズの血が騒ぐぞ?
死ぬまで今の様に切り刻んでやるよ?
私は日本出身の魂を持ったゴキブリだ!!!
アイ・アム・ジャパニーズ!!!
そう叫びながら、、、実際には叫べないのだがまだ切られてすぐで私に振り返っている最中のカブトムシに突撃した。
後ろ右脚の節、中右脚の節、前脚の付け根この3箇所にダッシュ状態での切り裂きを行った今までで一番手応えのある攻撃だったと思う。
だが流石はカブトムシと言ったところだ。
攻撃されたその直後、私がカブトムシの影から現れたその瞬間に合わせて角で私を地面ごと突き殺そうとして来たのだ。
グッ!
ドゴォォ!!
私は間一髪でそれを回避したしかしそれすら見越していたのだろうか?振り返ると地面に深々と突き刺ったその角は既に地面から"抜かれ"ていた。
ッ!!
フォンという音が私を掠める。
石だ
おそらく角を抜き出した時に地面を抉ったのだろう
その抉られた地面の石が私の右眼スレスレを通過した、、、否。確かに通過はした。だが私の目の前にはまるで散弾銃の様に拡がる石と猛スピードで突っ込んでくる"本弾"が見えていた。
ッ!!
視界に迫る本弾の正体それはカブトムシだ。先程までの速度はないもののそれでも直撃すれば私は即死するだろう。
躱しッ
眼前に迫る無数の石の弾丸を全て躱す事は不可能であったが故に"ある程度"は受ける覚悟を決めた。
そうある程度は、目の前の石の弾丸の事だ。石の弾丸よりも遥かに当たってはいけない本弾たるカブトムシは何がなんでも避ける。
石の弾丸が私に直撃する。痛っっ!!
そして眼前には本弾カブトムシ躱せ躱さなければ死ぬ!!
間一髪躱した、、、ハズだった。
上手く走れない転生直後でも直ぐに走れた私の身体が走れなかったのだ。
カブトムシの攻撃は確かに私に当たっていた。
そして私の脚を3本奪い背中の甲殻と翅の1枚を潰された。
ハハッ一瞬で大ダメージ、、、か。
さてこっからどうやって生き残ろうか、、、。




