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底辺虫系JKの異世界冒険譚  作者: 怠惰な脳筋
第一章 転生胎動編
1/28

第0話 転生したらGでした クソが!!!

 この物語は一人の底辺女子高生 黒沢 陽向(17歳)が異世界であの虫に転生することから始まる。

 あの虫である黒くてカサカサする台所に現れほとんどの人を恐怖のどん底に叩き落とす黒光りするあの虫である。

しかも最底辺であるそんなつくづく運が無い底辺女子高生生 黒沢 陽向(17歳)の史上最大の下剋上物語 

タイトルは底辺虫系JKの異世界冒険譚



________________________


 いっや〜 やらかしたそれしか言う言葉が見つからない

 私はここ十日間、首から下の感覚がないのだ。

 更に言えばどんどん身体が弱っていっている

 …なんで首から下の感覚が無いのに弱っているか分かるかって? 一応心臓は動いてるっぽいからね血液の流れる音でなんとなく分かるってものよ

 そして今私がいるのは病院のベットの上らしい

 この十日間、毎日のようにやっていた女性Vの方の配信をみる事が出来ないから退屈だったが一応耳は聴こえる

 暇過ぎるが、たまに様子見で母親や片手で数えるくらいの友人と医者の方々との会話で今の私の状況が悪い事がわかった。というか最悪だった

 端的に言えば私は植物人間状態ってやつらしい更に余命宣告であとニ日の命らしい

 …なんでこんなに冷静でいられるのかって? 普通にしんどいよ? 動けないもん喋れないし目も見えない退屈よ

 でもさぁ首から下の感覚が無いから痛み感じないのよ それだけは良かった…のか?

 さて何故私がこんな目にあっているのか思い返せば十日前の下校中…

 ヴーヴーとポケットに入れていたスマホから振動が伝わる。

 スマホを開けると推しの配信の通知が届いていた しかしその配信のサムネを見て私は絶望した

 そのサムネは、黒い背景と深刻な表情の推しの姿 更に赤い文字で書かれた[今後の活動内容について]

 この推しが所属している企業から最近引退が続出しておりほとんどが同じ様なサムネだからよく分かる まさか…そんなバカな…

 引退発表…日頃の楽しみが奪われた瞬間だった

 この一年で5人も辞めているのに運営は何をしているのだろうか?バカなのか?ど阿呆なのかな? 

 そもそもこの運営というかこの企業は所属タレントの稼いだ金で成り立っていると言っていいほど他の事業が壊滅的なのだ

 他の事業で金が稼げないんだから主な収入源である所属タレントのメンタルケアや諸々のアシストはするべきだろう 

 てか主な収入源のはずだが何故運営はそれをしないのか?タレントの減少は=収入の減少のはず…と

 この時の私は、推しの引退という絶望、日頃の楽しみが失われた悲しみと虚無感、更に運営ヘの不満でいっぱいだった。

 結果 キィーー ドッシャーーン 辺り一帯に響く嫌な音 身体に走る雷撃が如き激痛と不快感

どうやら私は車に轢かれたらしい 

 推しの引退の事で注意力が落ちていたとはいえ轢かれるとは…

 そして今に至るって訳よ

 即死なら良かったんだけどなぁ

そしてなんなら神様に会って異世界転生して今より遥かに楽して生きたかった…

 残念だ というかどんどん意識が遠く…アっレ?

あと2、日は。、、いはず…そんな早く、ね?

 私の意識は残り2日の寿命を残して途絶えた




 あれからどれくらいの時間が経ったのだろうか?

少しづつ意識が戻ってくる感覚がする

 身体は…動かない残念だ 轢かれたのが実は夢でしたって展開は無さそうだ


…というかここ湿度高くない? 

暑くはないけどジメジメするよ?

エアコンを所望するぞ!!

って感覚が戻ってる?!

久しぶりの周りに周りの気温が分かるぞ!!

けど身体は動かないんだね〜残念

と思っていたら周りでカサカサと音もする 

 まぁ音ならさっきも聴こえてたし別に問題ではない

などと考えていると微妙に腕?が動く

アレ?身体動く?

今、動いたよね?

間違いなく動いたよね?!

てか意識はっきりしてきたし身体の感覚全部戻ってる?!!

そして分かった

なんだ?私今閉じ込められてんの?!

身体は動くけどなんかよく分からない物が纏わり付いている

コレは袋か?やけに固い様な弾力がある様な?

ゴムに近いな多分 車のタイヤみたいな感じ?

と身体が動く範囲で状況把握を行う

そして

ザリュ

とゴムに近いナニカを私の腕が貫通する

破れるじゃん!

私非力なのになんで?経年劣化か?!!

まぁ細かい事は良いか

よっしゃそうと決まれば早くぶち破ってやんよ!!

メリッベリュベリュベリュベリュ

というなぞの音を立てて私に纏わり付くナニカから脱出した

いよっしゃ身体動くって最高だぁー!!

と思っていた矢先

目の前それらは居た昆虫だ

自分と同じぐらいの大きさの

黒く流線的なそのボディ

長い二本の触角

一匹いたら百匹いると思った方が良い虫

ゴキブリだしかも沢山いる!!!

私は虫が特段苦手って訳ではないだが!!

クソキメェ!!!うッオェ 吐き気してきた

てかどんどん黒い楕円形の物から産まれてきているし

ここは地獄か?

そんな事を考えながら後ずさりしようとすると

私が囚われていたであろうゴム性のナニカが今ゴキブリが産まれてきている物によく似ている事に気づく

ありえない

バカな

嘘だっ嘘だ!!嘘だ!!!

だが現実は甘くない視界にはさっきから細長い触角が二本あるし 

首も動かない 

というか無いのだろう

最悪だ

どうやら私は転生したらしい

ゴキブリに、、、

クソが!!!!

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