表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ワールドフレンドウォーズ  作者: 冬こもり
東の頂点を取るまでの道
48/139

空を支配する者たち1

【サイゼンリア飛行場】


《滑走路》


「雀ども!行くぞ!」

「「「YES!マム!」」」

「は~い!」


ロゼッタに指示をして滑走路から教官、教官の母上殿、あたし、泰帆、弥一郎さんの順番で飛び出して行った。

上空に浮かび上がっていると教官からの指示が入った。


『雀ども聞こえるか』

「聞こえているであります」

『こちらも聞こえているであります』

『では指示を伝える。貴様らに今からやって貰うことは自分のマップを見て東の陣営の全ての街を上空から見つけてこの【無線】を使い向こうの指示の元に立ち寄ること。

それが終わったらお前たちが最後に登った山に今度はパートナーと共に登ること今回は雀どもでの助け合いは無し以上だ。何か質問あるか?』

『『「ないであります」』』

『宜しい!始め!!』



それぞれがマップを開きあたしは北に進み泰帆は南に弥一郎さんは西に向かった。



「北のエリアにはまだ行ったこと無いものね…楽しみね!」

「( ・`д・´)」


ロゼッタは容赦なく雪雲に突っ込んで行った…マップを見てみると雪の結晶のマークが刻まれていた。


「良かった…雪ね…あの山に比べたら全然寒くないわね…このまま真っ直ぐ進めば北の街がある……ロゼッタ!この雪雲の中にボスモンスターが居るわよ、警戒して!」

「(;・ω・)」


ロゼッタは雪雲の中でじっとしている。


「……北西の方向から来るわよ」


ダイアモンドダストを纏っている竜はあたしたちの姿をみて静かにこちらを見ている。


「動かないわね……」


何事もなかったかの様に氷のドラゴンにあたしたちの横を通って行った。


「向こうはこちらに興味が湧いてないってことは…こちらより上ってことかしら?」

「(;・ω・)」

「そうね…北の街に急ぎましょう!」



雪雲を抜けるとそこには街らしき場所を見つけた。

街の上に常に雪雲が付いてるわ、ようやく抜けられたと思ったのに…コレがゲームクオリティ…北の街の飛行場にある管制塔に連絡を入れた。


「こちらサイゼンリア飛行場から飛んできました飛行訓練をしている者ですが」

『確認します………あっ…お…ヤチヨさ…教官殿から要請が入ってます。

では滑走路に向かい降りてください。

そして【ノースノエルランド】の飛行場の受付まで来て下さい』

「了解しました」


管制塔から指示が出て滑走路に降りて【ノースノエルランド】の受付まで向かった。



【ノースノエルランド飛行場】


《受付》


「ようこそ【ノースノエルランド】の飛行場へ…IDを確認させていただきました…ブルーフレイムドラコとプレイヤー名いなり様ですね…ご苦労様でした」

「ここの名産を買ったら直ぐに出発しますけど」

「ふふ…試験頑張って下さいね」

「試験?」

「あっ今のは聞かなかったことに…」

「わかりました…?」

「今度はお仲間を連れてゆっくり滞在してくださいね…次はどの方角に向かって行きますか?」

「はい、次は西の方に」

「わかりました連絡を入れておきますね」



北ならでわの買い物が出来た!



【ノースノエルランド】


《上空》


「お土産買ったし次の街に行くわよ」

「(・ω・)」

「西に向かいましょう!」


ビュンビュン進み北の寒さを超えー…


「いなりちゃー」


ビュン!と容赦なく大鷲の子は弥一郎を運んで行った。


「………さてあたし達もどんどん進むわよ!」


西に進んで居るとまだ朝の10時頃なのに西のエリアに入ると夜になっていた。


「あれ?マップにも乗ってるけどまだAMの10時よね?もしかしてここはずっと夜なのかしら?」


また上空のマップにボスモンスターのアイコンが現れた。


「あら…西の空を支配しているのは【ジャック・オー・ランタン】なのね…ステータスを見たいけど…今は教官殿の指示が先ね」


西の夜空には巨大なジャック・オー・ランタンが巨大なランタンを持ち不気味に笑いながら夜空を悠々と浮遊していた。


「ロゼッタあそこの明かりがポツポツとしているのが西の街かしら?もう少し近くに行ってくれる?」

「(^◇^)」


「こちら【ノースノエルランド】からこちらの飛行場に向かって飛行訓練をしている者ですが」

『あっ連絡来てます。ブルーフレイムドラコとプレイヤー名いなり様ですね』

「はい」

『お待ちしていました。ようこそ【ハパンプタウン】へ。

こちら西の管制塔の指示に従い滑走路に向かって下さい』

「了解しました」



西の飛行場の管制塔の指示に従い滑走路に向かって行き【ハパンプタウン】の飛行場に降り立ち飛行場の中に向かい受付を行った。



【ハパンプタウン飛行場】


《受付》


「改めまして、ようこそ【ハパンプタウン】へ」

「少しだけお世話になります」

「ふふ…まさか小学生が来るなんて思っても見なかったわ」

「そうですか?」

「ふふふ…ここは年がら年中ハロウィン気分の街なの…今度はゆっくりしていってね」

「はい」



買い物を終えて【ハパンプタウン】の上空にて。



「ハロウィン気分だから少し怖かったわ…ゾンビの仮装している店主とか居たわよ…」

「(-""-;)」

「気を取り直して次は南よ!」



【ハパンプタウン】でしか買えないアイテムを買って南に向けて直ぐに出発した。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ