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呪い156-パアアン!

男は二人にいる部屋の閉められたドアを蹴り破った。


「大丈夫ですか!」

「助けて! お願い!」


杏奈は涙を流しながら代の無理矢理プレイに抵抗する。

男は怒りに燃えて


「貴様あああ!」

「にゃんだきざまあああ!」


代は女の服を破こうとしたが


「させない!」


そう言って男は杏奈を引っ張り、代を押し退けた。


代はそこまで力が無い為、容易く引き離す事が出来た。


「貴様ああ!」


代は襲い掛かろうとするが、


「させない! 何を考えているんだ!」

「清めを考えているんだ! さっさとその女を渡せ!」


代の言葉に男は


「ふざけるな! そんなのが清めだと! お前の性欲が清めるとは思えん!」


しかし、代は諦めず近くにあったハンマーを持ち


「これでもくらえええ!」


そう言って大きく振りかぶったハンマーを男に向けた。


「ふん!」


しかし、男は見切ったように代のハンマーを避けて腹に一発入れた。


「jふが! あまい!」


代は全く関係なさそうにハンマーをあんなに向けた。


「え……」

「しまった! 危ない!」


杏奈は避けられずにハンマーが当たりそうになった。


パン!


「え……」

「全く……さすがに殺人未遂になる……さすがにこっちにも正当防衛の理由が出来た……」


銃の玉は代の頭に思いっきり当たっていた。

代は血を噴き出しながらその場に倒れた。


「きゃあああああああああああああああああああ!!」


杏奈は悲鳴を上げる。


「全員動くな! 我々は刑事だ! ここに薬物の乱用の疑いがある! 皆取り調べるからな!」


そして、すると男は


「安心して……僕は慶田精義……あの人は中田喜以子です……まさか撃つとは思わなかったけど……もう大丈夫ですよ」


そう言って杏奈の手を取る。


「は……はい……」


そう言って杏奈は気分悪そうにしながら俯く。


「大丈夫ですか……死体を見ないでください」


そう言って精義は死体のいたところを見るが


「あれ! 喜以子先輩!」

「どうした!」


喜以子がそれを見ると同じ反応をする。


「一体なぜ! 頭に当たり血だって……」


そこには血すらなくなっていた。


「これでは解析も出来ない……追え! 教祖を追え!」

「はい!」


精義は外に出ると教祖を追った。


しかし、人混みが多くてどこにいるか分からなかった。


「糞! どこに……うわあ!」

「いった!」


すると一人の少年と当たってしまった。


「いってえなあ! 何すんだ!」

「ごっごめん!」

「たく」


精義は謝罪をするが


「? どこかで?」

「何だよ?」

「いえ! すみません!」


そのまま代は家に帰って行った。


「全く……バレなくて良かったぜ」


男はその言葉に気付くことは無かった。

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