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呪い144-犬たち負ける
「いやああ! ママああ! わんわん馬鹿だねエ!」
「そうねえ、国家の犬共は馬鹿ねえ」
子供は嗤いながら母親と刑務所内を歩き続ける。
「まああんな状態をポリ公共が収められる訳ねエし、軍隊とかならともかく」
「フン、所詮は犬か……サルにも劣る戦力……」
「雉とかの方が寧ろ厄介だからねえ」
そんな会話をしながら刑務所内から現れる
「貴様等! 何者ぶあ!」
警察達の首の骨を折っていく。
「守りもこんなんかよ……犬組織も大変だねエ」
「まあまあ、軽い方がこっちも仕事が捗る」
「やりがいはねえけどねえ」
そんなこんなで、
「あ、牙琉兄! 代君と鉄方君確保してます」
「良し、さっさとここから脱出だ」
「「了解!」」
「代兄! また遊ぼうよ!」
「嫌だよ……お前容赦ねえもん」
「弱い者虐めは鬼の特権だよ」
「えええ……」
そんな会話をしながら二人は皆と共に脱出した。
「桃太郎さん桃太郎さん! お前んとこの犬だけどお! こんなによーわくなりました! へーし折って! 八つ裂きに! 戦力ドンドン削がれてく! 今じゃ鬼のモグラも入ってる!」
子供は機嫌が良さそうに歌いながら刑務所内の脱出をする。




