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ラブレター1

やっと君に会えた。嬉しかったよ!ありがとう。

僕と君は遠く離れて生きている。初めての出逢い、君を知ったのは、偶然、街で君の写真を見かけたことが始まりだった。僕は写真の前で暫く佇み、静かに君を見つめていた。『なんて素敵な女性なんだろう?』と心から思ったよ。

写真の君は正真正銘のプロフェッショナルだった。

でも…、見逃さなかった。君の瞳の中に深い哀しみと寂しさが宿っていることに気付いてしまった。



君は今まで独りぼっちで、ずっと寂しかったんだね。



幼い頃に起きた、悲しい裏切りのために、君はボロボロに傷つけられてしまい、心を閉ざしてしまった。君は自分自身を守り、自分自身を絶望から助け出すために必死に戦ってきた。逆境の中で、良く耐えて頑張ってきたと思う。



もう大丈夫だよ。

僕が君を守る。

ずっと君の側にいるよ。



悔しいほど

時間は過ぎていく。



僕は君に感謝をしているよ。何故なら、君は僕にすべてを与えてくれたから。

『気にしなくて良いよ』と君は微笑んでくれるけど、貰うばかりじゃいけないだろう?恩返しをしたかったんだ。君にポジティブな事を与えたかったんだ。


月曜日に君が、突然、僕の街に来ることになったと聞いた時は、腰を抜かすほど驚いたよ。実は、その話、日曜日の深夜に微睡む中で分かったんだ。


泡くって、


焦って、


オロオロしたさ。


月曜日に久しぶりに君に会えた時は、僕は凄く照れてしまった。顔を見るのが恥ずかしくて、うつ向きがちになってしまったけどさ。


来てくれてどうもありがとう。本当にありがとう。すごく嬉しかったよ!別れ際は心から寂しかったよ。



また、会える日を楽しみに待っています。



それでは、また。お体を大切にしてくださいね。

ありがとうございました!

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