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ブルーの下り坂

僕のことは忘れておくれ

君を傷つけたくなかった

傷つけるつもりはなかった悲しい思いは一時的な事

君には相応しい人が現れる

僕は孤独な男だ


君に愛されて幸せだった

幸せすぎて怖かった


永遠に続く恋だと信じてた泣けるほど君を愛していた深く君だけを愛していたよ二人ともお互いに

嫌いで別れる訳じゃない

これで良かったんだ

別れの挨拶はよそう


午後15時の冬の太陽が

窓ガラス越しに降り注ぐ

埃が舞う風の行方

捨てられた雑誌

転がるペットボトル

鎖に繋がれた犬の悲痛

よろけて歩く猫は鬱気味

鳥の歌声に驚き

家路を急ぐ子供たち

老婆が見上げる薬の広告

ベンチに座り泣いている女


張り裂けた胸を抱きしめてブルーの下り坂

涙が溢れて前が見えずに

ブルーの下り坂


悲しみを隠していこう

苦しみを隠していこう


さようなら僕の愛しい女 ありがとう僕の愛しい女


ありがとう♪

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