表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/175

ファースト・リスポンダー

三つ目の詩です。

風にそよぐ銀の後ろ髪

厳然な野生を生き抜いてきた、

強靭な肉体から情熱が迸る

冷酷な瞳

稼いで

捕った獲物は

最初に女・子供に食わす

彼は狩人

汗まみれになりながら

家族のために奮闘する


丘の上に裸の男

彼は朝からずっと

そこにいる

周りの皆は

見掛ける度に

眉間にシワを寄せて

黙礼してから歩き去る

守り神として崇められている裸の男の銅像

効果はパッとしないが

誰からも愛されている銅像


汚れた世界を

美しい世界に戻すために

自分をよりも世界を輝かしたいとする男

日夜 目を光らせて

力を振り絞って

祈り続ける男の使命


ありがとう

ありがとう

本当にご苦労様


男は寂しいもの

孤独になっても涙を

流せないし

泣くことができない


今すぐに誰かが

やらなければならない!

と言われたなら

男は黙って服を脱いで

ストレッチを始めて

愛する人を思い浮かべて

空に微笑むんだ

自分の顔を何度も叩いて

気持ちを奮い立たせる!!


誰もが諦めて絶望にいても見込みがないと言われても


風の中へ


火の中へ


嵐の中へ


海の中へ


闇の中へ

迷わず飛び込んで

助けにいく


それが男

ありがとうございました♪本日はこれにて終了です!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ