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君を永遠に忘れないよ

あの日から随分と

月日が経ってしまったね

思えばね、長く苦しくて

寂しい時間を重ねてきたよ今となってみたら

祈るような気持ちで毎日を過ごしていた日が多かったような気がしている


思い出すたびに悲しくて

胸が張り裂けそうになり

誰もが君を失った

喪失感と苦悩を抱えて

何とかやっとのことで

今まで生きてきたと言える


君を失ってから

初めて大切だった事に

気付くというのは

あまりにも切なすぎるんだ

ああ、何でこんな事に

なってしまったんだろう?ああ、なぜ君は

今ここにいないんだろう?ああ、これはきっと悪い夢を見ているだけなのさ、と現実から目を逸らしてばかりになっていたよ


もういないのに

輝くばかりの存在感を示していて凄く驚いているんだ波動が増幅しているような気さえもしている


今日も世界の何処かで

聞こえくる愛の歌声に誰かが救われたり助けられたりした人がいるんだと思うと胸が熱くなってしまう


心に響き

寄り添ってくれる

歌に耳をすますと

君に思いを

馳せずにはいられない

涙が止まらなくなる


僕らに贈ってくれた君の美しい歌への御返しがまだ全然出来ていないんだ


借りを借りたままという気がしてならない


僕のできる範囲で

自分に正直に

ささやかだけども

借りや恩返しをしたい


世界が危うくなりかけた時にだけに君を必要とするのはフェアではないよね?

何故なら君は愛の灯火(ともしび)を次の世代へと繋げることをしていたのだからね

応えたいと思っています


ありがとう

本当にありがとう

君を永遠に忘れないよ

ありがとうございました!

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