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寂しい女

夜が迫まる頃、ベンチに座った若い女性の姿が頭に浮かんできたので詩にしてみました。フランス映画のワンシーンをイメージしました。女性の孤独な心理を描いています。

寂しい女がベンチに座り、

ため息を吐いて黄昏ている

仕事が終わり、疲れた体を

休ませたいと思いながら。

秋が深まる前は物悲しい

 

行き交う人は無表情で、

女に気付くことなく、

早足で駆け抜けていく。

女は孤独を噛み締めていた

「誰か私に気付いて」と

思いながら夜に紛れていた

 

悲しくなった女は、

身動き出来ずにいた

「このまま歳を重ねて独りで生きるのかしらね」

女は震える唇に指を当てた

 

女は仕事について考えたが

もう重要な事には思えない

若いお巡りさんが傍に来た

女は立ち上がると、

「道を間違えたかな」と

お巡りさんに言って泣いた

 

読んでくれてありがとうございました!

ある種の出逢い、今は、か細いけれど、めぐり逢いを予感させる詩を書いてみたかったのです。

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