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新たな奴隷

いつもありがとうございます


ストックが凄いスピードで減っています(;´Д`)


色々とありますが、主人公はまだこの世界に来て10日程度しか経っておりません

能力やらなんやらはゆっくりとやっていきますので応援をよろしくお願い致します

俺たちはギルドのカウンター戻ってきた


「すいません、彼女のギルド登録とパーティ登録をお願いします」


「はい、かしこまりました」


受付のお姉さんが彼女のギルドカードを発行する


「はい、これで登録は完了です」


「じゃあ、次はオーク掃討戦の報酬をお願いします」


「わかりました、では戦果をお出しください」

俺はオーク493匹分とオークロードの牙4本、オークキングの牙1本を出した


「え?まさかそれは・・・・オークキングの牙ですかぁ?」


周りがざわついた・・・


「今回のクエストで固有種を倒した方がいると聞いていましたが和弘さんだったとは」


「まあ、相手も油断してたからなんとか倒せましたよ」


「いやいや、何とかなる相手ではないですよ、あれはSランク相当の魔物ですよ、今回の集計で確実に和弘さん達のランクはあがります、今から集計してきますので少々お待ちください」

彼女は奥にいった


「たしかにあいつはやばかったからなぁ、油断してくれて助かったよ」


「和弘様なら当然です」


「私もそう思います」

2人共俺を何だと思ってるのかな?


「今日はこの後、ミュリアの服と装備を買いに行くぞ」


「はい!」


「え?よろしいのですか?」


「ミュリアさん、和弘様にとっては普通なのですよ」

そんなやり取りをしていると、お姉さんが戻ってきた


「こちらが今回の報酬になります、オーク1匹につき銀貨10枚、オークロード1匹につき金貨1枚、オークキングは白銀貨1枚の報酬になります、したがって銀貨30枚、金貨53枚、白銀貨1枚となります、さらに今回固有種討伐の追加ボーナスで白銀貨1枚を追加報酬とせていただき、さらにギルドランクをAランクにアップさせて頂きます」

うわっ、一撃最下層からの飛び級w


「わかりました、ありがとうございます」


「今後は護衛のクエストとかも受けれるようになりますから是非受注をお願いいたします」


護衛か、となると別の町にも行くことがあるな、ランクも上がってレベルも上がってるからそろそろほかの町へ行ってもいいかもしれない


「そうですね、気が向いたらお願いするよ」

そう言い、ギルドを後にした


「さて、まずは飯を食べるか」


「はい!」


「??」

ミュリアもシェリル同様碌にご飯を与えられなかったのだろう、あきらかに年齢と体形が合っていなかった


「シェリルあそこの店でいいよな?」


「あ~、あそこの店ですね、いいと思います」


「????」


あそこの店とはシェリルを買った時に連れて行った店である


「いらっしゃい」


「3名だ」


「こちらの席へどうぞ」

俺の隣へシェリルが座った、ミュリアは立ったままだ


「ミュリアも座りな」


「え?いいのですか?」

このやり取りデジャブるな・・・


「いいから座って」

戸惑いながらミュリア座った


「私もこんな感じだったのですね」


「ミュリア方が素直だと思うぞ」


「和弘様、意地悪です・・・」

ミュリアは俺たちのやり取りを、??って感じで聞いていた


「すみませ~ん」


もちろん頼むのはあのメニューだ


「栄養の高そうなスープとオーク肉のステーキ、サラダ、ミックスジュースを各2つ下さい、シェリルはどうする?」


「私も同じやつにして下さい」


「ごめん、じゃあそれを3つでよろしく!」


「かしこまりました」


「シェリルも同じので良かったのか?」


「はい、私の思い出の味ですから」


「あの~、私も頂いていいのですか?」

するとシェリルが


「和弘様はミュリアさんの為にこの店に来たのですよ、ですから何も気にすることはありません」


「でも・・」


「えーっと、ミュリアはさっきギルド登録をしただろ?」


「はい・・」


「パーティー登録もしたよな?」


「はい・・」


「とゆうこは、俺達と今後一緒に冒険をすることになるんだ、はっきり言うと俺はミュリアを奴隷扱いするつもりはない!同じ仲間として接するつもりだ!」


「え?」


「あいつの処にいた時は碌に食事を貰えなかったのだろう?体が明らかに弱ってるぞ、俺は冒険でミュリアを死なせたくないし、危ない思いはさせたくないんだ、まずはミュリアの体力回復の為にこの店を選んだんだよ、だから遠慮せずにいっぱい食べな」


「は、はい!有難う御座います」

ちょっとは元気が出たな


「お待たせしました」


「おっ、きたきた、ミュリア食べる前いやることがあるからよく見ててな、シェリルやろうか」


「はい!」


「「頂きます!」」


「これは、食材や作ってくれた方に感謝する意味があるんだよ、やってみて」


「い、いただきます」


「うん、ばっちりだね、じゃあ食べよう」

俺たちは一斉に食べ始めた


「旨いな、特にこのスープは野菜のうまみが凝縮されていて飽きがこないな」

前回は食べなかったからな、宿屋並みに旨いぞ


「ええ、私も当時は手が止まらなくなりました」


ミュリアを見ると一心不乱にご飯を食べていた


「おいしいか?」


「あい、おいしいですにゃあ」

流石猫人族、素では語尾ににゃが付くんだな、うんかわいいぞ


「あ、すみません」


「なんであやまるんだ」


「ハルト様がこの汚らわしい言葉を人族の世界では喋るなと言われました、気を付けてはいるのですが感情が高ぶるとどうしても出てしまいます、お耳汚しをして申し訳ありません」

なんだそれは?おいおいおい、猫の獣人が語尾ににゃを付けなかったらステータス激減だぞ!

そんなものは認めんよ俺は


「ミュリアは今の喋り方か素の喋り方どっちが話しやすい?」


「え?そ、それは素の方が喋りやすい・・です」


「じゃあ、これから素の喋り方で喋るように」


「いいのですか?」


「語尾ににゃが付くなんてかわいいじゃないか、制限してる意味がわからんよ」

ちなみにシェリルは兎人族だが語尾にぴょんは付けないらしい、残念だ


「和弘様?何か言いましたか?」


「いいや、何も言ってないよ」

いつか言わせてやろうと思う


「ミュリアわかったね?」


「はい、わかりました・・・にゃ」

まあすぐには無理かもな、おいおい戻っていくだろう

俺達は食事を進めた


「ふぅ、おなかいっぱいだな、2人はまだ食べるか?」


「私はもう十分です」


「あい、お腹いっぱいにゃ」

適応はやっ!


「ミュリア、食べ終わった後も挨拶があるから俺とシェリルをよく見てろよ」


「「ご馳走様でした」」


「はい、やってみ?」


「ごちそうさまでした」


「うん、完璧だよ、じゃあ今度は服屋に行こう」


「はい」


「あい」

「いらっしゃいませ、ようこそお越しくださいました」


俺たちは前回来た服屋に入った


「ああ、今日はこの子の服を世話してやってくれ」


「はい、かしこまりました」


「ニャ?いいのかニャ?」


「ああ、好きなのを3着ほど選んできな」

ミュリアにそう言い、店員に耳打ちする


「あ、あとこの子も獣人だけど俺の大切な人だからよろしく頼むな」


「はい、もちろんです」


「シェリルもついでに服を選んできな」


「よろしいのですか?」


「当たり前じゃないか」


「有難う御座います」

シェリルは嬉しそうに奥へ行った、俺は2人を待っている間に考え事をすることにした


さて、今後の予定として仲間が増えたらそろそろ拠点を考えた方がいいかもしれないな、この調子だとまだ仲間が増える気がするし

護衛のクエストで大きな町に行くようなのがついでだし楽だな

あと、ミュリアの装備も考えないかんな、確か職業は剣士だったなそういえばスキルに双剣術があった、とゆうことは2刀流か、なるほど強力なオフェンスになる、そうなるとフォーメーションの組み直しをしないといかんな、いい機会だし魔法系の技を使えるようにしておこう


「お待たせしました、和弘様」


「お待たせしたニャ」


「よし、全部でいくらだ?」


「銀貨132枚になります」

俺は銀貨を渡し商品を受け取った


「和弘様、お持ちします」


「ご主人様、私が持つニャ」


「いいよ、俺が持つから、次は武具屋にいくぞ」


俺は2人の願いを退け武具屋に向かった



話しが進み始めましたね、そろそろミュリアの閑話も完成したので間に挟んでいきます

メッチャ大変でした('Д')


ミ:わ、妾の出番は・・・・・

主:あと少しお待ち下さいm(_ _)m

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