キャンセルの代償
こんな時期に風邪を引いてしまうと最悪である。ただの風邪なのだが、例の感染症と疑われ数日でも自宅療養になると仕事がアレでアレになって7月の私が死んでしまう。あらゆる手段を講じても明日には回復されなければならない。
さて体調不良というのは誰にでもあるし、それは仕方のないことだと私は思う。誰だって365日健康でいられるわけではないのだから。また体調でなくとも突然に避けれないイベントが発生し、予定を変えざる得ない時もある。
でもそれがお見合いの日と重なってしまったら?
所属する団体にもよると思うが、当日キャンセルは「ペナルティ」が一般的だ。「次は気を付けてくださいね」では済まない。想像して欲しい、高い金を払って参加している婚カツで、休日にわざわざオメカシをして出かけて待ち合わせ場所に早めについて待ってる時に、まだ会ったこともない相手から「ごめんごめん、今日は都合悪くなったからパスで☆」と言われる自分を。
とはいえ体調不良だったり、「そりゃ仕方ないですよね」って理由であれば私は「いえいえ構いませんよー」となる。それで露骨に腹を立てて仲介人に当たる精神状態であれば、婚カツよりも先に心に余裕を持つためにその金で旅行でも行って心穏やかにした方が良い。
前口上が長くなってしまったが、ドタキャンのペナルティは5000円〰1万円の罰則金が発生する。
前所属していた団体が5000円で、今のところは1万円だ。前の団体ではこれが直接相手に支払われた。その金額は月額費に充てられる。初めてこの説明を時に私は「これ、複数回キャンセルされたらむしろ黒字になるんじゃないですか?」と聞いたところ、「はい、そうなりますね〰。月額費を超えた分は逆に振り込みさせて頂きます」とのことだ。
結構な値段だなと思うかもしれないが、よくよく考えると別にそうでもない。準備をして出かけたのに、その1日が無駄になるのだ。準備、行き帰りの移動時間、もろもろの調整時間を考慮すると、婚カツしているような社会人には少し安いくらいではないだろうか。
ちなみに私は当日ではないが、前日キャンセルしたことはある。葬儀が入ってしまったのだ。さすがにそれは相手も仲介人も考慮してくれた。
さて、実はこのペナルティ金額を私は受け取ったことがある。
しかも、同じ相手から2回も。合計1万円だ。実話である。
相手は看護師さんで、キャンセル理由は急な仕事が入ったからだそうだ。仕方のないことだと思うが、しかし、1万円も払うのは凄いなと思う。さすがにキャンセルが続いたために、その人とは結局お見合いをしなかったが、ちょっと会ってみても良かったかなと今では思っている。
(向こうが乗り気でない可能性も高そうだから、こちらから望んでも会えたかはわからないが)
2回目キャンセルの日を今でも覚えている。私は他にも見合いの予定を入れており、時間に余裕をもってスケジュールを組んでいたから、2件目のその方との見合いまで3時間余裕があった。私は難波のゲーセンで麻雀をして時間を潰して「あーそろそろ出るかなー」と思った時に仲介人から電話があったのだ。まあ、仲介人から着信が来た時点で「またキャンセルか」と察したのだけれども。できれば私がゲーセン入る前に連絡が欲しかったものである。
当日キャンセルはその人だけだが、思い返せば前日キャンセルは他に二人にされたことがある。事情があるのだからキャンセルすること自体は私は構わない、が、次に会った時に一言も謝りがない人はさすがに付き合えないと思ったものである。仕事の関係ならまだどうとでも付き合い方を考えるが、人生のパートナーを探している時にそういう人とは私は一緒にはいられない。
私も社会人になって驚いたのだが、約束を守らない際に「事情があるから仕方がないよね」と平然と言ってのける人が多いことだ。私はいかなる事情があったとしても、相手が納得しなければ無意味だと思う。よくあるのが「交通事情で遅れます」「(私以外の)不手際で納期が守れません」だから、「私は悪くないから仕方ないよね」と平然と顔に出す人だ。そんなこと、相手からすれば知ったことではない。そのことにより大きな損益が出る可能性もあるのだから。許すか許さないかはあくまでボールは相手にある、それを勘違いしている人は、仕事においてもプライベートにおいても自分を見つめなおした方がいいだろう。
さて体調不良と言いつつ長々と書いてしまったが、優れない時は休むべきだと思う。
もうここまで読んで頂けた人ならわかると思うが、体調が悪い時はネガティブになってしまうものだ。心に余裕がないから、上記のように書く内容も否定的な言葉が並びやすい。
できる限り、穏やかな心で婚活にも臨んでいきたいものだ。




