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一方その頃、ダンジョンでは

誰かの視点です

短いですので飛ばしても大丈夫ですよ

「で、彼女は行ってしまったのね」


 初心者用ダンジョンであるヨモツ。その最下層、ボス部屋で壁につけられた大きな亀裂を撫でる。


「ええ、話に嘘はなさそうですし。身分も分かっているので問題ないかと思い」


「魔物使いにAランク相当の魔物を召喚され、苦戦の末に上級魔法を放ち。この現状な訳ね・・・」


 ありえない話ではない。事実、Aランクの魔物を一対一で魔法使いがどうにか出来るかと言われれば難しい。それこそ最終手段として上級魔法を使うことはおかしい話ではないのだ。

 しかし、タイミングが気になった。開かずの間とされた部屋が開けられたと記録された日にこの事件。何か関係があるのではないか。

 その魔物使いが開かずの間を開けた張本人の可能性もある・・・いや、荒唐無稽ね。

 その辺りを聞きたくて彼女と会いたかったのだけれど、まあいずれ会えるだろうし。


「しかし、解せませんな」


「この窪みのこと?」


 隠されていたと思われる隠し扉とその中身。仮面の男は一体何を求めこの場所に来たのか。話を聞く限り一般でも中々いないレベルの強さをしていた。

 これで終わるとは思えなかった。


「そうね・・・このダンジョンについての古い記録や文献を漁りなさい。何かしら情報が出てくるかもしれない」


「はっ、すぐに部下に調べさせます」


 そう言って立ち去る男を見つつ彼女は考える。

 もし仮面の男が賢者の一人であるなら・・・戦いは免れないかもしれない。なんらかの目的を持って動いている。その時は、国を挙げての戦いになるだろう。人々を守る為でなく、権力を。そして力を求めての戦いだ。どうせ戦うのであれば守る為に戦いたいものだ。


いずれ、キャラ紹介回でも書いたほうがいいですかね。作中で説明するよりわかりやすいですし楽かもしれないです

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