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俺と! くろの! 我らもとうとう3年生  作者: ぽっち先生/監修俺
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俺と! くろの! 読者は会話を望んでいるコーナー

俺と! くろの! 我もとうとう3年生のコーナーがはじまるよー。

さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろコーナーですが今回のテーマは読み進め易さです。


さて、常日頃ぽっちに地の文をもっと工夫しろと言っておいてなんだが、読者って基本キャラクターのお喋りを読みたがっている気がするんじゃが、世間的にはそこんとこはどうなんじゃ?


くろ様、この会話文だけで地の文の全く無い話を書かせておいて、ぽっち先生にそんな事を言ったんですか?


むっ、この場は我の遊び場である。故に我のやりたいようにやるのじゃ!なので指摘したのは当然他の作品の事である。


あっ、そうだったんですか。くろ様も結構判っていたんですね。でも安心して下さい、ぽっち先生3人称で書いている作品はこれでもかという程、地の文だらけですから。いや、1人称も主人公の言葉で語らせていますけど結局は説明文です。


じゃろ?だからもっと工夫せいっと言ったのじゃ。でもそれは間違いだったのかも知れぬ。特にこの投稿サイトへ作品を読みに来る読者を対象とした場合、とにかく会話がなければ読み進めてくれぬらしいのじゃ。


くろ様、また変なエッセイを読みましたね?でもその推察の通りだとすると私たちの話は100点満点じゃないですか。基本このエッセイって会話率100%ですよ。


いや、どうも会話を「」で囲ってないとここでは会話と見なして貰えぬらしい。


あーっ、確かにそんな気はします。ぽっち先生はなんで括弧なしで書いたんですかね。


めんどうだからじゃな。


なんと言うズボラな理由だよ。そう言えば初期の『俺と! くろの! ぐだぐたよもやま話』は行間を空けることすらしていませんでしたね。


行間はエンターキーの一押しで済むからまだいいが、括弧、特に『』は表示するのが面倒らしい。


重ね重ねのずぼらさ・・、そんなんでよく小説が書けますね。


まっ、手書きに比べたらキーボード入力は新幹線に乗っているようなものじゃからな。それでも未だにブラインドタッチが出来ぬらしい。あやつってやっぱり駄目人間じゃな。


そうゆうくろ様は出来るんですか?確か前は人差し指1本でキーを押していましたよね?


ふっ、我は小説など書かぬからそんなスキルは必要ないのじゃ。我の指は不二の実屋のケーキを摘む為にあるのじゃからなっ!


無理やり会話をケーキに持っていきましたね。はいはい、ちゃんと用意しておきましたよ。


おおっ!まさかの具現化である!これ、少し休憩じゃ。コーラを持て!


駄目です。これは今回の仕事が終わってからのお楽しみと言う事でとって置きましょうね。


ぬーっ、目の前にケーキをぶら下げて仕事を強要するとはお主も一端の経営者になったのぉ。


その例えはちゃんと社員の事を考えて日々苦労なさっている真っ当な経営者に失礼ですよ。


ほほほっ、そんなやつがいるとは思えんがな。まぁよい。とっとと済まそう。で、今回のテーマってなんじゃったかな?


もう忘れたんかいっ!読み進め易さだっ!


ああ、そうじゃった。あっ、いい事を思いついたぞよ。いっその事地の文も「」で囲ってはどうかのぉ。そうすれば読者も会話文だと思って、苦にならずに読み進められるのじゃなかろうか?


なに、目からうろこみたいな表情で言っているんですか。そんなので騙せるのは一時だけで直ぐに離れていきますよ。そもそももぽっち先生の作品はそれ以前に問題があるんですから。


ああっ、内容がのぉ~。まっ、それはどうしようもないから放っておけ。しかし、会話と言っても、どのキャラクターでもよいと言う訳ではあるまい?お留めばあさんと諭吉じいさんの縁側茶飲み会話では、さすがに如何なここに来る読者とて5行も読めば何か違うと感じるはずじゃ。


あーっ、まずはタイトルで釣っておいて、内容がそんなのだったらびっくりしますよね。


いや、内容はこれでもかという程の異世界冒険譚なんじゃがな。


なんでばあさんとじいさんが異世界冒険の話をするんだよっ!しかも縁側で茶をすすりながらっ!


いや、昔話じゃ、若かりし頃を懐かしむ設定である。これなら異世界冒険活劇をじじいどもに語らせられるであろう?


うわっ、くろ様が高等テクニックを覚えたよ!でも、その技法はここでは通用しないんじゃないかな。本当にみなさん、最初の出だしで読み続けるか判断するみたいですから。最初の1話でじいさんとばあさんしか出てこなかったら、大抵の読者は次を読みません。


はははっ、そうか。まっ、それもまた現実じゃな。しかし、日常においては地の文などは存在しない。コミュニケーションは会話オンリーのはずじゃ。そう考えれば、会話だけで物語が進んでゆく方が自然なんじゃないのかのぉ。


読者がそこに、つまり物語の中にいればそうですけど、実際には蚊帳の外です。故にキャラクターたちの周りの状況や過去の出来事を共有できません。それらの情報を補うのが地の文ですよ。つまり説明文。


成程、つまり今我らが会話だけで成立しているのは、この場の情報や、過去の情報が読者には必要ないからか。


そうです。こんなぽっち先生の家の一間を改造した録音スタジオの事なんか読者のみなさんは興味ないです。過去の情報にしたって、くろ様振り返らないですからね。だから同じ失敗を繰り返すんですよ。


あっ、あんなところにくもの巣がある。むーっ、暖かくなったんじゃのぉ。


くろ様、人が注意した先から内輪ネタは止めて下さい。あのくもの巣は去年からずっとあそこにあります。ぽっち先生、掃除しませんから。


掃除かぁ、そう言えばあの本棚も棚の部分に結構な塵が積もっておるな。あやつ、本を読んでおらぬのではないか?


くろ様、一度読んだ本は本棚を飾る為に存在するのです。見てください、あの統一された背表紙の壁を!ラノベではこうはいきませんよ!何たって背表紙にまで絵が描かれているのが殆どですから。統一感がなさ過ぎです。


まっ、それは置いておけ。しかし、我らはふたりじゃから会話のキャッチボールも交互で判りやすいが、3人以上のキャラクターが会話する場合は、誰が喋っているか判らなくならぬか?


あーっ、雑文児童文「11歳少年少女漂流記~僕らの夏休み」ではそんな状況に陥りましたね。


じゃろ?この作品じゃって、最初の1行目はどちらが喋っているのか、時々判らぬ事がある。


くろ様がたまに真っ当な事から言い始めると、そんな状況に陥りますね。


いや、お主の場合だって結構判らん場合があるらしいぞよ。


そうですか?ん~っ、そうゆうのって自分では中々判らないもんですからねぇ。


しかし、小説、特にラノベはやっぱり会話を楽しむものだと思うのじゃ。つまりお喋りじゃな。じゃが、会話の内容が難解では読んでいる方は理解できん。そして内容が判らぬ会話ほど、つまらぬものはない。アイシャなど政治的な会話の場では寝ているからな。


くろ様、別の作品の事は置いといてください。でも会話文だって読者の理解度に合わせなければならないのは判ります。ですがこれに関しては作者のみなさん、自然と書き分けているんじゃないですか?そもそもキャラクターの年齢に合わせた会話をさせているはずなんですから。


それもそうか。じゃから中学生の書く主人公たちは、みな思考や発言がお子ちゃまなのだな。いや、主人公だけでなく大人たちまでそんな感じじゃ。


いいんですよ、くろ様。彼らが書く物語において大人なんかモブなんですから。主人公を引き立たせる為の小道具みたいなもんなんです。彼らにとっては主人公さえ際立ては満足なんです。物語の全ての舞台は主人公の為にあるんですから。でも、それって程度の差はあれど普通の物語でも定石です。別に変なことではありません。


うむっ、じゃがたまにはっちゃけ過ぎて鼻に付く物語もある。あれってわざとなんじゃろうか?


どうですかねぇ、真相は作者のみが知るってとこですか。


おおっ、推理小説みたいじゃ!


-お後がよろしいようで。-

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