俺と! くろの! SFを科学考察してはいけませんコーナー
俺と! くろの! 我もとうとう3年生のコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろコーナーですが今回のテーマはSFの擬似科学です。
お主、知っておったか?SF映画などでは光線銃から発射されたビームはヒュンヒュンと音がするんじゃぞ。でも定番はビビビビーじゃな。
あーっ、くろ様。それは突っ込んじゃ駄目なやつです。映画はあくまで娯楽なんですから観ている方々に判りやすい演出が施されているんですよ。
何を言うかっ!あの音は空気中のH2Oが熱分解して蒸発している音に決まっておろうっ!
くろ様、まぁ、それでもいいですけど一体誰に教えて貰ったんです?まぁ、察しは付きますけど・・。後、H2Oは判りづらいです。水分と言って下さい。
えーっ、H2Oの方がかっこいいであろう?後、情報の出所は勿論ぽっちである。あやつ、嬉々として1時間も説明しおった。まぁ、コーラとケーキを出してきたから話半分で聞いてやったがな。しかし、今から思うと1時間でコーラとケーキでは対価に見合わぬかったかのぉ。
くろ様、ぽっち先生語りたくても聞いてくれる人が周りにいないんですから優しくしてあげて下さい。後、コーラとケーキは対価として十分でしょう?それで納得できないならバイトでもしろ!
あーっ、ぽっちのところに行って来るからなんか漫画を貸してたもれ。そうじゃのぉ、3時間くらい時間を潰してくるから3冊でよいか。
くろ様、ぽっち先生の話を聞く気、まるでないですね。
気にするな、どうせぽっちも我の事を気にするのは最初だけじゃ。興が乗ったら我などそっちのけで喋っておるからな。下手に途中で質問などすると嫌な顔をするほどじゃ。しかも答えられないような質問じゃった場合、あやついきなり黙り込むからな。全く、適当に誤魔化せばよいものを、不器用なやつじゃ。
ぽっち先生それが出来ないんですよ。いや、やろうと思えば幾らでも語れるはずなんですけどね。ほら、世の中には幾らでもあるでしょう?星占いとか、栄養素の効能とか、ヒットラー南米逃亡説とか。
ああっ、あるな。ここのランキングなんぞもその類らしいぞよ。何で日間で数千のポイントが入るのかは我には謎である。作者の方も勿体無いと思っておるであろうな。ああっ、1週間に分けて入れてくれよ~とな。
くろ様、今回はSFについてですから。ランキングの話はしないで下さい。つまんないんで。
おっと、そうであった。しかし、ここに投稿されるSFっていまいちSFっぽくないよのぉ。なんでしゃろう?
時代の流れでしょう。昔はSFって夢の塊でしたから。やっている事は舞台を宇宙に移しただけの人間の物語ですけど、現実における様々な制限が宇宙と言うだけで有耶無耶に出来ますからね。あれ?これって異世界モノにも通じるところがあるな。
はははっ、そうじゃのぉ。SFは少し科学的裏付けを必要とするがファンタジーはそうゆうものだと地の文に書いておけば免罪符になるからな。書く方からすれば楽なジャンルであろう。
くろ様、SFだって結構大変なんですよ?特にハード系は。重力にしろ、慣性にしろ、情報伝達の時間差にしろそりゃ色々地上とは違いますから。本当に現実の物理に基づいた宇宙空間モノなんか、読んでいても間延びし過ぎて間が持ちません。電波を使った交信なんか、300万キロ離れていただけで返事が来るのは早くても20秒後ですから。
はははっ、そうじゃな。そんなのはとてもじゃないが読んでられん。
そこで登場するのがスーパーウェーブなんですよ!SF界におけるご都合主義!なんちゃら技術を使った夢の高速通信です!
あーっ、我はやっぱりワープ技術かのぉ。これさえあればイスカンダルまでひとっ飛びじゃ!
そうですね。でも、それじゃ話がつまらないのでSF作者は制限を掛けるんですよ。そうゆう細かいディティールに凝れば、読者の関心はそっちに向きますから、根本的なワープ原理とかを突っ込まれないんです。
ふむっ、異世界モノにおける魔法と同じじゃな。
後は、宇宙船のデザインですかね。これって海を航行する船をモデルにしているやつと、現実的な宇宙航行を念頭に入れたものに別れます。アニメなんかは判り易さから船を基にしたやつが多いです。
おおっ、大和!宇宙船のくせに船底が丸出しのポンコツ設計船!でもそれでよい!何故ならそれが大和じゃからじゃ!
うわっ、ごり押しだ・・。まっ、いいですけどね。確かに絵で見る宇宙船が潜水艦みたいだと華がありませんし。艦載機だって本当は翼なんか要らないけど、それじゃ観る人がついて来れないしかっこいいと思って貰えません。
うむっ、そもそも宇宙空間で大砲をぶっ放しているくらいなんじゃから細いところを気にしてはいかん!もうひとつのSF大作なんぞ、機関車が宇宙空間を走っているくらいじゃからな。
くろ様、甘いです。アニメや映画になったやつはその程度ですけど、SF小説の中には自転車で月まで行っちゃう話もあるんですよ。初期のSF映画は大砲の弾に乗って月まで飛んでいました。
ん~っ、古きよき時代の古典作品である。もっとも今も大して変わらんがな。ここのテンプレなんぞ、トラックに轢かれて異世界直行じゃからのぉ。あっ、『このすば』は耕運機じゃったか?『Re:ゼロ』はどうやって異世界に行ったのだったかのぉ。ちょっと、度忘れしたぞよ。
えーと、確か駅で切符を買って、何番かホームの壁に突撃していたような?
それって・・、まぁよい。お主も覚えていないのじゃな。もっともSFにおいても宇宙船や異星人は所詮脇役じゃ。物語の中心は常に主人公である。じゃから設定に凝った作品は大抵つまらぬものとなる。ここで言えば、ステータスとかかのぉ。あれってゲームが元となっているからゲームを知っている者はわくわくするかも知れんが、小説としてはそれを主題にするのは面倒じゃろう。
そうですね、判っている人が書けばいい小道具なんでしょうけど、素人はステータスだけに目が向いちゃうんで読者の方にウザがられるんでしょう。
そうは言ってもここの作品は素人の妄想の産物である。書くのは作者の自由じゃ。読むのだって読者の自由じゃからな。批判などせず楽しめばよいだけじゃ。
くろ様、それが出来ないのが人間なんです。
-お後がよろしいようで。-




