物語の出だし
俺と! くろの! 我もとうとう3年生のコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろコーナーですが今回のテーマは物語の出だしです。
さて、今回は小説の書き方講座第11回目である。
くろ様、『素人』と言う言葉が抜けています。
ふふふっ、それはわざとじゃ。巷に氾濫するエロ系AVでは『素人』というタイトルが冠されている作品は、実は素人ではないという噂らしいからな。それに鑑み、勘違いされないように敢えて外したのじゃ。
くろよ、それは深読みし過ぎだ。後、この作品はR-15指定していないんだから下ネタはやめろ。
えーっ、折角童貞少年たち用に厳選して選んでおるのに駄目なのか?
厳選した結果がそんなぬるいネタでは先が見えている。諦めろ。
お主、ちょっとマジじゃな。口調が戻っているぞよ。
あれ?本当だ。あーっ、くろさま~っ!馬鹿なことばかり言っていると本当に馬鹿になりますよ~!うん、戻った。
お主、その確認方法はなんじゃ!我は馬鹿ではないっ!
まっ、その件に関しては水掛け論になりそうなので置いておきましょう。それでは今回のテーマに戻ります。
こやつ、スルーしおった。
さて、たまにエッセイなどで『最初の出だしは面白かったんだけどなぁ』と言う感想を読む事があります。
うむっ、あるな。だが、それはぽっちの作品には当て嵌まらん。あやつの書く物語って最初から最後までつまらんからな。
くろ様、身内に厳しいですね。
大体、あやつはここに作品を読みに来る読者層の嗜好を理解しておらんからな。未だに80年代の流行でテーマやプロットを組み立てておる。今は短小軽薄が最先端じゃ!重々しいストーリーなど誰も望んでおらん。
いや、そこまで重くはないでしょう?十分ライトだと思いますけど?
その認識があまいのじゃ!今はキログラムではなくグラム単位の軽さが必要なのじゃ。酸素ではなく、ヘリウムや水素くらいの比重でなければ上には昇れぬのじゃ!
おっと、まさかここで化学ネタがくろ様から出るとは思いませんでしたよ。
うむっ、アルベールの作品でぽっちが飛行船の浮力材について調べておったからな。我も手伝った。おかげでノーベル賞が貰えるくらいの知識を覚えたぞよ。
へぇー、それはすごいですね。でも今は確かめません。テーマから外れますんで。
何を言うかっ!情報を調べてそれを作品に生かすのも書き方というテーマに合致するであろう!
ええ、それは否定しませんけど、今回は『物語の出だし』がテーマですから。
おっと、そうであった。しかし、出だしかぁ。確かにタイトル、あらすじと続いて読者の興味を誘わねばならぬ大切なところではあるがのぉ。でも、テンプレが流行っているのを見ても判るが、あまり突飛な出だしや、硬苦しい説明などは好かれぬはずじゃ。独特な世界観の作品はその説明から入らねばならぬが、それだと読者を置いてゆきかねんからのぉ。
そうですね、そうゆう意味ではテンプレって便利です。所謂共通認識が出来上がっていますからね。
じゃが、それ故にその後の展開が難しくなるのじゃろうな。作者としてちょっと他と違った色を出したいと思っても、読者がそれを良しとしないのであろう。はははっ、そんなに自分が読みたい展開があるのなら、自分で書けばよいのにな。ここはそうゆう場でもあろう?
挑戦する子もいるんでしょうけど、『言うは易し、やるは難し』です。ぽっち先生だって最初の頃は1千文字くらいで投げ出していたじゃないですか。
あーっ、おった。出だしの出の字くらいで放り出しておったな。
物語ってプロットとかを組み立てておかないと、躓いた時に前に進めなくなって嫌になっちゃうんですよね。まぁ、勢いだけで書ける事もあるでしょうけど、そんなのは稀です。そこら辺が長編って大変だと言われる所以じゃないですか?
そこら辺は真面目な人ほど陥り易いかもしれんな。後は思いいれの強い人とかも悩み出すと答えが出ないかも知れん。ぽっちはその点楽じゃのぉ。一晩寝たら次を書き始めるからのぉ。おかげで書き散らかした出だしのみの作品がハードディスクの何に山積みである。
下手な鉄砲も数撃てば当たるですかね。まぁ、我々は波に乗れて良かったですね。順話とはいえ、ぽっち先生にとっては最初の長編でしたし。こうしてキャラクターとして独立も出来ましたしね。
いや、安心するのはまだ早い。お主は男性キャラだからあまりライバルがいないが、我にはアイシャやメルメルがいるからな。いつ何時下克上を受けるやも知れぬ。
またまたぁ~、彼女たちがくろ様に対抗なんかする訳ないでしょう?彼女たちは真っ当なキャラクターですから、こんなお喋り作品になんか興味は示さないですよ。少なくともレギュラーの座はくろ様で安泰です。
えっ、そう?いや~、参ったのぉ。我ってそんなに人気があるのかのぉ。
おだてると調子に乗るので話題を振り易いんでしょう。何かあっても神さまと言う事で誤魔化せますし。
ぱこんっ!
我はそんなお調子もんではないっ!
あっ、くろ様、ケーキ食べます?
食べりゅ~ぅ!
-お後がよろしいようで。-




