俺と! くろの! 鬱展開はお断り?コーナー
俺と! くろの! 我もとうとう3年生のコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろコーナーですが今回のテーマは鬱展開です。
これお主よ。よくエッセイなどで、この投稿サイトの読者は鬱展開を嫌うと言われておるが、それって普通じゃよな?
ん~っ、普通というか基本娯楽小説で鬱展開ってないんじゃないですか?
いや、多分ここで気にするべきは程度の事だと思うのじゃよ。数値で言うならば普通は5くらいの強度までなら許容できるはずなんじゃが、ここの一部の読者は2くらいの強度でばんざいをしてしまうのではないかな。
ああ、なるほど。確かにそれはありそうです。でもそれは仕方がないんじゃないですか?だってここに異世界ファンタジー作品を読みに来る読者ってお子ちゃまたちでしょう?子供たちって敏感ですからね。本能が避けるんですよ。これは危ないってね。でも段々経験を積んで慣れていくはずです。大体中学生くらいから耐性が付くんじゃないですか?
ああ、思春期じゃな。そして逆に鬱展開大好き少年少女になるのか。極端じゃのぉ。
くろ様、それは極端過ぎます。仮に居たとしても一部ですよ。一例を持って全体を語ってはいけません。
しかし、そうなると失敗談とか悲劇とかは相手にされないのぉ。
大丈夫です。確かにここでは鬱展開を嫌う傾向があるとしても、所詮は200万読者ですよ。この国の人口の2%にも達しません。国政では○○党より比率が低いです。
お主よ、その論法は大げさな事を例にして誤魔化すやつではないのか?
あれ?判っちゃいました?まっ、数字なんてそんなもんです。もっともぽっち先生も陰鬱な描写を嫌いますからね。だから戦闘場面なんかも何か軽いでしょう?
そうじゃな、やれ腕が無くなったとか、首が飛んだとは描写しているが、どう飛んだとかは書かぬからなぁ。まっ、あれがぽっちの限界でもあるのだろう。
中二病患者たちはそこんところ拘りますからね。一体何が面白くてこと細かに描写するんだか。
ただの憂さ晴らしであろう?虫の足を千切って遊ぶ幼児と同じじゃ。
虫ならよくて人間や動物だとNGなんですか?
共感度が違うからな。我らが保護すべきは健全な心を宿しておる者たちだけじゃ。道を踏み外した者までは面倒みきれん。
でも、彼らって仲間内の共感度がハンパないですからね。大人の言う事なんか聞きませんよ。
それは仕方あるまい?じゃって人生経験が一桁なんじゃから。判断材料が絶対的に少ないのじゃ。
一桁って・・、彼らって10歳以下なんですか?
いや、そうではない。じゃが5歳未満の経験って基礎の基礎じゃろう?本格的な集団生活はやはり小学校に上がってからのはずじゃ。そして小学校低学年は、成長スピードに個人差があるからな。早く成長した者がイニシアチブを握るのは集団生活における常識じゃ。
なるほど、その経験が中学生になった時フラッシュバックとして襲うのかも知れません。
なんせ教育としては人間みな平等と教えられながら、実際には差が生じる。しかし、平等にも幅があるからな。その範囲内でなら許容せねばならぬ事など沢山あるのじゃが、真ん中から押し出された者は不満を押さえられぬのじゃろう。
その不満の解消方法のひとつが異世界逃避ですか。
逃避という言い方はどうかと思うが、バランスを保つ為の方法ではあろう。昔の者たちとて悲惨な現状から心を守る為に極楽浄土を生み出したのじゃ。実際にあるかすら判らぬ桃源郷を夢見る事で来世に希望を繋げる。希望こそが生きる糧となるのじゃ。
あらら、素人流行作家の作品って、実はバイブルだったんですか。
最先端のな。じゃが先鋭過ぎて理解できぬ者もおる。じゃがそれはそれで構うまい。多様性とはそうゆうものじゃからな。同じ色にみなが染まった社会など恐ろしくて考えたくもないぞよ。
アニメや小説ではよくある設定ですけどね。
まっ、大抵の者にとって鬱展開を嫌うのは普通の事じゃ。ただ、それを作者が許容できぬのじゃな。いやはや、みなが嫌う展開を書いておいて、誰も読んでくれないと嘆くとは正に我侭以外のなにものでもない。
結局、作者がその展開に何を求めるかなのでしょう。
大抵はポイントの増加なんじゃろうがな。でも些かリサーチが足りていない。自分の作品の読者の受容強度を見間違えると失敗するのじゃ。
その点、ぽっち先生は安泰ですね。
うむっ、なんせ読者が1桁じゃからな。これ以上は減りようがないであろう。
くろ様、数字って一番少ない数はゼロですよ。
大丈夫っ!いざとなったら自分で読めばよいっ!
-お後がよろしいようで。-




