小さな...拠点?
あ、えっと、毎回始まりの挨拶があると思うなよ。
まぁ、そんなことは置いといて、俺らが空間を通った後、空間のゆがみは消えてしまった。
帰れるか心配だが、まぁ大丈夫だろう。
だって、俺は帰ってきているのだから。
一本道になっている(ように見える)空間を進み、5分が経過したころ、何かが見えてきた。
小さい体に羽が生えた、俗にいう妖精みたいな生き物だった。
少しだけ背景が透けて見えるが、それも些細なことだろう。
「だれだ?」
「あたしはルリ。ルリねぇと呼んでくれて構わない。君たちの案内役を務めさせていただくよ。___やっぱり覚えてないか。」
最後のほうは声が小さくて聞こえなかった。
「なんて言っ」
「さて、このゲームについて説明させていただこうか。」
言い切れなかった。
まぁ、説明してくれるならいいか。
「このゲームでやってもらうことは一つ。ランク:オリハルコンのダンジョンを攻略してもらうこと。まぁ、最初にクリアすることは無理だろう。装備品などもないからね。初期装備に関しては、一人につき銅の剣一つとさせてもらう。最初にクリアしてもらうのはランク:ストーンのダンジョン。子供の遊び場にされるレベルだから、戦い慣れしていない君たちにもクリアできるだろう。」
なるほど?まぁやればわかるだろ。
話し終わると目の前に空間が広がった。
「ここが拠点だよ。」
「拠点?」
目の前に土がむき出しになっている地面と、一部樹皮が削られた丸太が置いてある。
「え、まさかここ?」
「そうだけど。」
「「「「うっそだろおおおおぉぉぉぉ!!!」」」」




