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歌の葉  作者: 黒茜
22/62

嘘、嘘、嘘

 僕等はいつも嘘塗れ

 吸って吐いてみたいに当たり前

 心臓の鼓動の様に無意識

 世界は嘘の掃き溜めで

 嘘の掃き溜めが世界


 それに気づかぬ偽善者たちは

 したり顔で僕等を責める

 嘘をつくのはいけない事だと

 そこに孕む矛盾に気づかず


 嘘をつくのが日常で

 日常は嘘があって成り立っている

 嘘をつくのが友達で

 友情は嘘があって保たれている


 それを認めぬと言うならば

 本音で過ごしてみれば良い

 それを認めぬと言うならば

 本音で話してみれば良い


 まるで積木崩しのように

 いとも容易く崩れるから

 あたかも砂上の楼閣の様に

 あっという間に無くなってしまうから


 幾つになっても嘘と僕

 切っても切れぬ嘘と僕

 虚構に祈りをささげ

 嘘つきに憧憬を抱く


 明日も世界は嘘一色

 未来の世界は嘘塗れ

 心はいつも嘘とともに

 僕等はいつも嘘とともに

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