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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

塔の上のラプンツェルは引きこもりです。

作者:アリス
塔の上のラプンツェルは引きこもりです──そんな噂がまことしやかに囁かれていたハークレン王国の第四王女の噂──は、事実であった。
…引きこもりでも、ハイスペックな彼女の元を連日様々な人が訪れますが──いつだって“居留守”を使われて誰も本人と会ったことはない──そう、親ですらも。
…10年前から塔に引きこもった頃から。

「パパが来たよ!」

バンッ!と扉を開けたその先は──壁だった。

シーン…。

静まり返った行き止まりの部屋…“今日も”許可は得られなかったようだ。

「…くっ、いつまでも根に持ってないで出て来てくれよ…っ!?」

ヒュンヒュンッ

「…!?あっぶな…っ!?ちょ、殺す気か…っ!?パパ、頑張ったのに…っ!」

風切り音と共に頬を掠めるは毒矢…当たると、“なぜかくしゃみが止まらなくなる”ものが鏃に塗り込まれてあるのだ。

矢自体も鉄製で…場所が悪ければ──死ぬ。
殺傷力は愛情の裏返し──なら、良いのだが。

かわした地面に次の罠が──トリモチからの頭上落下する金盥…徹底的に殺る気だ。

「い゛っ゛──っ!?」

…空しくガインッ!

鈍い音と痛みに蹲る一国の王。
…今日も今日とて王女は父を拒絶している──

これはそんな父娘(おやこ)の攻防物語かもしれない──
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