きたいはずれ
お久しぶりです
後書にこれまでの事色々書きました
ぜひ読んでください
「ん....あレ?」
眩しい光で目が覚める。ついさっきまでビー玉と話していたはずだが空が明るい。
『起きたか、随分疲れておったんじゃな、呼んでも起きんかった』
「やばイ! 早くここから離れないト...」
『まぁ落ち着くんじゃ。流石にそう直ぐ来ることはないじゃろう』
「でモ...」
『でもも何もない。お前は疲れておるから少しは休んでおけ』
「...じゃあ今日はゆっくり進ム。それならいいでしョ?」
『うむ、それでよい』
弧暮はビー玉を手に持って歩き出した。
『そういえば食事はしておるのか?』
「缶詰とかは見つけたら食べてるけド」
『もっと栄養のあるもの食わんかい』
「そんなん言われたっテ...」
『つべこべ言わん。後妾は眠いから寝るぞ』
ビー玉は少し輝きが薄れた。眠るとそうなるのだろうか。不思議な生物だ。
スマホでは周囲に黒点の反応はない。だが少し離れているところに赤点の反応が出ている。
(一体だけなら倒せるかもだけど...前みたいに突然もう一体出るなんてことがあったらまずいもんな...)
弧暮は今あてもなく彷徨っているわけではない。根間のように集団で生活している者がいる可能性を考え、なるべく栄えていて居住可能な施設を探している。
羅黒達のような攻撃性の高い集団は有名な可能性が高い。
(私達よりずっと強い子もいるかもしれない...うまく交渉できれば羅黒を倒すための戦力になる...)
(私は羅黒を誘き寄せられる餌、アイツの強みは奇襲だからそこを潰せるだけで勝率は上がるはず...今は誰かしらは乗ってくれることに期待するしかないけど...)
弧暮は木に包帯を引っ掛ける。
変身せず使えるようになったのは便利でありがたい。包帯を引き戻す勢いで飛び上がる。そして木の上に着地した。
掌から出る包帯はかなりの勢いで引き戻すことができる。これを利用して高速移動も可能だ。
(...もし戻れたら癖でやっちゃいそうだな...これ...)
周囲を見渡すが人影はない。ただ表示通り遠くには赤点の怪物と思しき姿があった。
爪が不規則に固まって歪に人型を保っている。こちらに気づいていないようなのでさっさと離れてしまおうとした。
突然目の前に爆音と共に音符が現れる。それは譜面のように連なっていきかなりの大きさまで膨らんだ。
「まさか新しいやツ...⁉︎いやでモ...なんか違うようナ...」
木から飛び降り下には包帯でクッションを作り衝撃を和らげる。音符は次第に散らばっていき中からは人が現れた。
「え...なにこ...うわぁっ!!」
木の上から落ちそうになるところを包帯でキャッチする。制服にツインテール。おそらく自分と同じぐらいの年齢だろう。
「大丈夫?」
「えっ...そのあの...ここどこですか? というか誰?」
少女は混乱している。
自分と同じようにこの世界に来てしまったのだろう。だが今はまずいことがある。先ほどの音で赤点に気づかれた。
ビル群の隙間から覗き込むようにこちらを見つめる。様子を伺っているのかただの余裕か。
「いけるかナ、逃げるのハ...」
怪物に気を取られているとき少女が突然駆け出した。何が何だかわからないうちにあのような怪物と遭遇したのでは無理もない。だがそれを皮切りに赤点はこちらへ向かってきた。
「ちょ待っテ! 一人でどっか行ったら危なイ!」
赤点は爪を弾丸のように飛ばしてきた。包帯を重ねて防ぐが後方にいた少女の足を貫かれた。
「ギャッ...う...」
彼女は力無く倒れた。足を押さえてうずくまる。
弧暮はスマホを押し変身して赤点の前に立ち塞がった。
赤点は爪を再度打ち込んできたが鋭い刃となった包帯は全て切り落とす。そのまま包帯を怪物の全身に巻き付けて宙に振り上げた。
そのまま振り回して周囲のビル群に突っ込ませる、完全に事切れるまで数分は経っただろうか。
肩で息をしながら倒れ込んだ少女に駆け寄る、太腿は避けていたため出血は少ないが足の甲が潰れているの
「大丈夫?」
包帯を千切って手当をしようとするが彼女に突き飛ばされる。
「ば....ばばば化物!...どっか行け!」
足を引き摺って彼女は全速力で這いずって逃げていく、火事場の馬鹿力と呼ぶには弱々しい歩みだったが、今の弧暮に追う余力は無かった。
「......なんだヨ」
感謝して欲しかっタノ?
「助けてくれてありがとう!! あなたは私の命の恩人です!! 一生着いて行きます!! 結婚しましょう!!」
なんて言われたかっタノ?
根間の真似事?
馬鹿ダネ
あの子みたいに優雅でも可愛らしくもないノニ
お前はたダノ
「人喰イ...」
更新遅くなりました
なんでこうなったかって言うとまぁ一番の原因は骨ですね、真正面から向かってくるボールを受け止めようとして指がちょっと前の弧暮みたいな事になったのです
ゴールキーパーという指にとって致命的な役職を3年も続けていれば一度はこうなるのでしょう、ただ指一本の骨折程度でここまで休みのはおかしいって思ったそこの君!正解です、3本です、3フィンガー逝きました
本来なら2か月で完治する予定だったんですが2回ほど悪化させてしまい結局ここまで遅くなりました
その間書き溜めてた文(分)を添削したり修正していたらこーんなに長くなっていたわけです
読み返して気づいたのは「キャラ多いなぁ...」でした
終盤回収しまくる予定だった伏線が張り巡らすうちに何も見えなくなるまで線で埋め尽くされたのです、怖いねぇ〜
勘のいい読者なら気付いたかもしれませんがこの作品は重度の癖と自己満足で固められているのです
そもそも始めたのが自分で漫画描ける画力が身につくまでの構想がためのためなのです、よって本来漫画で表現すべき描写も字にするため回りくどかったりバトルが多すぎたりしたのです、そしてその稚拙さを埋めるためにキャラが増やされていったのでしょう
今考えているのが1話からの完全リメイクです、ただ最新話まで持っていくために増やしたキャラが多すぎるのともう50話近く続けてこれは読者に不義理を働く事になっているのでは...?となって考えついた先が、毎話挿絵入れる方式にしたら行けるんじゃね?でした
覚えてますか古参の皆さん、最初の頃一枚だけあった挿絵を、そう、アレを浅ましくも擦るわけです
絵を練習した成果&まとめ直した作品、両方を完全完璧に頭を下げ後頭部をスマホホルダーにしながら読んでもらうのはこれしかないのです
早くても6月の終わり頃からになるかもですが、そちらをすこーしずつ亀のごとき歩みで進めていきますのでどうか丸一年以上待ってくれた読者の皆様にまた甘えさせていただきます
今後とも「まほーしょーじょたいせん」をよろしくお願いします




