表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
留年になったので異世界生活することにしました  作者: 萌えがみ
新・2章 外伝 うさぎさんと魔法の秘宝

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

288/288

250話 うさぎさんたち、協会の人達と会う その2

「向きを示しているのか?」


 奇妙な装置。


 近づいて何度か試してみた。

そこでふと妙に引っ掛かる部分

がわかってきた。


「向きとは……? 私

でもまだどういった仕組みか

さっぱりです」


 腑に落ちていない様子。


「赤いやつ押してみて」

「赤って……また不用意に押

すと」

「いいから」


 催促するように促す。

 もしも、私の考えが正しければ

うまくいくはず。


 確証はないが、今動かす向きが

反転しているとすれば。


「し、信じて……いいのですね愛理さん?」

「うん」

「う、上から巨大な魔導書が降って

くるかもしれませんよ⁉︎」

「いや大丈夫、たぶん大丈夫」


 たぶんってなんだよ。


 なにそれ、タライが落ちてくる的な

定番のジョークなの?


「心配いらねぇから、タライもスラ

イムも降ってこないから大丈夫‼︎」

「だからそうブルブル震えてないで

やろ、ねっね?」


 足を重くしながら、やや不安

気味だ。

手に持つ、杖を見れば

一目瞭然。


身を震わせて、不安をにおわせて

くるのだが。

あいや、本当に大丈夫だから!


「その愛理さん、タライって

なんですか?」

「桶みたいなもん」

「なるほど水分補給ですね?」

「あいやシホ、たぶん違うと

思うわよ」


 スーちゃんは言われた通り

押す。

 すると。


「あれ、自由に体が動く」

「本当です、すごいですね愛理さん」


 まああれだ

方向的な理屈で。


 こういうのは妹が

得意そうだが私の口からは


うまく説明できそうな

自信はない。


「……向こうに装置がいったいなん

なんでしょう」


 そちらのほうへと向かい

乗ると。


「うわ、い、移動した」

「なるほどここに繋がっていた

わけですね」


 先ほど見上げてみた場所

へと移動していた。

 四方には動く大きな四角の島が。


 今度はいったいなんなのだろうか。


 単純なアスレチックはまだしも

動く島なんだよな。


「……向こうの湖畔に倒れている

2本の柱があります……なんか

妙だと思いませんか?」


 言われた方向に視点を変えると

たしかに2本の柱が手前に

倒れている。


 折れていることから

なにかしら衝撃を受けた

のだろうが。


 あれ?


 だがその対面に立つ

もう2本の柱は折れていない。


 中心に門のようなものが

見えるがこれは。


「行ってみるしかなさそうね」

「えぇ……他の場所よりもだいぶ

気になります」


 柱のある方向へと向かい

手がかりを探すのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ