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留年になったので異世界生活することにしました  作者: 萌えがみ
第8章 うさぎさんの大きな山場
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123話 うさぎさん、衝撃の真実を知る? その2

【他人の家庭事情はなるべく知らない方がいい】


 重い空気になってきたぞ。

 シホさん一家は気難しそうな顔色をしながら唸りをあげていた。


「あのサオさん大丈夫なん?」

「…………」


 沈黙。

 頼むからなんかしゃべって。じゃないとこのシリアスムードをどのように突破するか分かんないじゃん。

……つうかシホさんほんとなに使っちゃったのさ。脅精の変異力(マキシマム・トランス)だっけ? 非常にかっこいい名前だとは思ううん。でも家族に心配されるぐらいの技ってどんなものなんだよ。

 後ろに控える仲間が小声で私に話しかけてくる。


「……すごく深刻そうな感じですね。シホさんからは大方の事しか教えられていないので……それが一体どんな危険な技なのか」

「愛理ならわかるんじゃないの?」


 2人が顔を見合わせたのち、私の方をチラ見。

 いやしらんがな。そういうのはウィキ先生に聞いてどうぞ。

……アニメとかゲームとかよくあるよなこういう技や能力。

 主人公が絶体絶命の危機に仲間1人が立ち上がり、1人危険な技を使って敵を退けるとかいう設定の大技。

 物によっては寿命が縮んだり、命を引き換えにするとか様々な致命傷があるけど…………大丈夫だよね?


「分かるわけねえよ。さすがの私もそこまでIQが高いわけじゃないし。知的な人みたいに『これは~で構成され莫大なエネルギーを蓄えている。とても科学的ではない』とかそんな口にはならねえからな」

「そ、そなの?」


 分かったような顔しないで。……なんかすまん私が無力なせいで。

 すると決意が決まったのかサオさんが口を開き。


「すみません、取り乱しましたが……いいですかね?」


 一斉に首肯。


「では話しますね。彼女……シホのことを」


 するとサオさんは私達に丁寧に彼女の事を話し始めた。


「シホは昔から盾練の里の間でも数少ない慕われている存在でした。……彼女は盾練の里に訪れる度に盾の技も着々と習得していき、技を磨き上げていきました。……これはシホがまだ小さかったときの話です」


 え、今小さい頃からって言ってた? 私その頃ならゲームに夢中になっていたお年頃だったぞ。

 異世界だからこういう育ち方しているんだろうけど、それにしても彼女昔から優しかったんだな。


「そしてある日……シホはとある禁断の技を盾練の人から教えてもらいました。それが……脅精の変異力です」

「まじか」

「はい、あの技は盾練の里に伝わる禁忌の技で使うと使用者の能力を一時的に100倍に引き上げますが、使い続けるうちに副作用が表れてきます。……覚えてからはそれは乱用し続け、お父様からもあまり使うなと言われていたのですが」


 なんか嫌な予感がプンプンします。絶対これやらかしたパターンじゃん。

……元々盾練の人が、いざというときの為に奥の手として作った秘奥義らしい。

 防御特化の大技しか持ち合わせていない彼らにとって、軒並みの攻撃面での火力を安定させるのは非常に困難。そこで攻撃で対抗できるようにしたのがこの大技である脅精の変異力である。

 1度使うと尋常でない能力を発揮できるほか、あらゆる耐性も一定時間付与させるというぶっ飛んだ力。

 だがその反面高い対価を支払うことになるらしい。頻繁に使えば使うほどそれは悪化していき……。

 そしてシホさんが負ったしまった副作用と言えるものが。


「……それで、シホが患ったのが……"空腹"です」


 で、ですよねぇ。みなさんようやく彼女の真相が明らかになりましたよ。

 彼女の最大の問題はその大技の乱用でした。


 昔、シホさんはこの技を覚えてからは頻繁に使用するようになり、立ち塞がる敵は彼女の手さばきによって倒されていったという。昔から実力も高かった彼女そして本来守りに徹した盾練の人が使うはずの大技を彼女シホさんが使うとなれば天と地との差が開いてくる。無論とんでもない戦士になってしまうのだ。


「おかげで通常より腹の減りが2倍消耗してしまい、すぐ倒れてしまうようになったのです。……いやぁ大変でしたよ。一緒に獲物狩り行った時なんか本の数分で倒れてしまうぐらいでしたから」


 お姉さんが第1被害者だったのか。

 

「それで父からシホにその技をいざという時に使うなと言われたのです。……それが村から立つ前ですかね。お金も少し乏しい里ですから、稼ぎに出るって言い出しまして。最初は止めはしたのですが意思がかたく結局見送るハメになりましたけど。……今回の使用で恐らくは状態が悪化し気絶の状態になったようですね」

「もしかして、使い続けると悪くなる感じ?」


 サオさん達は首肯する。口では言いづらいのかそれを聞いているとだんだん辺りの空気が重くなっていった。あれ、墓穴掘っちまった? 悪いこと言ってしまったかな。


「……ふむ何があったか知らないが、シホが大切な友人愛理さんのために使ったのではないかと……父さんにはわかるぞ。シホにとってそのときが来たみたいだな」

「シホお姉ちゃん……」


 あれってそんな危険な大技だったの!?? 幸い死には至らないみたいだけどどうにか起こせないかな。……2人によると、数日で復活するみたいだけど。


「起きたとしても酷くなる一方ですよ。以前同様に愛理さんと一緒に冒険者家業をやっていけるかどうか……姉としては心配でなりませんよ」


 サオさんは浮かない顔をしながら俯く。


「そんなにやばな技だったのか…………なんで教えたのかは分からないけど……治す方法あるの? できれば以前同様に戦ってくれるシホと冒険がしたいな」

「………………それはですね」


☾ ☾ ☾


 サオさんはこう言っていた。

 万能薬的なものは一応ある。けれどそれは高い山脈に行かないと手に入らないんだとか。……聞けば危険なモンスターが山ほどそこに溢れているみたいで、幾人しても入手は困難。おまけにどこに自生しているかはまちまちで数も少ないらしい。


「はぁどうしたものかなぁ……」

「あの愛理さんそんなに落ち込まないで?」


 気休めにリホちゃんについていき、馬小屋へとやってきた。……よく見る茶色の馬が多いが、中でも一頭立派な馬着を身に纏った馬がいた。沢山の物が入りそうな品の良さそうな布バッグが横につけられている。……誰の私物だろうか。携帯用に付けているんだろうけど誰の馬?


 するとその馬とキラリと視線が合う。厳つい視線を私に送ってくる。


「あ」


……なんというか私の嫌いだったクソ教師の顔に見えて…………というかこっち見んな。幻聴で『おい仲宮!』という低音質な根太い声が今にでも聞こえてきそう。


――早く学校こいよお前。

――聞こえてんのか? 出ないと補修時間増やすぞ?


 はっ。

 いかんいかん。一瞬変なものが本当に聞こえそうに……忘れよう。

……その馬にリホちゃんは犬にお手をするように手招きをし。


「おーいマックス・ヘルン! おいで!」

「「ヒヒーン!」」


 柵の中に入っているので実質ふれあい状態。……マックス……? なんつった?

 そんなこと考えていると――――。


「ぐほほぉぉおお!??」


 私の腹に向かってその馬が私にダイレクトアタック! しかもクリティカルヒットだぁ!(ナレーション風に) もの凄い突風を発生させながら私に体当たりをしてくる。

 そのままのた打ち、壁際へと突き飛ばされる。パーカーが高性能で助かった。生身だったら死んでいた度合いだったぞ今の。


「いってええ! ……って舐めるなよ」


 嬉しさのあまりかその馬は私を舐めてくる。

 え、なんか気に入られている? 動物の臭いあまり慣れていないんだけど…………こいつ結構重い。獣姦とか勘弁だからやめてくれ……というか本当重いパーカーの力でこれだ。なんという馬だ!!


「あら、マックス・ヘルンったら。この子シホお姉ちゃんのにおいが大好きなんだよ? きっとお姉ちゃんが帰ってきたと思って嬉しさのあまりに突っ込んだみたいだね」


 歓迎にはちょっとやり過ぎな感じもするが。

 自前のとんでも腕力で、押しつぶされそうになっている私を彼女が小さい小柄にも関わらず軽々と押し出す。……死ぬかと思った。

 つーか今シホさんのにおいって言ってなかった? この馬とシホさんにどんな関係が。


「あ、言い忘れてた。この馬はマックス・ヘルン。シホお姉ちゃんの愛馬だよ。昔からシホお姉ちゃんが愛情持って育てているんだ」


 すると図鑑が起動。

 え、ここで?


【マックスへルン 説明:シホ愛用の馬。一蹴で数百メートルある断崖絶壁をも飛躍することが可能。常時時速100kmで走れる。シホが旅に出て行こう村で彼女の帰りを待ち続けている】


 時速100kmとか化け物じゃねえか。

 私決めた。もし競馬この世界にあったら必ずこいつにつぎ込むわ。……常人なら100キロだと死ぬぞ? い、異世界こえぇ。


「きっとお姉ちゃんが恋しくて、愛理さんに体当たりしたんだね。……だめだよマックス・ヘルン。お姉ちゃんはちょっと今具合が悪いから。よしよし」

「ひーん」


 少々音の弱い声を上げ、悲しそうにするマックス・ヘルン。……というかなんでこいつ乗らずにシホさん里を出たんだろう。

 こいつに迷惑かけたくなかったとか? 愛馬だから相当愛情込めて育てていたんだなシホさん。


「シホお姉ちゃんが里を出てから、お世話はいつも私がやってるんだけどね」

「なんでシホさんはこのマックス・ヘルンを置いて行ったりしたの? 乗っていけば腹ぺこで倒れることもなかっただろうに」


 欲を言うとそうしてもらえたらどれほどよかったか。


「確かにねあはは。自分の為にならないからってお姉ちゃん言ってたよ。それに大切なマックス・ヘルンに危険な場所行かせたくなかったのもあったみたい」

「へぇ。やっぱシホさん優しいね。愛馬ならなおさらか」

「さてそろそろ戻ろう愛理さん……じゃあねマックス・ヘルン。ちゃんとご飯食べるんだよ」

「ヒヒーン!」


 近くに用意された雑草食べ出すマックス・ヘルン。


「よしよし元気だね。……ミヤリーさん達もう先に食べていると思うからさっさいこ」

「わ、ちょちょっとリホちゃん!?」


 ぐいぐいと怪力によって引きずられ、シホ家へと連行される私。

 してその日、野宿もよくないと言われ、シホ家に泊まり込みに。

 リホちゃんに案内されるがまま、進んで行くと、豪華な食堂へと出た。豪華な塗装の施された照明や、値がそこそこ張りそうな墨絵などたくさんあった。


「……愛理さん遅かったですね。待ちくたびれましたよ」

「やっと来た。あなたが早く来ないかと待っていたところよ」


 向えにはシホ一家が座っている席が4席。内1席が空きイスとなっている。おそらくあれはシホさんの分だろう。

 手前の方にはもう5席分真ん中両隣には、豪華な料理と睨めっこしながら待つミヤリーとスーちゃんが、私の座るであろう真ん中の席を敢えて空けてくれていた。そっぽを向きながらミヤリーは口笛を吹き、スーちゃんはきょとんとした顔でこちらを見る。

 あれだな。学校の昼食で一緒に食おうぜと約束した、仲良し3人組が友達を待っているようなそんな感覚。……そんなことしなくてもいいのに。


「悪い悪い待たせた。すんません遅くなって」

「いやいや構わんよ。リホマックス・ヘルンはどうだった?」


 お父さんはリホちゃんの方に目をやる。

 リホちゃんはにこりとして、父に自信ありげな顔を見せ応える。


「うん全然元気だったよ。雑草むしゃむしゃ食べてたし」

「ふむそうか。リホよシホが目覚めたそのときにはマックス・ヘルンをお姉ちゃんに会わせてあげなさい」

「そうね。マックス・ヘルン、シホの愛馬だもの。ご主人様に一番会いたいはずよ。……その日が来たらお願いね」


 両夫婦共々、シホさんのことは心配している様子だった。……無理にお母さんの方は笑顔を作っている顔色だが果たして大丈夫か。


 せめての礼にと、族長さんから豪華な料理をいただくことに。和や洋食が混合しているものがずらり。骨付き肉やらよくわからんスープなどもあった。

 数分食事を賑やかな家族の間に囲まれながらとっていると、族長さんとそのお母さんが話しかけてくる。


「あの愛理さん。シホは普段愛理さん達とどうして過ごしているのかしら?」

「ふ、普段っすか。……ふーむ」


 まずったな。色々と彼女に任せっきりな気がしてままならん。


「あ、いいのよ無理に答えなくても。……手紙で大方しっているから」

「そうですか。……そうですねシホさんは……シホさんは」


 でも何も答えずに話を切るのはどうも癪な気がする。

 なので、取りあえず彼女を褒める……褒める。


「お母さん。シホさんはですね、空腹でよく倒れますけどいつも私達を助けてくれますよ」


 そう言うとお母さんはふと安堵を1つ。


「……それはよかった。あの子副作用かなんかでよく倒れるから心配だったけど、聞いて安心したわ」

「戦士なのにも関わらず、昔から臆病でな。幼い頃なんてサオの後ろにずっと隠れていたよな?」


 サオさんの方に目を。


「お、お父様! やめてくれませんか? 恥ずかしいじゃないですか」

「そう恥ずかしがるなサオよ。シホの仲間だぞ? 隠すことないだろうに」


 紅潮させるサオさん。羞恥漂わせる彼女はそれ以上言わないでとした表情をさせた。……どうしたん昔なんかあったの? あわてふためく様子がまたかわいいがそこは姉妹共通なのか。

 その黒歴史的な…………まぁお姉ちゃんって大変だもんね分かるよ。


「ま、何があったかは分かりませんけど、とりあえずシホさんはウチで絶賛大活躍中ですよ!」

「……こくりこくり。ピンチなときいつも私達を助けてくれます。彼女なしではチームが纏まっていなかったかもです」


 私はどちらかというとバランスブレイカーの類いだと思うが。……控えよう言うと色々めんどそうだし。

 口では言わないが、彼女が剣を抜いたとき敵は生きては帰られない。……そんなオーバーキルなイメージが私の中では強い。見た感じ片手で一軒家1つ余裕で持てそうな握力ありそうなんだよねシホさん。


「愛理ってすごいんですよ! 反則的な力を使って敵を一瞬にして粉砕しますからね」

「ミヤリーお前空気嫁」


 ミヤリーが余計な口を開く。

 あぁもうなんでこの子次から次へと言うのかなぁ。


「ま、まあそうだな。親としては安心だ。シホがちゃんと楽しく冒険者家業やってくれていて」


 そんなこんなで、時間はあっという間に過ぎ風呂も入らせてもらい、用意された寝室へと向かう。ロビーの両端にかけられた階段を上がって進んだところにある大部屋にあるとのこと。

 そこへ上るそのときだった。


「? どうしたんですかお母さん」

「愛理さんこっち」


 急に私の服を掴んできたのはシホさんのお母さんだった。どこか私を誘導したいようだが……どこへ。

 すると進んで行くと、3つの扉……部屋があった。

 シホ、サオ、リホの計3つの部屋が。

 そのうちの1つである……シホさんの部屋へと入り。


「はいシホ、愛理さんがきたわよ」

「すぴーすぴー」


 扉を開けると、可愛らしい家具が配置された部屋に出た。……とても女の子らしい部屋というか。

 大きな横長クローゼットの上には……幼い日のサオさんとシホさんが並んでいる絵が立っていた。機嫌を損ね腕組みをするシホさん? にシホさんの頭にぽんと手を乗せるサオさんの姿が。

 仲いい写真じゃないか。というかこのシホさんとてもかわいらしい。

 視線を戻し、眠り姫となったシホさんの元へと近づく。

 相変わらず変化はなしだ。


「今でも起きそうよね? ……母親としては元気にまた愛理さんと一緒に冒険してもらいたいけど」

「それは私も一緒ですよ。だってシホさんは私の……私達の大切な仲間だから」


 須臾の沈黙。

 いてもたってもいられなくなった私はそっと、シホさんの手に手を置いた。

 そして一言彼女に囁くぐらいの小さな声で呟いた。


「シホさん……必ず……必ずあなたを目覚めさせてあげるよ。そうしたらまた一緒に冒険しような。やっぱりあなたがいないとつまんないよ」


 時間もいい頃合いだったので、用意された寝室に。

 シホさんはお母さんが看病してくれているそうだから、安心して彼女を任せられる。

 ……3人寝付きながらも私はシホさんのことを。


「……寝れないんですか愛理さん?」

「う、うんシホさんが気になって」

「大丈夫だって、起きたらまた『お腹空きました~』とかいって起きるわよきっと」


 ぶっ。

 目に浮かんで一瞬吹きそうになったじゃねえか。


「愛理今笑ったでしょ?」

「笑ってねーよ。……私はもうつかれてるからもう寝るな……おやす」

「あ、ちょ! なによ……」


 ちょっと冷たくやり過ぎたか。いや嬉しい本当は嬉しいんだけどさ。


「あ、言い忘れてた2人共」

「?」

「?」


「ありがとう心配してくれて」


 お礼を言うと満足げに私は眠りについた。


 次の日。


「「ぞ、族長!!」」


 ドン! と。

 早朝から、大扉が勢いよく開いて門番さんが出てくる。な、何事なの慌ただしい。


「じゅ、盾練の里の者が……盾練の里の者が…………」

「はぁまたか。懲りないヤツらだ」


 暗黙の了解を知った上での分かりきった様子ではいはいと返す族長さん。

 一体何が始まるんだ? これから。新規イベントフラグに私困惑状態。


「サオ、リホ、また()()するみたいだからよろしく頼む!」

「ははい!」


 リホちゃんとサオさんは口を揃えて応える。

……なんとなーくだが、嫌な予感はしていた。……剣練と盾練で定期的にバトっているとかサオさんが言っていたし。

 唐突な展開に私達は目を丸める様子でいた。

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