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4-5 2択


 左腕一本にオレの全体重がかかる。

 鍛え上げられた筋繊維の一筋々々が悲鳴を上げる。

 生憎あいにくと、右手の届く範囲内には掴めそうな出っぱりはひとつもない。

 オレは左手の上に右手を乗せ、懸垂の要領で身体を持ち上げた。

 日々積み重ねてきた鍛錬のおかげで、なんとか腰を出っぱりの高さまで引き上げることができた。

 そこから、身体を右に横倒ししていき、左足を引っかけられる場所を探す。

 当たりをつけたそこに、左足をゆっくりと伸ばしていく。ギリギリ届いた。

 今度は慎重に慎重に、少しずつ左足に体重をかけていった。また、崩落したらシャレにならない。

 よし、今度は大丈夫だ。

 オレは岩肌の上の方を凝視して、左手を掛けれそうな場所を探す。

 候補は2つ見つかった。30センチほどの間隔を開けて左右に2つの手頃な出っぱりがある。どっちの方が丈夫そうか、見た目だけで判断できない。


 君はどちらかを選ばなければならない。モタモタ考えている時間はない。

 さて君はどちらを選ぶか?


 左側を選ぶ→【ルート1】へ

 右側を選ぶ→【ルート2】へ




【ルート1】


 ここはカンに頼るしかない。決めた、左側だ。

 覚悟を決めたオレは、左足と右手に力を込めて踏ん張り、飛び跳ねるようにして左手を伸ばし――その時、ズドーンという衝撃が!

 まさか、このタイミングで来るとは――。


 左手は空を掴み、バランスを崩したオレはそのまま真っ逆さまに落ちていき、オレの短い生涯は幕を閉じた。 (GAME OVER)




【ルート2】


 ここはカンに頼るしかない。決めた、右側だ。

 覚悟を決めたオレは、左足と右手に力を込めて踏ん張り、飛び跳ねるようにして左手を伸ばし――その時、ズドーンという衝撃が!

 まさか、このタイミングで来るとは――。


 だが、オレの左手はギリギリで間に合った。

 オレは慌てて右腕に力を込め、腕一本で全体重を支え、お約束どおりにクリフハンガーで次回に続く――。




【解説】


 いやー、どっちもねーわ。


 【ルート1】は今どき炎上必死だろ。

 まあ、昔のゲームブックだとこれくらいの理不尽死なんか日常茶飯事だがな。

 ちなみに、ソー○リー四部作は言わずもがなとして、オレ的には『火○山の魔法使い』と『盗○都市』がオススメだ。レッツ温故知新。


 【ルート2】だけど、この流れで天丼とか…………ねえ?

 ガ○ンコファイトクラブじゃないんだから、毎回引いとけばいいってもんじゃないっしょ。この後、衝撃の展開が!




【正解】


 実際のところ、前回のアレから特になんのトラブルも起こらずにいただきまで無事に登りきっちゃった。ちょっと話を盛ろうとしたら、こんな感じになっちゃってスマン。てへぺろ。

 いやー、鍛えててよかったよ。

 努力はキミを裏切らない、キリッ!



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