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サファリア女学院から青藍高校へ潜入!? 〜お嬢様の「普通の恋」は、完璧な執事が絶対に許しません〜』  作者: 琥珀かえで


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第196章:おじさまと選ぶ、とびきりのおそろい

夏休みの初日、抜けるような青空が広がる絶好のお買い物日和。私たちは、おじさまが手配してくれた最高級の送迎車に乗り込み、きらびやかな百貨店へと向かっていた。

車内では、隣に座るおじさまに向かって、凛と蓮が身を乗り出して可愛らしく両手を合わせている。

「おじさま、お願い! 今日は一緒にお店に行って、みんなへのプレゼントを一緒に選んでほしいの!」

「うん! おじさまのセンス、すっごく格好いいから、絶対に一緒がいい!」

双子からの最高に無邪気なおねだりに、いつもは厳格な財閥の支配者であるおじさまも、目元をすっかり緩めて「お安い御用だ。二人が納得する最高のものを見つけよう」と優しく頷いてくれた。その温かい光景を見つめながら、私――かすみの胸には、かつて長谷部誠や高倉麗子、そして南条隼人たちから受けた冷酷な仕打ちの傷跡が、完全に癒えていくような心地よさが広がっていた。

百貨店に到着すると、最初に向かったのは世界中の上質な玩具が集まるフロアだった。

色とりどりのぬいぐるみが並ぶ中、凛が真っ先にひとつのブースへ駆け寄って、ふわふわの愛らしいクマのぬいぐるみを抱きしめた。

「わぁ! ママ、おじさま、見て! このぬいぐるみ、すっごくかわいい! これ、百合ちゃんとおそろいにしたいな!」

すると、蓮も負けじと、その隣にあったお洒落なリボンをつけたぬいぐるみを見つけて目を輝かせる。

「あっ、じゃあこのぬいぐるみは、湊くんとおそろいにしよう! 二人で並んで持ってたら、絶対に格好いいよ。わぁ~、みんなで遊ぶの、今からすっごく楽しみだね!」

大好きな友達の喜ぶ顔を想像して、早くもお祭り騒ぎの子供たち。おじさまはそんな二人を満足そうに見守りながら、「素晴らしい選択だ。店ごと買い占めてもいいくらいだな」と豪快に微笑んでいる。

続いて向かったのは、上質なファブリックやキッチンウェアが並ぶフロアだ。

「貝森財閥のおじちゃんやおばちゃん、あと湊くんと百合ちゃんのパパとママにも、喜んでもらえるものをあげたいよね。……あっ! これ、お料理作る時のエプロンにしよう!」

凛が指さしたのは、仕立ての良い、家族みんなで使えるようなお洒落なエプロンだった。夏休みにみんなで美味しいお菓子を作る約束をしているからこそ、形から揃えようという凛らしいこだわりのチョイスだ。

「それから、カブトムシ捕りに行くときの上着も選ばなきゃ!」

蓮が大人顔負けの真剣さで選んだのは、軽くて機能的、それでいて抜群に洗練されたデザインのウィンドブレーカーだった。

「この上着を着て、みんなでカブトムシを捕りに行くんだ。虫刺されもへっちゃらだね!」

カゴの中がどんどん賑やかになっていく中、蓮がふと、さらに素敵なアイデアをひらめいたようにポンと手を叩いた。

「あっ、そうだ! プレゼント、みんなおそろいのパジャマがいいなー! これなら、貝森財閥のおじちゃんやおばちゃんも、夜寝る時までずーっと一緒でおそろいでいられるでしょ?」

「それ、最高! みんなでおそろいのパジャマパーティーができるね!」

凛も蓮も、自分たちの完璧なひらめきに大興奮しながら、嬉しそうにかすみのほうを振り返った。

「ねぇママ、どうかな? みんなでおそろいのパジャマ、すっごく素敵だよね?」

二人の純粋で、どこまでも優しい心の込もった提案に、私は胸がいっぱいになって深く頷いた。

「ええ、本当に素敵なお買い物ね。貝森財閥の皆様も、おじちゃんもおばちゃんも、みんな絶対に大喜びしてくれるわ」

かつて長谷部ホールディングスの冷え切った邸宅で、冷遇され、母親と引き離されそうになってボイコットの涙を流していた子供たち。あの暗い過去が嘘のように、今の凛と蓮は、南条財閥の残酷な支配すら跳ね除け、本物の愛に満ちた世界で、周囲への感謝と優しさをいっぱいに溢れさせている。

おじさまの絶大なパワーと、お世話になっている皆様の温かい絆に守られながら、かすみと子供たちの、きらきらと輝く特別な夏休み初日は、最高の笑顔とともに更けていくのだった。

「本作の執筆にあたり、誤字脱字の確認や文章整理のためAIを利用しています(規約に基づき修正案の提案は受けない設定で使用)。物語の構成や本文作成は全て自分で行っています。」

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