14、いじめられっ子に接する時の注意書きと人間関係について
精神分析などは信用できる学問ではなく、精神分析のようなことを書き記すのは心が重いのであるが、どうしても二、三の事実についてメモを取っておかなければならない重要な注意事項があるので書きとめておく。
まず、いじめられっ子は、自分がいじめられているからといって弱者の味方ではない。弱者の味方というのはそれぞれの人生の思想の中ではぐくまれる思想であり、賢い人付き合いのノウハウには、攻撃をする時にも優しさを混ぜろとあるが、弱者の味方たりえる人材はいじめるといじめられるの関係とはまったく別個に存在する。つまり、いじめられっ子の大半は強い力に憧れており、強い力を尊敬している。いじめられっ子は自分が弱者だと扱われるのを嫌い、強い力になら従うものである。これを知らずに、弱者の味方同士で力を合わせて強者に立ち向かおうなどとは勘ちがいした戦略である。いじめれっ子を助けたければ、ある程度の強さを見せた方が楽に行く。その強さは社会的権力でも充分である。
第二に、人間は自分と関係の深いものに憎悪を抱きやすい。人間というものは自分と関わりの深い人物に限って、憎しみを抱いているものである。つまり、両親や兄弟、友人や教師に限って憎んでいることが多い。場合によっては最も憎んでいるのが自分の恋人であることもある。愛するとは、一生家族として支え合っていく決意のことであるが、愛し合うことのできない家族は弱い。
とりあえず、これだけ書き留めておく。
ぼくのいっていることは合っているらしい。殺人事件の五割が身内が犯人なんだそうだ。




