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カミュ、武闘会結果に浮かれつつバッチに相談を受ける。

 宿に帰った。

 俺とククリコンがともに本選1回戦勝ったことで宿は沸いていた。

 一休みしたら30分後に食堂に来てくれと言われた。

 竜が用意した宿で、竜、アイナ村応援団、選手が宿泊しているが、竜とアイナ村応援団で祝勝会を開いてくれるとのことだ。


 ありがとうございます、と皆や宿のスタッフに礼を言って、部屋に戻り着替えた。


 ひと眠りしたら丁度30分たったので、食堂に行くと遅い、と文句を言われた。皆もうグラスに酒を注ぎ準備完了だ。


 ローランさんが司会をしてくれるらしい。

「ではカミュさん、ククリコンさん両者揃いましたのでご起立願います。アイナ村の両選手の1回戦突破を記念して乾杯!」


「乾杯!」と皆が言ってくれた。

 まあ、みんなが来てくれ、おめでとう、と言ってくれ、ジョッキの注がれた酒を飲むのは嬉しかった。


 何故かマンテナさん(魔王軍第2隊所属)とトラジャーさん(オーク隊副隊長)が居たので、どうしたのか聞くと、ククリコンと3人で飲みに行こうとしたら、アイナ村の方々に誘われた、とのことだった。


 トラジャーさんにも、竜やアイナ村村民は実力が上の相手に勝つために初撃に全てを賭けるのは潔かったとか言って褒めているし、マンテナさんにも次は現役魔王軍で一番強い人らしいが、頑張れと言われ喜んでいた。


 ローランさんより、そのうち竜王ファフニールも来るので、と伝えられた。


 みんなで仲良く飲んでいると、バッチがやってきた。

「勝利おめでとうってカミュ。」

と言って来たので、

「ありがとうバッチ。」

といいグラスを重ね乾杯した。

「今回大会審査委員長ということでこの魔王領にいたけど、考えさせられることが多かったわ。」

と言い、

「ねぇカミュ、この大会が終わってアイナ村に戻ったら相談したいことがあるの。」

と言われ、わかったと返事した。

 いつもと違い女らしいバッチの口調にけっこうドギマギした。


 その後、竜王ファフニールが魔王城よりやってきて、大盛り上がりの祝勝会だった。



 次の日、目が覚めた。

 朝、ククリコンと目が覚め早朝訓練をしていると、トラジャーさんがやってきた。

「カミュさん、おはようございます。俺は力だけならケルググン様よりは上でナーサス様と同等だと

思います。もしよければ稽古しませんか。」

と言ってくれた。わざわざ明日の準々決勝の為に来てくれたらしい。

俺は

「ありがとうございます。トラジャーさん。」

と礼をいい、打ち合った。

トラジャーさんの打撃は重かった。ケルググン殿よりもかなり。

俺はトラジャーさんにお願いして色々な角度から撃ってもらい明日の戦闘プランを固めた。

練習後、トラジャーさんに礼を言い、一緒に食事をした。


 朝、新聞等を見ると、昨日のBブロックの結果について

『ゴブリン族隊長シンバ快勝。』

『大穴ククリコン圧倒的勝利、実力は本物。』

『波乱 マナック(前回ベスト4)敗れる!マンテナ快勝』

『王者の意地、ラオン貫禄の勝利』

などと書いてあった。


 大穴ククリコンって、実況中継者もそうだがこの魔王軍のマスコミって対したことないんじゃないか、と思った。


そういえば、準々決勝から選手がゲスト解説せねばならないらしいが、準々決勝の4試合のゲスト解説は、試合順にラオン、ナーサスさん、ケルググン殿、ククリコンとなったとのことだが試合に専念したいと全員拒否したとのこと。解説はかつての大会の本選出場者になるらしい。


実況も大変だな。

武闘会編、どうしようかと思います。結末は2種類、すでに書いてあります。

どちらの結末にするかは次にアップするときに決めます。

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