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カミュ、イナバーン勧誘に嫌気がさす。

評価頂けてうれしいです。

感想でご指摘頂いた点については、徐々に(すぐに修正すべきですが仕事が忙しくなりそうなので)修正していきます。ご指摘ありがとうございました。

結局竜の政庁の温泉会議に魔王が乱入し色々方針が決まったらしい。

最初は人化した竜たちも何事かと思ったらしいが、竜王ファフニールがまあよいではないかということになったとのこと。


風呂上がり後、魔王は再度うちに来て

「先ほど以下の事が決まった。」


1.ボーナン破壊しても何も言ってこないので竜軍は前回の倍の兵1000を連れてイナバーン王都に攻め込む。魔族はワイバーン等空を飛べる飛行軍1000を魔王直卒で率い合流する。

2.また魔族は魔族軍第2隊を旧ボーナン軍兵とともにボーナンに派遣し占領する。

3.竜王と魔王はイナバーン城の一部を見せしめの為に破壊し、イナバーン王に降伏を促す。それで交渉でボーナン領を竜の領域領土とする。

4.ボーナン領を竜の領地としアイナ村村長に治めてもらう。(まだアイナ村未承認)

ということになったらしい。


竜というのは長生きのくせに、竜王ファフニールはせっかちだ。


温泉での打ち合わせ後、竜王と二人で村長宅におしかけた。


村長は二人の突然の来訪を受け、ルオさんと俺を呼ぶから、ということでその間2人は屋台で買い食いをしていたらしい。


俺が村長の使いから、とにかく来てくれ、とのことだったのでククリコンを連れ村長宅に向かった。


打ち合わせが始まった。


俺が聞いた上記1~3までについて竜王と魔王から説明があった。


村長は3.について

「私が治めるより旧ボーナン兵士達の中で人望のあるものが治めた方がよいのではないでしょうか。そのものに、魔王軍の中で魔王軍の政治に詳しいお方が参謀としてボーナン領の統治に助言するというようにした方がよいと思います。」

といい、これが採択された。


また、ヤマタについて、

「以前説明した通り、ヤマタの旅行業者から大陸温泉旅について提案を受けています。ヤマタとわが村を海路で繋ぎ、ヤマタの温泉を楽しんだ後海路でわが村に来てわが村の温泉を楽しむように海路、道路を便利にするという内容です。わが村としては、観光客を増加させることができる案であり受け入れようと思ってましたがボーナンのせいで政情不安で凍結中です。ヤマタとの関係はどうなりますか。」

と言った。


魔王は

「魔族としては領土を無理に広げようとは思わぬし、友好が結べるのであればヤマタとは仲良くしたい。竜王はどうか。」

竜王ファフニールは

「我も同意である。」

ということで、

魔族、竜族、旧セト領、アイナ村から代表を各1名ずつ出してヤマタとは友好を結ぶこととなり、村長はそのための努力をすることになった。


また、村長は俺に向かい、

「勧誘については言ったのか。カミュ殿」

というので、まだ言ってないといい、村長のすすめで竜王、魔王に説明した。


「竜王、魔王様、実は私はイナバーンから帰属についての誘いを受けております。まあ、竜族が攻めてくるとのことで、王都を防衛せよという命です。ご存じの通り、今のイナバーンに竜が攻めてきたら、自分で言うのもなんですが、俺以外抑える事のできる人間はいないからです。竜王や魔王様にはバッチやラオンから非公式で情報が入っていると思いますが。」


 魔王はうなずき、竜王は驚いた顔をしている。

バッチが竜王に言ってないか、竜王が聞いたけど忘れているかどちらかだろう。

「俺は今はアイナ村住人であるし、ボーナンは俺が居ないときに事を起こした。俺が居ると困るからそうしたんだろう。全てはボーナンが原因でボーナンのしりぬぐいを何故俺がしなければならないのかと言い断ってます。」

「イナバーンは、俺の知人、仲の良い貴族が困っているのだ。助けよ、と言っている。特に今回は竜との揉め事ということで、かつて竜王とやりあった俺に守らせたいらしいが・・俺は言いました。俺と仲のよい貴族って誰?都合のいいときに色々モノゴトを押し付けてきたきらいな貴族は多いけど。と。俺はアイナ村の住人で、アイナ村は竜王もしくは魔王領です。すでに俺はイナバーン国王の命令を聞く義理はないし逆に竜王や魔王がイナバーン王都を攻撃せよと言ったら喜んで協力します。」

「このような時程高貴でお偉い貴族様が王に対する忠義の証明として王都防衛を指揮し、その厚遇にふさわしい働き・・・竜王魔王討伐をすべきではないですか?と言いました。使者は『カミュ殿の貴族に対しての考えは解った、王に進言し卿の望むようにしよう。それでもダメか? 』と言ってきましたが、俺は『駄目ですね。為政者としてはアイナ村の村長、ルオさんの方がよほど上で、彼らには協力しようと思うが、イナバーンの為政者に対しては自業自得だろ、知るかとしか思いません。』と言い、更に、使者は、『貴族には協力しようと思わなくとも、住民は守ってくれ』と言いましたが、住民は保護されるでしょう、魔王軍によって。あそこはそのへんきっちりしますから。竜は今魔族と同盟を結んでいます。魔王が非戦闘員の保護を言ってきたら竜軍はやるでしょう』と言いました。」


 ルオさんは

「イナバーンに譲渡を求めるのであれば、彼らの希望であるカミュ殿も参戦させた方がよいと思います。その方がイナバーンの抗戦意識が絶たれて交渉が上手くいきやすいと思います。」

と言った


 俺は

「是非お願いします。」

といい、それが承認された。

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