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カミュ、決に立ち会う。

前のお話、改行がぐちゃぐちゃで見にくくすみませんでした。

修正しました。

 バッチが上気した顔をして風呂から出てきた後、俺が風呂に入った。

 バッチは風呂から上がると、ここのところ魔王軍の件の会議が連日続き眠いので、といい、うちに来た時に泊まる部屋に勝手に入り寝た。

 

 俺は風呂から上がると、水路の活用法について農業用水以外の使い道を考え、脱穀、製粉用の水車の図面を引いた。

 後でラムザさん、ボスガンさんに見せて意見を聞き、ルオさんの所にその意見を持っていこう。


 それが済むと農具について考えた。以前鍬を作り村民に配ったが、それは平鍬だった。アイナ村は土が柔らかかったので平鍬にしたのだが今後砦まで村を広げるので、粘土質の硬い土を掘り起こす事も考えられ、その為備中鍬も必要となる可能性がある。また、雑草を刈る鎌、動力を魔石とした草刈り機などの図面も引いた。


バッチはひと眠りすると夕方起きて再度家の風呂に入り、そして帰っていった。


次の日、村民が集められ、バッチと魔族のラオンが竜と魔族同盟の為、会談を中立地であるアイナ村で行いたいということを説明した。


魔族のラオンは、

1.竜との戦を避ける為、竜と同盟を結びたいこと。

2.揉め事を避ける為、会談は中立地で行いたいことを竜に申し入れ、中立地としてアイナ村を提案されたこと。

3.魔族は誇り高く、非戦闘員を虐殺したりはしないこと。

4.それはセトとの戦を見てもらえばわかること。セトとの戦の真実はセトの住民からセトの重税から救ってほしいとの国民の願いを聞いた解放戦争であること。

5.アイナ村は最近発展が著しい。魔王領には他国から逃亡してきた人間の住む区域、今回の旧セトの領民等人間が増えてきている。これら人間の住む地域の統治にアイナ村を参考にしたいと以前から考えており、その為の視察としても魔王ベルゼバブがこの地を見たいこと。

6.同盟会談時は当然村民は普段通りの生活をしていて構わないこと。何かをお願いする場合には村民に対し対価を支払うこと。

7.村民の安全は保障すること。会談中、安全を保障する証として魔王ベルゼバブの妻アシュメダイを魔力無効のネックレスをつけたうえで大陸1の剣士カミュ殿に預けること。

との説明をした。


バッチは

1.魔族の同盟の申し入れに対し竜はそれを受けるつもりであること。

2.同盟条件を詰める為の会談を中立地で行いたいという魔族の申し入れに対し、事前に村民に相談無くアイナ村を魔族に推薦したことは誠に申し訳ないと思っていること。ただ、竜と魔族が同盟を結ぶことによって戦争が少なくなることは了承してもらいたいこと。

3.魔族は昔から人間の地より逃亡してきた人間を受け入れており寛大な統治を行っている。また戦争に対しては非戦闘員は占領したら我らが民ということで優しく接していること。

4.竜の領域とアイナ村は非常に友好な状態であって、今回の同盟は締結すれば竜の領域にとっても大変喜ばしいものである。是非友好地として協力してもらいたいこと。

との説明をした。


普段ならここで決が採られるのだが、今回は村民からの質問時間が設けられた。


 誰も質問する気配が無いので、まず俺から質問した。

「ラオン殿に質問する。俺に魔王ベルゼバブ殿の妻を人質として預けるとのことだが、それが

替え玉でなく本人である証明はどうするのか。」

 俺はラオン殿を見て続ける

「そしてそれが魔王ベルゼバブ殿の妻本人であったとしても、俺をその妻の監視で縛り付けておいて

その間にこの村に魔族が危害を加えるということがあるかもしれないのではないか。」

 

 魔族のラオンは答えた。

「準備期間及び会談時に入村する魔族は事前に村側に通達する。アイナ村は竜の駐屯地を作り竜の駐屯を認めるとの事を聞いている。で、あれば、竜側で入村する魔族を確認すればよいと考える。これについてはバッチ殿よいか。」


バッチは

「解かった。明日より対魔族の担当官をこの村に常駐させる。」

と言った。


 魔族のラオンはバッチを見て頷き、さらに続ける。

「カミュ殿、再度繰り返すが入村する魔族については事前に村側に通達する。村側はその魔族の名簿を見て、村を守ることの出来る数の竜を入村させればよいのではないか。我らはそれで構わぬ。」


 俺は、村民は村を守るため竜を入村させることに抵抗はないだろうから了承した。 


 俺が質問した事で村民からも多数の質問が出た。

1.会談後の村と魔族の関係はどうするつもりか。

2.魔族の領土にいる人間については現状どのような統治をしているか。

等である。


 それについて魔族のラオンは、

1.については、利害の対立が無い限り友好的でいたいと魔王が考えている。

2.については農地の1/10について、魔族が指定した作物を作ってもらうこととなっており、基本この作物を税として全て納めてもらうこととなっている。後は魔王軍の政策の大綱から外れない限りは自治を認めている。自治で代表を選ばせ、魔王軍の政策会議にオブザーバとして参加してもらっている。

と説明した。


決が採られた。

即日開票し、賛成が7割で会談の地としてアイナ村を提供することが決定した。


誤字、おかしい点、こうすればよい等ございましたらどしどしお教えください。

続き読みたいなどと思われましたら広告下の

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よろしくお願いします!

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