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カミュ、ルオさんの演説を聞く。

カミュの年齢設定ですが28歳です。

第1部分カミュ 逃げる。にカミュの年齢設定を追加しました。


あらすじを修正しました。

 村に入るとボナンザさん、ラムザさんと別れ村長宅に行った。

途中、屋台で買い食いをしながら村をうろついているバッチと会った。


 バッチは

「この前に村に来た時と比べかなり変わったな。活気があるし屋台の肉はうまい。」

と言い

「ルオよ、もうすぐ打ち合わせだな。私とローランでそちらに向かう。」

と行った。


 ルオさんに聞くと、折角ファフニールの腹心であるバッチも村に来ているので、打ち合わせに出てもらい意見を聞くとのことだった。


 俺は村長の家に行く前に、ハッサン医院に行き午前中調合した薬を収め賃金を貰った。そしてハッサン先生から、竜の痒みの治療用に温泉に混ぜる消毒液を貰い、その混ぜる割合を聞いた。

 温泉は俺の家の傍なので俺の方で検討してくれとの事だった。


 その後村長宅に行った。

 バッチがすでにいたので、村はどうだったか聞いたら、屋台を色々見ながら村を監視したが楽しかったと言った。角が生えていて竜の人化した姿のバッチを村人たちは分け隔てなく接してくれたと喜んでいた。

 お前結局村をぶらついて遊んでいただけだろ、と思ったが言葉には出さなかった。


 しばらくすると今日のメンバー、村長、ルオさん、俺、バッチ、ローランさんが集まった。

 

 村長がルオさんに声をかけた。ルオさんは頷き話し始めた。

「まずは今日の打ち合わせに竜の代表としてバッチ殿とローラン殿に御出で頂けたことに礼を表する。お二方には今日の打ち合わせ内容について忌憚なき意見を頂き、その内容をファフニール殿にお伝えいただきたい。」


「承知する。」バッチとローランさんは頷く。


「では始める。まず温泉の件だ。温泉についてはすでに竜のお二方には体験して頂けた

と聞いている。」


 ルオさんはカミュを見て続ける。カミュは何故俺をと思いつつ聞く。

「温泉の場所は現状通りとする。そして、村の領域を拡大するものとする。現状、村があり、その北側に竜の領域との境に村で作った砦があり、そしてその2つの間が空白地でありカミュさんの家、カミュさんの開発した岩山がある。これを砦まで村の範囲を広げる。」


 ルオはカミュを見て続ける。

「空白地にカミュさんは岩山の坑道、家、畑、そして温泉を開発された。カミュさんの土地として村は岩山、家、畑を認めるが、温泉は金銭をカミュさんに支払ったうえで村所有とする。よろしいですか。カミュさん。」


 俺はそれは無いぜと最初は思ったが、元から家、畑、実験素材用の鉱山があればいいと思っていたので了承した。


 ただし温泉代の金銭は辞退するので、代わりに畑用の土地を呉れるように言った。今の畑の面積だと研究テーマ用(薬草栽培用)の土地と自給自足用の土地としては足りないし、村の開発がある程度終わったら研究に本腰をいれようと思うがその場所も欲しいからだ。


 これはその場で村長とルオさんに了承された。


「温泉は今の位置のままにし、更衣室を備えた浴槽付きの温泉場とし、村営で入浴料を取り経営する。村営温泉の隣に竜治療用の消毒温泉を構える。温泉、消毒温泉の隣近辺に宿泊用の施設を作る。」


 さらにルオさんは今度は竜を見て続ける。


「更に温泉と温泉宿を作ることによって、新たに村とした場所で商売をするものも増えてくるだろうと考える。商売をしたい村民や、この村に店を構えたいと考えるものに金銭を貸与し、積極的に移住を促す。」


「便利な道具を作る等村民の暮らしを充実させる為、鍛冶場を充実させる。その為に村営の鍛冶場を作り、村人たちの中の希望者を募りそのメンバーとする。ラムザさんには現在のラムザ鍛冶店の他に村営の鍛冶場の取りまとめをして頂く。これはラムザさんにすでに了承を得ている。」


「村民の健康を守るためハッサン医院も充実させる。これは先ほどの鍛冶屋の様に対処する。」


「村営の錬金所を作る。これも村の充実を図るためである。現状、村には魔法使いはカミュさんしかおらず、錬金はカミュさんしか出来ないが、村外から何人かの錬金術師を招く。これは村長の伝手で何時でも手は打てることになっている。皆の了承を得、村民の了承が得られたら早速手配する。なお、カミュさんは研究結果等で村の役に立つ錬金を発見した場合、この錬金所にも成果を教えてくれたらありがたい。ただしこれは強要するものではない。」


 俺は賛同した。元から危険な技術や村人には取り扱いにくい技術以外は教えるつもりだったからだ。


 ルオさんは村長を見て言う。

「村の発展を更に促進させるために道を整備する。村の南北に1本、東西に2本太い道を通し、モノや人の移動がしやすい様にする。更に村で取れるものを増産するために畑南北の開拓をすすめ、増産した作物を名物にする研究を行う為の研究所を作る。ここには農民、商人のうち引退したものを当てる。また、竜に喜ばれるものを作るために、随所ローランさんに意見を頂く。」


 ローランさんは頷いてる。事前に話を通してあるのだろう。


「村の開発においては以上である。」

ルオさんは言った。


 村の開発については概ね人間側は賛同し後日村民を集め話すこととなった。


「さて、竜の皆さんについてですが。」


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