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近代的解釈の矛盾と欠点

どうも初めまして。私は歌田義人というものです。


私は大学で人体解剖学を含む医学を学びました。


そして古代の人間における身体性や文化を思考するにあたり、多くの人にとってはまことに驚くべきいくつもの理論を得たのです。


今回はまずその第一として、日本の若年層に支持を得ているこの小説家になろう、というサイトを利用し


間違いだらけの近代的身体ストレッチ法、筋力トレーニング法の矛盾と欠点を指摘するとともに


正しい身体機能再生法について論じてゆきたいと考えています。


早速ですがあなたは身体を柔らかくする、という言葉を聞いた時何を思い浮かべますか?


おそらく大抵の人はマスメディアや学校教育の現場で広く支持されている『ストレッチ』というものを思い浮かべるのではないでしょうか


踵から膝、臀部までを床につけ、上体を前屈することで下肢の柔軟化を図る、このような手法が一般的であると思います。


しかし、解剖学、古代的な身体生理の観点から見ると、こういった手法はまことに非合理的であると言わざるを得ません。


皆様は身体が硬い原因をどう捉えてらっしゃるでしょうか。


多くの人は身体を動かす機会が少ない人は身体が硬いのだとか、男性は女性に比べ筋量の影響から身体が硬いのだという解釈をなさっているかと思います。


これは一面的に見れば確かに真実なのです。


ですが本当の理屈を正しく説明できてはいません。


問題なのは、なぜ運動の機会が少ないと身体が硬くなるのか。


なぜ、筋量が多いと身体が硬くなるのか。


この二つの説明であると思います。


これらを説明するために、ある事例をあげます。


運動経験が豊富で、全身に筋肉がありながら身体が硬い男性の例です。


彼は下腿を床につけた前屈動作をすることができません。多くの人はそれが筋量のせいであり、十分な柔軟運動を行わないためにからだが硬いのだと言います。


ですが疑問が残ります。


私は未だかつて、健康な男性においてどれほど筋肉質な男性においても、膝関節や肘関節が筋量のために運動を阻害され、柔軟化を必要とする方を見たことがないのです。


膝関節や肘関節はどれだけ筋肉が付いていても、これといった柔軟運動を必要としないはずです。


では、多くの現代人において硬さが指摘されている股関節とこれらの関節において一体何が違うのでしょうか?


これを明らかにするためには、我々の遠い遠い祖先、まさに自然の中を駆け巡り暮らしていた野生の身体性を考慮しなければならないのです。


続く

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