表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/4

見て感じろ。物語における『空白』という名の生存戦略

いきなり1つ例文を出しましょう。






「―で、ここの黄昏(たそがれ)時というのは()(かれ)時ともかけている。夕方の薄暗く、人の顔の見分けがつきにくくなった時間帯のことを指すんだ。一部ではあの世とこの世が繋がる時間帯とか、逢魔(おうま)が時。()。──つまり悪い悪魔とか、幽霊とかに()いやすくなる時間とも言われてたりするな。余談にはなるが、朝方の薄暗い時間帯のことはカタワレ時といって―」

「ふわぁぁ、ねみぃ」

大きなあくびをする。興味もない話なんて聞く気にもならない。先生って人種はどうしてこうも永遠に話してられるんだろうな…。何も書いていないノートを(なが)めながらそんなことを思う。…よし、寝るか。腕を(まくら)代わりに目を閉じる。このまま夢の世界へレッツラゴー…。──グサッ!太腿(ふともも)に激痛。

「っ!?」

授業中に叫ぶわけにもいかないので必死に(こら)える。

「ってぇな!?いきなり何すんだよ!」

ヒソヒソと太腿(ふともも)にシャーペンを突き刺してきた犯人に文句(もんく)を言う。

駿(しゅん)ちゃんが寝ようとするからでしょ!授業はちゃんと受けなさい!」

「お前は俺の親かよ…」

はぁ、と溜め息。とはいえまた刺されるのはごめんなので話を聞いているフリをする。








これは私が息抜きで書いた小説の冒頭です。

この文をみてどう思いました?


まずは読みたいではなく


うわ...字が多くて読みづらい...。めんどくさい。


もしくは読まずに飛ばした人も多いのではないでしょうか?


読んでもらうには文を着飾る必要はありません。読みやすく配置することに意味があります。


これができていない文章はいくら上手くできていようとまず読んですらもらえません。


今あなたが感じたように読もうとする前に読む気が失せ、そこから離れるからです。


ではWEB小説においてこの読んでもらう力、読みやすさとはなにか。


簡単なことです行を空けること。隙間を作ること。これだけです。


今私がこうして書いているように文と文の間に1行空けること。それだけで読みやすさが変わります。


特に今はスマホで読んでいる人がほとんどでしょう。


だからこそ、読みづらさを改善すること、行を空けること、はあなたが思っている以上の効果があります。


詰まっている文をスマホで見たとき、まるで黒い塊のように見え、嫌悪感が先に来てしまうのです。


ではこれを例文に当てはめてみましょうか









「―で、ここの黄昏(たそがれ)時というのは()(かれ)時ともかけている。


夕方の薄暗く、人の顔の見分けがつきにくくなった時間帯のことを指すんだ。

一部ではあの世とこの世が繋がる時間帯とか、逢魔(おうま)が時。


()


──つまり悪い悪魔とか、幽霊とかに()いやすくなる時間とも言われてたりするな。


余談にはなるが、朝方の薄暗い時間帯のことはカタワレ時といって―」


「ふわぁぁ、ねみぃ」


大きなあくびをする。


興味もない話なんて聞く気にもならない。


先生って人種はどうしてこうも永遠に話してられるんだろうな…。


何も書いていないノートを(なが)めながらそんなことを思う。


…よし、寝るか。


腕を(まくら)代わりに目を閉じる。


このまま夢の世界へレッツラゴー…。


──グサッ!


太腿(ふともも)に激痛。


「っ!?」


授業中に叫ぶわけにもいかないので必死に(こら)える。


「ってぇな!?いきなり何すんだよ!」


ヒソヒソと太腿(ふともも)にシャーペンを突き刺してきた犯人に文句(もんく)を言う。


駿(しゅん)ちゃんが寝ようとするからでしょ!授業はちゃんと受けなさい!」


「お前は俺の親かよ…」


はぁ、と溜め息。


とはいえまた刺されるのはごめんなので話を聞いているフリをする。







さっきのものとは打って変わって読んでみようかな?と感じたはずです。


文章は全く変えてません。ただ行を空けただけ。


それだけで読みやすさが変わったのが見て分かると思います。


が、しかしここでこういう疑問が湧いてくるでしょう。


行を空けろ、隙間を作れ。それって具体的にどうすんねん。


初心者の私に分かるわけけ無いだろう。と。


はい。任せてください。分かりやすく説明させてもらいます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ