第79話 白の底にあるもの
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地下通路の壁に、淡い光が宿っている。
白ではない。
透明に近い、冷たい微光。
石の奥から、かすかに脈打つ。
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視聴者:462,114,882
【地下の光こわい】
【鉱脈フラグ】
【続き待ってた】
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レインは立ち止まり、指先でその石に触れた。
深い。
これは表層ではない。
もっと下だ。
王都の真下。
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「……あるな」
ミナが息を呑む。
「鉱脈?」
「深い層に溜めてる」
短い言葉だったが、確信があった。
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視聴者:464,882,441
【下だ(確信)】
【鑑定士ムーブ】
【ここで解放しちゃう】
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解放はできる。
だが。
レインはそのまま進まなかった。
視線を、上へ向ける。
石の天井の向こう。
地上。
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「先に、上だ」
「え?」
「力は逃げない」
わずかに息を吐く。
「今は、人だ」
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視聴者:467,441,882
【今は、人だ←刺さる】
【優先順位の塊】
【歩ダン主人公さすがっす】
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階段を戻る。
重い鉄扉を抜け、王都の内側へ。
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空気が違った。
戦場の喧騒は直接は届かないが、街全体が緊張に包まれている。
窓は板で打ち付けられ、商店の看板は外されている。
広場の噴水は止まり、水は濁り、石畳には乾いた血の跡が残る。
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視聴者:470,002,441
【噴水止まってるのキツ】
【血の跡=現実】
【戦時の空気重い】
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壁に貼られた紙。
志願者募集。
強制徴兵。
そして――「鉱石適合検査」の文字。
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通りを急ぐ若い兵士の首元に、鈍い光が宿っている。
小さな鉱石片が、鎧の隙間から埋め込まれている。
顔色は悪く、目は焦点が定まらない。
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視聴者:472,882,441
【適合検査って何だよ】
【埋め込み怖すぎ】
【寿命ドーピング】
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「……命を削ってる」
ミナが低く呟いた。
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残響の仲間が、小声で言う。
「こっちだ」
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古い石造りの教会。
扉の隙間から、かすかな灯りが漏れている。
中に入ると、避難民が身を寄せ合っていた。
泣き声を抑えた子供。
祈る老人。
沈黙する男たち。
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【最後は教会…】
【逃げ場がここしかない】
【再会来る?ハンカチ準備】
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ミナが一歩踏み出す。
「……母さん」
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奥にいた女性が顔を上げる。
一瞬、信じられないという顔。
次の瞬間、駆け寄り、抱き締める。
弟が泣きながらミナに飛びつく。
残響の兵も、それぞれの家族と再会できた。
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視聴者:478,441,882
【おかえり…】
【弟かわいい】
【前が見えない】
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レインは少し離れた場所で、その光景を見ていた。
守る理由を、確かめるように。
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だが、教会の奥で震える声が響く。
「昨日、隣の娘が連れて行かれた」
若い母親が、泣き腫らした目で言う。
「適合したからって……」
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老人が、重く続ける。
「鉱石を飲ませるんだ」
「体に埋め込む者もいる」
「戦場で三刻も持てばいい方だ」
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視聴者:482,441,882
【胸糞警報】
【使い捨て兵器】
【ウルトラマ〜ン】
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教会の空気が、冷える。
ミナの赤が、かすかに灯る。
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レインの視線が、静かに上がる。
「子供も?」
「……はい」
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その瞬間。
教会の扉が、荒々しく開いた。
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視聴者:486,002,441
【キタキタキタキタ】
【ナイスタイミング】
【扉クラッシャー】
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レムナート兵が五人。
鎧の胸元に、鉱石片が埋め込まれている。
鈍い光が、鼓動のように明滅する。
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「適合者を引き取りに来た」
兵長が無機質に言う。
「戦場は人手不足だ」
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母親が子を抱き締める。
「まだ十五よ!」
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兵長は淡々と答える。
「鉱石を飲めば、戦える」
「命を削ってでも国に尽くすのは名誉だ」
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視聴者:489,441,882
【名誉ハラスメント】
【クソ理屈】
【許せん】
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レインが、一歩前に出た。
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蒼はまだ出ない。
だが、空気が変わる。
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「……名誉?」
低い声だった。
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兵長が睨む。
「誰だ、お前は」
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レインは答えない。
ただ、兵と民の間に立つ。
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教会の中の誰もが、息を止める。
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レインの目が、ゆっくりと細まる。
「どこの国の理屈だ」
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兵長が剣に手をかける。
「国のために死ぬのは当然――」
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視聴者:493,002,441
【立った】
【通さん】
【その台詞は死亡フラグ】
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その言葉が終わる前に。
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レインの怒りが、静かに底を割った。
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視聴者:496,441,882
【底割れた】
【ここから無双確定】
【派手にやると見つかっちゃうぞ♡】
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(第79話・完)




