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00 われ心より、こがれ望む

ドイツ人で陽気なモーツァルトと、

イタリア人で内気なサリエリが友情を構築していく、

映画『アマデウス』とは、全く逆の物語です。

このお話では、サリエリは狂いません!

一緒にカンタータも作曲しちゃいます。

(オフェーリアの健康回復に寄せて K. 477a)


5月7日、サリエリの亡くなった日です。

物語にすることで、

死後201年経っても、モーツァルトを殺したと誤解されているサリエリの名誉回復と、

魂の救済を目指します。

仲良しを奪われていたモーツァルトの魂も救済しましょう。



現代の考え方である「量子力学」の要素をほんのりと、

モーツァルトの時代に広がりを見せていた「数秘術」の要素を少し合わせて、

モーツァルトの作曲の才能の考察と、『音楽の波の調べを感じとる超能力』を加えて、

時代、芸術について楽しみたい物語です。

お話を読むときに聞いてほしい曲を各話、指定していきます。


フィクション、ファンタジー混在で、

貴族社会で競い、理解し合い、励まし合う、音楽だけに留まらない芸術家たちの苦悩や喜びに迫れたらな、と思ってます。

ゲーテやハイドン兄弟もベートーヴェンも、フェルメールも出てきちゃう。



また、この時代は、楽器に大きな変革が起こった時代でした。

今も演奏されているストラディヴァリのヴァイオリンたちが、どんどん生まれて、

まだ新品で,青い若い音を奏でていた時代、

今のピアノの原型であるフォルテピアノができた時代で、

演奏される演奏会での楽器の音が、ガラッと変わるような時代でした。


ほんのひととき、AI生成のことを忘れ、

生演奏でしか音楽を聴けなかった時代に想いを馳せ、

モーツァルトやサリエリのファンの皆さんと、音楽を楽しめる空間になれると嬉しいです。


(ちなみに私は音楽にそんなに造詣が深くないので、

フィクションとして、どうか色々お許しください(>_<))

【J.S.バッハ コラール前奏曲(BWV 727)パイプオルガンの演奏をかけてお読みください】






ひと粒、ふた粒と

音の砂粒は、吹く風に乗って、吹き上がり


舞い上がっては踊り始め、



天から照らされ光の粒となって、美しい波の調べとなって

教会に座っているあなたのからだに触れ、打ち,響かせるので


この世に打ちひしがれて教会に足を運び、

でももう、一歩も動けないと倒れた人間の心も

このパイプオルガンの響く美しい波の調べに身を浸すと、

いつしか動いてしまいます。


美しい光の波が、意思を持った振動が、澱や膿みを洗い流してくれるのです。



そんな、心を動かす音の砂粒の姿を、波の調べを見つめ、

自由自在に摘んでメロディの形に紡ぎ、五線譜の緯糸へと

美しい布への機織りをすることができた音楽家が、

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ。

音での機織りの方法の基礎を創った、ドイツの偉大な音楽家でした。




音楽は、誰のために紡がれるのでしょう?

作曲家たちは、誰に捧げたいと、心からこがれ望み、創ったものなのでしょうか?




バッハは、イエス・キリストの存在を讃えるために、唯一神へ捧げるために。


なので、

民の心をイエス・キリストが救ってくださる構造を持つ曲を多く生み出しました。



サリエリは、自らが仕える皇帝ただ1人へ、その存在を讃えるために捧げました。


1人の人間の欲を満たすもの、陛下の好みを熟知して、

これまでに世界にあったシステムに則って作りました。




モーツァルトは?


彼は、王侯貴族からの依頼で、多くの音楽を創ったので、

貴族の欲に合わせて、お金のために権力に捧げているように感じるかもしれませんが、


どうやら彼は、

新しい音の波を感じ取ることができる、類稀なる才能を自分へ与えてくれた

とある神さまへ,全てを捧げているようです。



その神さまのためならば、

貴族に非道な扱いをされて落ち込んだ日にも,

勇気が湧いてきて

音楽のイメージが、

ぴったりな曲が、

渾渾と湧き出てくるのです。




そんな無限のインスピレーションをモーツァルトへ与えた神さまは、

具体的には一体、誰なのでしょう?



バッハと同じく、唯一神、イエス・キリストなのかしら。


もしくは大天使?


いや、

ハイヤーセルフと呼ばれる、それぞれ自分に唯一無二の、上にいる存在?


はたまた、

ヨーロッパを見守る偉大な父では無い、古代の神様イシス?



あるいは、モーツァルトが「神」だと思っているだけで、


翼もなく、地面に足をつけて歩いている、我々と同じ人間である誰かが

神をも超える強い祈りでモーツァルトにインスピレーションを授けたのではないかしら。



モーツァルトとサリエリ、

信頼し合った2人が、お互いが心からこがれ望んだことを成し遂げたから

この世で奇跡を起こすことができた、

心を持った人間だから起こせた奇跡を、


この物語は、モーツァルトの音楽の織り方を、

サリエリと共に少しずつ解き明かしていくお話です。







このお話群は、

中野雄さんのご著書、『モーツァルト 天才の秘密』 に触れたから、

この本を読んで、イメージが湧きました。

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