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School Life -完全版-  作者: orange/香月
大学ノート2冊目
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16/46

16日目 Other language

「さぁ、奏ちゃん!君の返事を・・・さっきの続きを!」

奏海は迷った。さっきまではもちろん・・・と言えたのに。

(どうしよう・・・秀先輩はすごく好き・、・・・でも炉火井は・・・・・!)

そう。秀と付き合う=ロビィに絡まれる。秀がモテない理由もここにあった。

(えぇーーーーい!!!!もう、どうにでもなれ!!!)

奏海は意を決して大きく息を吸い込んだ。

「私もっ・・・!秀先輩が好きです!!!!!」

「・・・・・・・・・・・・!!!!!」

秀の頭の中では祝福の鐘が鳴り響いている。

「奏ちゃ~~~~ん!!!」

秀はうれしさのあまり、奏海に抱き付いた。

「Oh~~~!!Shu~~~~!!!MeはShadeからAidしていたよ!」

草陰からロビィが現れた!

「ロビィ~~~~~~~~~!!俺やったよ~~~~~~~!!!」

「Oh~~~~!!Shu~~~~~~~~~!!!」

ロビィと秀は抱き合った。

(これからも私はこの人に絡まれながら生きていくのね・・・・)

抱き合う2人を見て、ため息がこぼれる奏海であった。


「おーーい!秀!タカシ!!」

佐久良が遠くから走ってやってきた。

「サク!?久しぶりじゃん!!」

「秀・・・・!俺を・・・・・うっすぅ~~~~い俺を覚えててくれたんだな・・・!」

「Oh!?Sa Ku Ra!まだGo homeしてなかったのかい!?」

かみ合わない3人の会話を奏海はぼんやり聞いていた。

「Hey!Sakura!!Hearしてくれよ!」

「おぅ!なんダ??」

「HereにいるOur friendなShuとCute GirlはNow、MEDE鯛のさ!」

「やめろよロビィ~!照れるじゃん///」

3人の会話はまだ続く・・・

「あ、そうダ。俺ってば秀のカノジョの“フセチー”まだ知らないんだけド・・・」

佐久良は突然意味不明なことを言い出した。

「ふ、ふせちー???」

聞きなれない単語に奏海は動揺を隠せない。

「あぁ、“名前”って意味だよ、奏ちゃん」

秀が通訳してくれたのだが・・・一体どこの言葉だろう。

「Oh?Cute GirlはKnowしていないのかい?」

「はぁ・・・あの・・・何なんですか?その・・・ふせちーとか・・・」

奏海は秀に尋ねた。

「マ○イドリンクの缶についてるシールをめくると書いてあるんだ!」

(で、でたー!マ○イドリンク!!)

困惑する奏海に秀は更に続けた。

「今度、その言葉を集めたマ○イ語録が出るんだ!」

「・・・・!?」

「Hey!MeはNow、Auto sale機でマ○イDrinkをBuyしてきたよ!」

「学校に売ってんですか!?」

高等部の自販機で販売中らしい。奏海は驚きを隠せない。

「Yes!MeはEveryday、Drinkさ!SealもSuch(こんな)にGather(集める)だよ!」

ロビィは表紙に“Myマ○イCollection”と書かれたノートを取り出し、開いた。

そこには“ヌッホp”と書かれた色々なバージョンのシールが貼られていた。

「ThisはヌッホpのPageだね!」

例)君はヌッホpだい?(君は何歳だい?)

この様な例文がたくさん書かれている。

(何なのよー!?)

「そうそう、ThisにはApplication(応用)編があるのさ!Sakura!?」

「おぅ、ご指名だナ!よし、タカシってヌッホpだっケ?」

「Oh~~~~?Forgetなのかい?Meは1987ヌッ生まれだよ?」

「あぁ~~~そうそう、1987ヌッだ~~!」

どうやら“ヌッ”で年という意味らしい。

「なんだよお前ら~~俺も混ぜてくれよ~~~」

秀は奏海のことを忘れ、2人の中に入って行った。・・・せっかく結ばれたというのに!

(何よ!?私ってばまた炉火井に負けた!?)

だんだんイライラしてきた奏海。

(しかもロビィ先輩、怪しい英語どころか・・・わけわかんない言葉も覚えようとしてるし!)

そんな奏海の心の中を知ってか知らずか、声をかけたロビィ・・・

「Hey!Cute Girl!MeのNotebook貸してほしいのかい!?」

「No thank you・・・」

「Oh!?Cute Girl!MeよりPronunciation(発音)がGoodじゃないか!?」

ロビィは少しショックを受けている。

「さすが俺の彼女!」

秀は少し自慢げである。

「ねー、君のフセチーはー?ヌッホpは~??」

(この3人、本当に仲良いのかしら・・・)

やっぱりかみ合わない3人の会話に奏海は呆れている。

「えぇと・・・三上奏海、中等部3年です。」

とりあえず佐久良の質問に答えた。

「じゃぁ奏ちゃんは1988ヌッ生まれなんだね!」

「Oh~Cute Girl!Youngだね!!」

「YoungだYoungだ!!」

やっとかみ合った3人の会話・・・

「Youngって1年しか変わらないじゃないですか!!」

しかも奏海は3月生まれなので、1989ヌッ生まれだ。

「もうっ!!私帰ります!!!秀先輩、また明日♪」

奏海は秀に手を振ると、寮に向かって走っていった。

「See you again!Cute Girl~~~~~~~~~~!!!!」

秀も手を振ったのだが、ロビィの声に負けてしまった。

(できれば二度と会いたくねーーーーー!!!!)

もう少しで奏海は夕日に叫ぶところだった・・・・


挿絵(By みてみん)

この話で出てくるフセチーとかヌッホpは、当時作っていたHPでの文字化けに由来します。

プロフィールページの「名前」が「フセチー」に文字化けし、「年齢」が「ヌッホp」に文字化けしたのですー。

これがやたらツボに入った私と香月ちゃん・・・という覚えが。違ってたらごめん(笑)

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