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最強の剣聖は自由を求め、転生する!〜世界最強の自由人〜  作者: 冬城レイ
第八章「最強の器」

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他文化共有授業

 オートレイス王国王都 《ビレイム》を訪れたのは人生で二回目だ。この五十七年間の間で。

 最年少教皇として四十五歳で教皇になった。私は誰よりも神を進行した。


「神のお告げ……それは何よりも大事なもの」


 グランメルは学園に入った。手紙は渡しているため、何もなく入れた。


「国立剣士学園生徒に教えを説く許可をくださりありがとうございます」


 グランメルト向かい合って座るのは学園長——《アジアス・アルゴア》オートレイス王国アルゴア侯爵家の次男。貴族としては大人しく、親に頼らず自分の力でここまでの地位についた努力家だ。


「いいえ、たまには多文化を教えたいと思っていましたので」

「そうですか……。ありがたいです。では、予定を組みましょうか」

「明日、空きがあるクラスがあるのでそこに入れておきます」

「わかりました」


 学園長は教皇の企みに気づかずギルティナ・エリスフォードがいる教室へと予定を組んだ。


 ■


 今日は多文化共有という事で、ホミラ信仰教国から教皇がわざわざ出向いたらしい。

 だとしてもおかしな点はあるが、気にしないことにする。


「皆様……こんにちは」


 授業が始まった。多文化共有と言う名のもとで始まったが、やはり違和感は消えない。パステルはこちらの様子を確認する視線をずっと向けてくる。

 更に、昨日見たパステルの異常な力。私としてもとても驚きだった。


「このようにホミラ神様は——」


 考えているうちに授業が終わりそうだ。特に何も起きなそうでホッとした。目を開けると——。


『君が……ギルティナ・エリスフォードだね?』


 びっくりして後ろに倒れそうになるが、倒れなかった。

 周りも見渡すと、教皇しかいなかった。


「こ、ここは」

「偉大なるホミラ神様が生み出した《神空(しんくう)》です」


 神空、知らない単語。そしてホミラ神って誰よ。前世ではそんな神はいなかった。


「へえ……。それよりも、なぜ私はここに?」

「女神ヘールラ様に命を受けましたゆえに」


 なるほど。またヘールラか。

 先に私を殺す作戦ね。いいじゃない。だけど本人に言ってしまう教皇——案外馬鹿ね。


「グランド」


 手元にグランドが出現する。この場で教皇を殺す。


「ほぅ……そうきますか」


 一瞬で教皇の目の前に移動し切り込んだ。


「無駄ですよ」


 ——グランドの刃が教皇の手で止まっていた。斬れていなかった。


「!?」


 即座に距離を取ろうとしたが、グランドを掴まれていたため距離を取れず——。


「逃がしませんよ」


 手に謎のオーラを纏わせ、ギルティナの腹部に衝撃を与えた。

 ギルティナは無限に広がる《神空》の奥に飛んでいった。

 ギルティナの意識は途絶えた。


「案外弱い者ですね。衝撃波一つで意識を手放すとは……」


 神空が崩壊していく。


「まぁ、問題はないですね。ギルティナ・エリスフォードの実力は測れたと言ってもいいでしょう」


 神空が完全に崩壊すると、元いた教室に戻っていた。

 そして神空を展開する前の時《とき》に戻っていたのである。


 それに気づいたのはパステル・グレアン——ギルティナの監視兼妨害を任されたターセルだけであった。

この章では今まで書かれなかった場所の名前、人物の名前ができる限り出されるように調整しています。

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