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最強の剣聖は自由を求め、転生する!〜世界最強の自由人〜  作者: 冬城レイ
第二章「学園生活開始」

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久しぶりに会う令嬢

 学園に、一際目立つ人物が居た。


「教会の人だ……」


 シスターこと、ギーナ・フォールバルンはギルティナがいる、観客席へと向かっていた。


(目立つのは好きではないのだけれど……)


 そう心のなかで思いながら進んでいく。


 ■


 ギルティナは、観客席で、他の人の戦いを見ていた。


「つまんないわ」

「仕方ないでしょ……」

「明日と明後日なんか待てるわけないでしょ!!」

「我慢して。どうしようもないじゃない? 決まりは守るしかないの」

「はーい……」


 その時、肩を叩かれた。


「お久しぶりですね。お二人とも」

「シスター!!」


 学園進学を勧めてくれた、恩のある人。思えば、現世の知識の半分をシスターが教えてくれた。


「どうしてここに?」


 フィオナがそう尋ねた。


「成長を見たくて、来てしまいました」

「ありがとうございます! 来てくれて嬉しいです!」

「そう言ってくれると嬉しいです」


 フィオナ、そしてギルティナの頭を撫でた。


「では、私は用事があるので……」

「ええ、わざわざありがとうございました」

「シスターまたね」

「はい。また会いましょう」


 そう言って、去っていくシスターの背中を見つめ、視界を外す。


 ■


「シスター戻ってきたか」

「ええ。 それと、あの二人の魔力を少し摂ってきました」

「へぇ。どっちのほうが、質がいい?」

「ギルティナさんのほうです。あの魔力の質……お姉様に似ています」

「へぇ……病気してる姉の魔力と似てるってか」


 その時、ドアが開く。


「お姉様!!」


 青髪の女性。ギーナと髪の色以外は何も変わらない。

 ギーナの双子の姉―――シーナ・フォールバルン。


「ギーナ……その魔力……どこで……」

「お姉様ッ!! お座りくださいッ……無理はいけません……」

「大丈夫……大丈夫よ」


 シーナはゆっくりと腰を下ろした。


「―――この魔力を吸ってください。必ず、よくなるはずです……」


 ギーナはシーナの口に、採った魔力を流す。

 すべて飲みきったシーナは、明らかに元気になってた。


「ギーナ……ありがとう」

「いえ……私は心配でした……良かったです」

「心配かけてごめんね……私はお部屋に戻るわ」


 そう言い、部屋へと戻っていた。


 ■


 ベッドに潜ったシーナは笑っていた。


「みーつけた……」








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