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奴隷は魔王となり、復讐を決意する。  作者: 影月命
第1章「奴隷落ち」
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第9話 『お別れ』

「じゃあ、お前等」


俺は闇の籠った声で言う。


「死んでくれ」


振り返り、みんなにいやらしい笑みを見せながら言う。


「え」


その瞬間、さっき知ってることを暴露した奴の首が飛んだ。


切れた首から血が噴水のようにブシャーと出る。


「ち、即死させちまったか」

「ひいぃ!」


二人は情けない声を漏らしながら、逃げようとした。


「とりあえず、お前はこれで大人しくしてろ」


俺はポケットから『紋章の刻筆』を取り出し、でかい男の腕に奴隷紋をかく。


紋章は基本どこにかいてもいいが、よく胸元にかかれることが多い。


「じっとしてろ」


すると、男の体は勝手に動き、地面に横たわった。


「なんでだ。体が動かない」


男は必死に動こうとしてる表情をしているが、体はピクリとも動かない。

じゃあ、こいつは後にして、まずはあいつか。

違う男の顔を見ると、そいつはひっ!と情けない声を出してガタガタと震えていた。


「次は即死させないようにしてやるよ!」


俺は手に持ってる剣を男の腹めがけて思い切り投げた。

すると、男の腹は貫通してそこから血がドバッと出てきた。


一瞬のことに脳が追い付いていなかったのか、血が出ても何が起こったのかわからないような表情をしていた。

ハッと我に返り腹を見ると、自分の腹が貫通したことに気づく。


「う、うわああああぁぁぁぁぁ!」


男は倒れ込み、パニックになった。

俺は今のうちに、奥に行った剣をとった。


「おい、パニックになるな。正気を取り戻せ!」

「黙れ」


すると、口は開けれるが、声がでないようになった。


俺は倒れた男の上に乗り、剣を何度も突き刺した。


「あはは、あはは。さあ、苦しめ!クズども!」


「俺が何をした。俺が何をした。俺が何をした!」


俺はエルザに向けての怒りをぶつけるように男の腹を何度も刺した。

刺すたびに返り血を浴びる。


「嗚呼、気持ちいい」


すると、また殺したときと同じような快感に襲われる。

男は口からは血が出て、黒目は徐々に両端に行った。


それから数分経つと、刺しても、刺してもピクリとも動かなくなった。


「もう終わりかよ。人間の体はいったいどれだけもろいんだぁ?よくその体で生きてられるな」


まさかこんな奴等と俺は暮らしてたとは。

過去の俺に言いたい。

人間はクズ。どんな育て方をしても結局はクズになる、と。


「なら、次はお前だ!」


俺はまったく動かない男を睨みつける。

俺は剣を地面に引きずりながらゆっくり動き、男に近づいて行った。

なぜ、こういう行動をするかって?

恐怖を味わってもらうためだ。


俺が実行するまでの時間に恐怖で精神的に追い込んでやろう。


男の目を見ると、黒目が揺れていた。

唇も震えている。


すると、涙を流し始めた。

最終的には、恐怖に耐えられなくなり、発狂するだろう。ま、できないけど。


近くまで来ると、剣を投げ捨てた。

まずは、殴る蹴るをしよう。

俺の怒りも晴れるし、こいつにも痛みが入る。

一石二鳥だ。


俺はボールでも蹴り飛ばすように、男の腹を思い切り蹴った。

なんかすっきりしない。


そうか、悲鳴を聞いてないからだ。

きっと悲鳴を聞けば、もう一度あの快感を得られるだろう。


「喋ってもいい」


すると、まるでさっきまで息を止めてたかのように息を荒くした。


「た、助けてくれ!」


俺はその言葉を無視して腹を思い切り蹴る。

すると、唸り声をあげた。


「うううぅぅううぅうう」


苦しそうな表情と声、やっぱりこれが快感の原因か。

あ~、気持ちいい。


復讐の念を抑えるには、やはりこの快感が必要だな。

俺は男の髪を掴み持ち上げ、顔面を思い切り殴る。

そして倒れた男の上に乗り、拳で右、左と交互に殴りつける。


「さあ、俺を十分に楽しませてくれよ」


俺は苦しむ男の顔を見て、嗤いながら何度も殴った。

すると、気絶しそうになっていた。


「おいおい、このくらいで死ぬわけじゃないだろうな」


まあ、いいや。

俺はそんなのお構いなしに、次の行動に出た。


剣を持ち男の前まで来ると、腕の上から剣を落とした。

すると、剣が地面に突き刺さるとともに男の腕が綺麗に切れた。


「ああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


「俺の腕があああああああ!」


男が叫んでいる、だからなんだ。

俺は剣を抜いて、次に腹を切り裂く。


「ああああああ!なんで、さっき許したって言ったじゃねえかよ!」


男がなんか叫んでるぞ?


「あれ、あのとき言ったよな?今は殺さないって」


俺は今ってところだけ少し強くして言った。

すると、徐々に絶望したような表情になっていく。


「この、恩知らずがああああ!」


それが、彼の最後の言葉だった。

俺は男の心臓を貫き、殺した。


ち、ついムカついてトドメを差してしまった。

俺をもっと楽しませろよ!


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