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虚栄  作者: 竹取夜鷹
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39' nemo Day5

「いやぁ、私だってカーラから頼まれなかったらこんなことしたくないけどね。まぁ、寛いでよ。飲み物も食べ物もある。テレビが見たけりゃリモコンはここだし、進撃も暗殺教室もスラダンも全巻置いてある。体を動かしたいならルームランナーあるし、シャワーもある。着替えも新品を用意してある」

「・・・誰なの?言っとくけど私の家にお金なんてないよ。誘拐は無駄」

「まぁ、いきなり連れてこられて警戒するなってのも無理だよね」

「・・・何人?」

「なにが?」

「イントネーション的に日本人じゃあないよね」

「あはは、鋭いね。私のキュートなお顔を見せてあげれないのは残念だけど、まぁ日本人じゃあないよ」

「何が目的なの?」

「実は私もよくわかってないのよね」

「・・・たかに関係あるの?」

「・・・たか?誰だい」

「高馬悠太」

「・・・」

「・・・?誰?」

「・・・」

「まぁいいや。警戒しそうだから水とか食べ物は未開封だよ。水道も通ってるからトイレもお好きにどうぞ」

「待って!」

私は振り返らずドアを閉める。はぁ。誘拐ねぇ。比較的軟禁ではあるけどあんまりいい気はしない。

「どう?」

「暴れはしなかったけど、素直でもなさそうだよ。脅しとく?」

「余計なことはするな、GT」

「はいはい」

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